番外編や特別編ばかり続きます。
一部、読者からクレームが入ったりしますが、
これも人気食べ物ブロガーとしての視野を広げる行動と理解してください。
今回は番外編でなく特別編。
その違いは明確になっていませんが、じっくり読んで頂くと分かります。
今回は近江八幡市に行ってきました。
近江八幡といえば近江牛。日本の三大和牛の一つと言われています。
飛騨牛や松坂牛はどうなんでしょうか?
そのあたりは師匠が教えてくれると思います。
観光名所でもある八幡掘から徒歩5分ちょっとのところにある
「まるたけ 近江 西川 」さんに行ってきました。
創業70年の老舗で店外には多くの方が並んでいました。
食べ物ブロガーはその知名度を生かして、片手をあげ、すんなり入ります。
(ウソです・・・。)
浮ついていたせいかお店の写真を撮るのを忘れました。
1階が精肉店とレストラン。2階は団体向けに作られています。
この日は腹ペコ集団が一緒でした。
一人でのんびり味わう訳にはいきません。
それでも井之頭さんのような雰囲気を漂わせないといけません。
かなり難易度の高い食事です。
しかし、そこは深く考えています。
団体であってもおひとり感が伝わるオーダーをしました。
近江牛すきやき御膳 3500円
これに小鉢、付だし、御飯、赤だし、香の物が付きます。
そして、もちろんビールはご当地です。
向かいのオッサンが
「近江牛を前提に作ってあるんだよ。」
誇らしげに言ってましたが、多分デタラメです(笑)。
ちょっと濃い目な感じです。
一人鍋がグツグツと音を立てます。
湯気と共に、いい香りが沸きあがり食欲をそそります。
その時です。
肝心なことを思い出しました。
これを出さないと師匠に叱られます。
食べ物ブログでは初登場の画像です。
なかなか食すことのできない近江牛なので、人間火力発電所は登場しません。
「美味い、美味い、これはいいぞ!」
どんどん一人鍋の中味が減っていきます。
周りを見渡しお肉の追加をします。
腹ペコ集団を横目に見ると、まるで焼肉食べ放題のように近江牛を食べていきます。
追加した近江牛も瞬く間になくなります。
「これはまずい。とんでもないことになるぞ・・・。」
すかさず野菜盛りを大量に注文します。
そして、ご飯もお櫃でもらいます。
「若者は野菜とメシを食べなさい。」
人気食べ物ブロガーの顔はどこかに飛んで行ってしまったようです。
すぐに頭の中でパチパチと計算するケチケチ経営者になっていました。
八幡掘を眺めながら、しんみりとひとり呟きます。
「もっと大きな人間にならなきゃいかん。まだまだオレも半人前だな・・・。」
素直に反省する食べ物ブロガーでした。
来週は円頓寺シリーズに戻ります。
ごちそうさまでした。