久しぶりにマーケティングの書籍を読んだ。
本来、僕はマーケッター。
ウソです。
マーケティングが好きなだけです・・・(笑)。
しかし、最近はその類よりは経営者論や組織論ばかり。
どんどん頭が硬直化されていく。
メンバーに任せていくことも重要だが、自分自身が発想力を磨き、
次の競争力をつけていくことも大切。
そのためには最新のマーケティング手法も学ばなければならない。
とはいえ、本書はより難解な技術を示しているわけではなく、基本的な技術が多い。
マーケティング1.0から2.0に移り、3.0をどう実践していくか。
製品でもなく、顧客でもなく、より人間中心的なマーケティング。
AIとかIoTと言われれば言われるほど、その重要性は増すのではないか。
ビッグデータも活用しながらも、どう感性や感覚を研ぎ澄ませていくか。
それが求められるのである。
10年前、僕がマーケティングのクラスに通っていた時とは変化している。
講師はその当時からマーティング3.0だったと思うけど。
振り切っていたわけですね(笑)。
今、会社の課題も新規事業をどう起こし推進していくかが大きなテーマだが、
そう易々と生まれるものではない。
本書にも書かれているが、
「組み合わせ」「絞り込み」「拡大」「縮小」「並び替え」するだけでも、
満たされていないニーズにリーチすることは可能。
そこばかりに頼るのは危険だが、もっと深堀をしていく必要もありそうだ。
イノベーションも重要だが、マーケティングの知恵や発想がより求められる。
確かにその通りだな・・・。
横浜スタジアムにしても従来の競合の捉え方を変化させ、観客動員数を増やしている。
競争相手を平日は居酒屋やカラオケ店、休日はテーマパークにすることで発想を切り替えていく。
野球の楽しみ方も変わったようだ。
ドラゴンズも真似るべきかも・・・(笑)
ちょっと今期は自分でもこのマーケティングの分野にこだわって仕事をしたいと思う。
街に出ていろんな人と酒を酌み交わすもの需要なマーケティングだけど・・・。