昨日は愚か者副本部長である株式会社サンコーの櫻山社長にお誘い頂き、
清宮克幸氏の講演に参加。
清宮氏といえば、息子さんが春の甲子園出場で話題になっている。
本人も自虐的に自己紹介されていた(笑)。
現在はラグビートップリーグヤマハ発動機ジュビロの監督。
前期も2位の成績を収められている。
今回の講演テーマはW杯に向けラグビーの普及ではなく(当たり前か・・・)、
組織とリーダーシップ。
数ある競技の中でラグビーは必然のスポーツで、一番ビジネスに近いという。
ここで培った経験を基に組織論やリーダーシップを語るケースは多いようだ。
そういえば、僕は10年前、清宮氏の著書を読んでいた。
幹部時代に勉強していたわけですね。
内容はすっかり忘れてしまったし、
てっきりブックオフに売りさばいたかと思っていたが、本棚に残っていた(笑)。
当時とは違う捉え方をするかもしれないので、再読の必要もあるかも・・・。
ラグビー界の方であれば清宮氏の実績は説明するまでもない。
一緒に講演に参加した櫻山さんは現役の清宮氏の活躍ぶりを知っているようだし、
監督としての経歴も抜群。
早稲田大、サントリー、今のヤマハでの実績を見れば、何もいうことはない。
今回の講演ではそれぞれの監督時代のエピソードを余すことなく話してくれた。
この話が感動的で何度も涙が出そうになってしまった。
ラグビーファンにとっては周知の事実かもしれないが、
初めて聞く僕は、もっとゆっくりと一つひとつを伺いたい気分。
具体的なことは割愛するが、問題を起こした選手が最後の最後で活躍した早稲田大学優勝のこと、
サントリー佐治社長の男前っぷりのこと、
ヤマハチーム解体の危機からの復活劇のことまで、感動ストーリーのオンパレード。
そこにはリーダーとしての立振る舞いや選手を思う気持ち、
奮い立たせる言葉など、学ぶべき点も多く含まれていた。
最後に語られたのがイラクで殉職した奥克彦氏とのやりとり。
その生き様が今の清宮氏に与えている影響は大きい。
「ノーブレス・オブリージュ」という言葉。
これが印象に残り、頭から離れなかった。
たまに聞いたりするが、これまでは深く考えたこともなかった。
帰宅しググってみると、分かりにくく解説されているが(笑)、
なるほど大きな意味があると解釈した。
ここに清宮氏の使命感もあると・・・。
かいつまんで書くと中味のない内容になってしまったが、
ラグビーの面白さを知れたのとリーダーの役割を再認識できたのは僕にとってはありがたい。
松岡修三氏とのやりとりも面白かったし・・・。
ありがとうございました。