これは2017年の名大社の標語。
毎年、年初の全体朝礼で今年の方向性と共に発表しているのがこの標語。
ちなみに2016年は「自らを律し、組織を強くする。自らを鍛え、業務を改革する。」
ここ数年、つらつらと言葉を並べ標語を作ってきたが、今年はあえてシンプルにしてみた。
えらくビッグワード(笑)。
毎年、年末年始にどんな標語にするのか頭を悩まし、
今回もいくつか浮かび上がった言葉をまとめた。
ここにはどんな意味が込められているか。
全体朝礼で説明はしたが、もう一度、ここでその意味を書いてみたい。
拙い経営者の言葉と笑わないでほしい。
昨今、政府が提唱する「働き方改革」とか大手広告代理店の新入社員の自殺などで、
その「働き方」を問われることが多い。
もちろん、この働き方を考えることは名大社の一人ひとりには必要。
無駄に残業が多い社員がいるのも事実だし、それを是正するのも会社の責任であり役割。
そのことを自分事として捉えるだけでなく、会社事として捉えることも必要。
僕自身はあまりストレスのない職場だと思っているが、これは自分勝手なエゴに過ぎない。
当の本人はこちらが思っている以上にストレスを抱えているかもしれない。
そのことも周りは気にしなければならない。
しかし、それよりももっと重要なこと。
自分が名大社で働く意味であり、働く責任や役割を考えることであり、
働くヤリガイを自分の中に落とし込むことでもある。
また、僕たちは働くことを提供する側の存在。
求職者がどんな働き方が素晴らしいのかも真剣に考えねばならない。
個人でも会社組織でも同様。
そのことを含め「働くを考える」ことをしなければならない。
人はハードワークや厳しい局面で鍛えられ成長できる。
それをどう受け止め消化できるか、周りのサポートに感謝しながら継続できるか、
それも働くを考えること。
効率ばかり求めてもいけない。
一瞬、無駄に思える熱い議論を繰り返すことも大切。
限られた時間に向き合いながら・・・。
そんなことをつらつらと話させてもらった。
この標語に対して、僕がどこまで先頭を走れるかという不安は付きまとうが(苦笑)、
これは全員で意識し行動に落とし込んでいくこと。
1月も気づけばもう2週目。
一日一日を大切にし、働くことを考えていきたい。