昨日はトーマツイノベーションさんの特別企画セミナーに講師として登壇。
「3.5時間でわかる新卒採用と教育」
という3部構成のセミナーの一つのパートを任されたのだ。
60名を超える参加者があるということは関心が高い証。

第一部はジオコス伊藤社長による「採用動向と自社の魅力の伝え方」。
第二部が僕。
第三部がトーマツさんの「3年先を見据えた20代社員育成」。

真ん中はやり易いようでやり難い。できれば最初がいい。
また、新卒採用に対する考え方は尊敬する先輩でもある伊藤社長に近い。
しょっちゅう飲みながら伊藤社長とは情報交換しているので、その考え方は知ってるつもり。
お互いいろんな場で話をする機会はあるので、多分、被っている点も多いはず。
となると伊藤社長の後はやはりやりづらい。

伊藤社長が喋らずに僕が喋れそうなことを考えてみた。
そうして思いついたタイトルがこれ。

「歴史ある企業から学ぶ中小企業のための『愛ある人材採用』」
・歴史ある企業に共通する採用手法とは
・中小企業の魅力を最大限に生かす新卒採用とは

aiaru16121

このタイトルを思いついた時は自分でも「なかなか、やるじゃないか。」と思ったもんだが、
実際に中身を考えていくと案外難しい。
歴史ある企業に共通する採用手法なんて、本当にあるんだろうか?
と自分でタイトルを付けながら疑問に思ってしまった。
安易なアイデアはいけませんね。
もっと深く考えないと・・・(苦笑)。

それでもファミリービジネスアドバイザーの立場を利用して、そのあたりのことを話させてもらった。
自社のセミナーではないので、今の時点でどんな評価かは分からない。
アンケートにいいことが書かれているのか、ボロクソなのかも分からない。
一体、どこまで伝わったのだろうか。
場の雰囲気は悪くはなかったとは感じたけど・・・。

「歴史ある企業に共通する採用手法とは」はともかくとして(笑)、
「愛ある人材採用」は自社や他社の例も含め、熱く語った。
最近は講演の機会を頂くとこのテーマで話させてもらうことが多い。
特に中小企業の新卒採用では取るべき戦略だと自分では思っている。

トップを含め全員で採用活動しろとか、
人材採用を社員教育と捉えろとか、と言っているわけなので、
会社によっては無茶なことを言うんじゃないとソッポを向かれてしまうかもしれない。
しかし、これが遠回りのようで実際は近道のような気もするので、
しばらくの間はこのテーマで攻めていきたい。

伊藤社長の講演もトーマツさんの講演も改めて参考になった。
少しだけ頂いてネタにもしていきたい(笑)。

「愛ある人材採用」シリーズがどこまで通用するかはわからないが、
これからも強くアピールしていきたい。

お疲れ様でした。