時々、ガッツリとお肉を食べたくなることがあります。
誰の目も気にすることなく、黙々とひたすら肉を食らう。
日々の仕事に追われるとそんな至福の時を体が求めてくるのです。
伏見の本町通りを南に入ったワシントンホテルプラザ1階にある
「あさくま 栄店」さんに行ってきました。
伏見にこのお店があるのをつい最近まで全く知りませんでした。
一時期は名古屋を代表するステーキハウスとして一世を風靡しました。
苦しい状況もあったようですが、今は安定した経営を行われているようです。
学生時代にあさくまと言えば「学生ステーキ」。
思い出せば、これがステーキなのかと疑問を持ちたくもなりますが(笑)。
当時はこの学生ステーキとライスだけ注文し、何杯もご飯をお替りしていました。
営業の頃はハンバーグランチ(たしか700円)を注文。
またまたご飯をお替りし、コーヒーを飲みながら原稿を書いていました。
会計を済ませるとハッカの飴がもらえました。
そんな懐かしいお店が伏見にあるのです。
僕も立派な社会人に成長しました。
学生ステーキやハンバーグで満足する年でもありません。
ここはその成長ぶりをお店にも理解してもらう必要があります。
「すいません。週替わりステーキランチをください。
ご飯は大盛じゃなく、お替りもしませんよ。普通でお願いします。」
とキッパリと注文します。これも成長した姿なんでしょう。
週替わりステーキランチ 1780円
なかなか食べごたえがありそうです。じっと眺めます。
おっと井之頭さんがひょっこり顔を出します。
「そうそう、この肉ってかんじがいいんだよ。」
ここは男らしく黙ったままひたすら肉を食らいます。
もう少しご飯を食べたい気持ちも芽生えましたが、ここは我慢、我慢です。
人は成長するために禁欲にならねばならないようです。
たまにはお店とのショットも必要です。
ごちそうさまでした。