「日経トップリーダー」を定期購読していると季刊で「MOMENTUM」という雑誌が同封されてくる。
高級時計や高級スーツ、高級店を紹介するセレブ的要素の強い雑誌だが、
巻末に伊集院静氏のコラムが掲載されている。
そのタイトルが「ギンギラギンにさりげなく。」
これは伊集院氏が伊達歩という作詞家名で書いたマッチのヒット曲。
僕は「ギンギラ~」ではなく、もっぱら「愚か者」ばかり歌う。
愚か者本部長としては当然の行為。
偏差値だって70点をはじき出す(笑)。
言いたいことはそんなことではない。
今日はそのコラムに内容について・・・。
今回は”東京の宿。”が題名。
20代から今に至るまでの東京でのホテル暮らしについて書かれている。
伊集院氏は元々、生活の拠点だったわけだが、今は仕事場。
どんなホテルが仕事をしやすいかが伊集院氏の視点で述べられている。
独特なのであまり参考にならないが(笑)、その暮らしぶりは興味深い。
コラムは
「良いホテルに出逢うには、時間が必要なことをアドバイスとして書いておく。」
と締められている。
さて、僕はどうだろうか。
頻度でいえば2か月に1~2回の割合で東京のホテルに宿泊する。
こだわりはない。ほとんどが安ホテルに泊まる。
酔って帰って寝るだけ。
翌日もそそくさと身支度を済ませ、チェックアウトすることが多かった。
いいホテルである必要性もなかった。
数年前までは貧乏性ゆえ、翌日も早い時間からアポで一杯だったため、それでよかった。
せっかく東京に出張するのだから、一分一秒を無駄にすることなく過ごしていた。
しかし、最近はそうでもない。
午後にアポがある場合、午前中はホテルでゆっくり仕事をする機会も増えた。
そうなると狭い空間の安ホテルではあまりはかどらない。
先日、宿泊したホテルも小さな丸テーブルとソファが
セットになっているだけなので、どうも仕事はしずらい。
そんな経験をすると、もう少しランクの高いホテルに泊めるべきかなとも考えたりする。
トップとしての経験も多少はできたわけだし、
もっと余裕があってもいいとは思うのだが、まだまだ自分自身がセコい。
モッタイナイ病が出てしまう。
同じホテルでもここ数年は値上がっているし・・・。
まだ東京の宿に慣れていない証拠。
伊集院氏の言う「良いホテルに出逢うには、時間が必要なことをアドバイスとして書いておく。」
まだまだ経験が足りないと言われているようだ。
いいホテルに泊まれば、もっといいブログが書けるかもしれない。
そんな邪な考えを持ちながら、このブログを終えるとしたい(笑)。