12月の忘年会もようやく落ち着いてきました。
いや、そうでもないですね。
今日も明日も予定があります。
来週も仕事納めの日まで毎日予定が入っています。
ありがたい日々を過ごしているのは事実です。
美味しいものを頂いているのも事実です。
しかし、こう毎日ご馳走が続くと
「もうしゃぶしゃぶも寿司もステーキも要らねえや~」
なんて思ってしまいます。
本当は全然思っていませんが、少し見栄を張ってしまいます。
そして、オーソドックスな定食を体が欲してきます。
広小路桑名町交差点を南に入ったところにある「芋かず」さんに行ってきました。
夜は炉端焼きを中心とした居酒屋です。
昼は居酒屋さんらしいランチを提供しています。
ほのぼのした階段は家庭的な雰囲気を生み出しています。
そんな時はそれに相応しい定食を注文しなければなりません。
「すいません、塩サバ定食をお願いします。」
謙虚に注文することも大切です。
注文が入ると網に火が通り焼かれます。
写真では分かりずらいと思いますが、こういった手作り感に好感が持てます。
さばの塩焼き定食 700円
「お~、こんな定食が食べたかったんだ。なかなか、やるじゃないか。」
と心の中で呟きます。
カウンターに置かれた定食をまざまざと眺めていると
「玉子は付けられますか?」と女性スタッフに聞かれます。
ここは生卵が無料なのです。
ご飯のお替わりも無料です。
瞬間的に悩みましたが、
「昨日はすき焼きで何個も生卵を割ったな・・・」
冴えた頭で思い出します。
「いいえ、結構です。」
と謙虚に答え食べ始めます。
連日の宴会続きのため、ご飯のお替わりも我慢します。
「この塩は勝手に使っていいのかな。
しらすせんべいは勝手に食べていいのかな。」
とカウンターの上に並べられたものを眺めながらぼんやりと食べ続けます。
「あっ、すき焼きは先週だった・・・」
と急に記憶が蘇ってきました。
「ふっ、だったら、生卵をもらえばよかったじゃないか・・・」
皮肉っぽく笑みを浮かべながら無言で食べ続けます。
シンプルに定食は美味しかったです。
次回は生卵にもご飯お代わりにもチャレンジします。
ごちそうさまでした。