正式タイトルは「クルンボルツに学ぶ 夢のあきらめ方」。
4月に参加した海老原嗣生氏のセミナーで紹介されていた著書。
キャリアカウンセラーの一人としては読んでおかねばならない。
若者を支援する経営者としてはボキャブラリーも増やさなければならない。
自分で発する言葉には限界がある。
チープさも漂う。
だとすれば、人から学ぶのが一番効果的。
そんなわけで勉強させてもらった一冊。
書籍の内容は前回のブログで書いたこととほぼ同じ。
そのまま感想を書くと同じネタを2度書くことなる。
それは避けたい。
と考えた時に僕はこの書籍を誰に読ませたいか。
それは二つ。
一つは今、就職活動真っ最中の学生くん。
それも大手の選考に漏れてしまったちょっと落ちこんだ学生。
もう一つは大学2年生の娘。
多分、彷徨っている途中だと思うので、本書を読んでラクになって欲しいと思う。
大手に落ちた就活生はこれから選ぶ先行きに相当不安を抱えているだろう。
そんな時こそ、計画的偶発性理論。
その文字だけだと難しく感じるが、偶然の出会いを大事にしろ!
偶然からきっと自分にとっていいキャリアが生まれる!というもの。
その姿勢があれば、これからの道は確実に明るくなる。
落ち込み過ぎず頑張ってもらいたい。
27日に開催されるディスコさんとの共催イベントにも来て欲しい(笑)。
そして、娘に対して。
正直、会話をしていないので実態は不明。
あくまでも想像の話。
多分、今、自分の夢、将来やりたいことを持っていないと思う。
それがダメなことと感じているんじゃないかと思う。
そんな大学生は僕らが思っている以上に多いはず。
だから、娘に限らず、夢のない自分を否定する若者に読んで欲しい。
夢は叶えるものでもなく、見つけるものでもなく、見つかるもの。
毎日懸命に動いていればきっと何かが生まれてくる。
だから、好奇心や持続性も大事なんだ。
それは僕のキャリアを見てもらえれば、納得しやすい。
偶然が重なって今や会社のトップである。
そんなもんだ(笑)。
書籍の感想をほとんどブッ飛ばしているような感じもするが、
気持ちも楽になるし、勇気も湧く。
おススメです。