先週は若手の育成を考える時間が多かった。
今、自社で提供している社員定着化のための研修もその要素が含まれるが、
先週参加した2つのセミナーも同様。
ひとつはトーマツ主催の「自走する若手集団を創る経営のしくみ」。
もうひとつが盟友バリュー・プロモーション櫻山社長が手掛ける
バリュー・アップセミナー「会社を元気にするための・・・人事を科学する」。
共通しているのは職場における関係性を良くして、若手を育て会社を発展させようというもの。
その背景となるのはどういった組織を作っていくかになると思う。
よく言われることで「北風」ではなく「太陽」であるのは誰もが理解する点であるが、
それを一人のリーダーが行っても限界がある。
組織もしくはチーム全体が同じ考えも持ち行動に移さないと育成には繋がらない。
そのためには健全な組織作りが大切。
どういった組織が機能するかといえば、単純な表現だが仲のいい会社を作ること。
これは先日の打ち合わせで働きごごち研究所の藤野さんが話をされていたことだが、
シンプルで分かりやすい。
雰囲気がいい、仲がいい会社が、組織力が上がり、結果的に売上も上がる。
これは仲良しクラブを作れということではない。
新人が質問しやすい環境がある職場とない職場とではどっちが戦力化するか。
それは一目瞭然。もちろん自ら考える場は作らなければならない。
しかし、いち早く戦力化しようと思えば、疑問に対して、傾聴し、支援し、勇気づけることが重要。
「太陽」の行為に繋がるわけだ。
うちの会社で言えばクレド「名大社way 7つの約束」の6番目。
私たちはチームワークを大切にし、互いに切磋琢磨し目標に向かい行動します。
にあたる。
この言葉を守れば、個々の手法はそれほど問題はない。
お互いが同じ方向に向けば、やり方はそれぞれでも構わないのだ。
僕はそれが健全に回っているか、習慣的になっているか、見ているだけいい。
若手を育てるには、仕事における習慣、営業で言えば基本を徹底的に叩き込むことも大切。
習慣化させる仕組みを作れば、組織や個人は上手く機能する。
今回のセミナーは、自分のやっていること、
やるべきことが正しいのかどうか確認する場でもあったように感じる。
こんな表現をすると完璧のように聞こえてしまうが、当然のことながらそんな事はあり得ない。
まだまだ未熟な点は多いが、常に人の成長を考え、組織作りを考えなければならない。
あれっ、今日は固いぞ・・・(笑)。
いい勉強をさせてもらいました。
いい勉強といえば、バリューセミナーで印象に残ったことも・・・。
ひとつはあべこべ体操。こんな感じ。
これでは分からないと思うが、じっと仕事をしている場合には効果的。
そして、もう一つは「死体」と「遺体」の違い。
そうか、死体は男で、遺体は女だったのか・・・(笑)。
実際はそんなことはないんだけれど、いい学びになりました。