昨日は夕方から「第1回 社会イノベーターフォーラム」。
たまたま予定が空いており、NPOで活躍する毛受さんからお誘いを受け、
内容もよく理解しないまま参加してきたのだ。
これが思いのほか、面白く、可能性を感じるイベントであった。
社会課題の解決事業を構想し、展開することで少しでも解決につなげるのが「社会イノベーター」。
それに企業の社員が関わり協力し、自社の持つスキルやネットワークを活用して、
より解決に結びつけようとする取組み。
そのプレゼンがこのフォーラムで発表された。
企業側は金銭的支援をするのではなく、あくまでも人的支援で協働する。
このコラボレーションが新たな価値を生み出し、
事業としても成立していく流れをこのプレゼンで聞かせてもらった。
数多くの中から選ばれた3社が今回の発表者。
障がい者の工賃をアップさせるために非常食缶入りパンの販売を手掛ける企業、
留学生を対象としたグローバル人材育成事業、
実践型食育で高校生に弁当を販売する事業
と3社ともユニークな視点を持っていた。
プレゼンを聞く限り、まだまだ解決策に届かない点もあったが、
その熱い想いと行動力には感銘を受けた。
彼らが伝えようという想いに支援する企業側の社員も影響を受けることは多い。
交流会の場で協賛企業の担当者と話をさせてもらったが、
CSR的な活動だけでなく、社員研修の一環という考えもあるよう。
しかし、結果的に社会イノベーションの加速へと結びつく。
いい意味でごちゃ混ぜにすることでイノベーションを起こすのであろう。
今後、こういった取り組むが新しいビジネスを生む出す可能性は高い。
名大社としても自社だけでは難しい社会的課題をどこかと取り組むのも有効的。
既に完成したモデルではなく、新しい価値を創造することもできるのではないだろうか。
想いやアイデアはあるが、チャネルやプロモーションが足りない事業者と
組むことで互いにwin、winになる可能性はある。
3社のプレゼンを伺いながら、今後広げるべき領域を探ってしまった。
どっか捕まえにいこうかな(笑)。
このフォーラムはいろんなジャンルの方が参加。
知り合いの経営者もいたが、なんと女子高生も参加していた。
グループでの交流会で女子高生とも会話したが、その意識の高さには感動してしまった。
東京からわざわざヒントを探りに来た大学生もいた。
きっとこんな連中がこれからの社会を変えていくのだろう。
何気なく参加したイベントだったが、いい刺激を頂いた。
どんな時代になろうとも熱い想いは必要。
そんなことを改めて感じた。
ありがとうございました。