GWは息子と二人で過ごすことが多かったようです。
父親が自慢の料理を振舞ってもいいのですが、
人気食べ物ブロガーとしての活動も忘れてはいけません。
息子に聞きます。
「今日は何が食べたい?」
「そうだな、蕎麦だな。」
「蕎麦は一昨日、食べたじゃないか。他にはないのか?」
「う~ん、うどんかな。」
どうしてもそちら方面に進んでしまいます。
健康的な高校生とは思えません(笑)。
父親の財布の中身を想像し遠慮しているのでしょうか?
多分、そこまでは気が利かないと思います。
いつもうどんを食べる時は同じお店になってしまいます。
せっかくのゴールデンウイークなのです。
新しい挑戦をしなければなりません。
お互いに頷き合い家を出ました。
目指す方向は・・・。
嗅覚に素直に従うしかありません。
気がついたら、港区の南陽町近くに来てしまいました。
「大竹」さんにやってきました。
メニューを眺めます。
「薬膳カレー味噌煮込み?なんじゃこれ?」
気になるメニューが並びます。
「ご注文は?」
「しばらく待ってください。」
「では、こちらの呼び出しを押してくださいね。」
「はい、ありがとうございます。」
息子の前では礼儀正しい姿を見せねばなりません。
「おー、決まったか?」
「おー、決まった。」
無駄な会話は一切ありません。
そして、無事に注文を済ませることができました。
「おまちどうさまです。」
豚キムチあんかけうどん 1350円
続いて息子の頼んだ品も出てきました。
唐揚げカレーあんかけうどん 1200円
息が合ったがどうかは分かりませんが、二人とも何故かあんかけです。
豚キムチあんかけうどんは決して見た目がよくありません。
あまり美味しそうには見えません。
しかし、実際は違います。
豚キムチがうどんに合うことを証明されます。
「ほ~、こんな食べ方もあるんだ。なかなか、やるじゃないか」
つい、いつものセリフが出てしまいました。
こうなるとご飯が欲しくなりますが、ここは我慢です。
それで正解でした。
このうどんはかなり太目。もっちりとしてあんかけに絡みます。
あんかけも力強いため、うどんにまとわりつきます。
箸を持つ手にも必要以上に力が入ります。
こちらだけで十分、お腹は満たされます。
時々、息子のカレーうどんと交換します。
どちらもいい感じの辛さです。
ほんのり汗をかきます。
こんな男同士の付き合いもいいものです。
ごちそうさまでした。
次回は違ううどんを注文してみます。