一年に1度発売される週刊東洋経済のNAGOYA臨時増刊。
これって、他のエリアでも同様に毎年特集が組まれているのだろうか。
見たことないけど、僕が知らないだけ?。
今年は「名古屋の逆襲」という挑発的なタイトル。
昨年が「飛翔する名古屋」。一昨年が「動き出す名古屋」。
単にタイトルに困っただけだろうか(笑)。
名古屋で事業を営み名古屋に住む者として、客観的な記事は気になるもの。
ついつい購入して名古屋の強みや特徴を再確認してしまう。
本号には友人でもあるコメ兵の石原社長もインタビュー記事でデカデカと登場していた。
最近の積極的な展開は目を見張るものがありますね。
さすが!
そろそろ僕にもインタビューのオファーがあってもよさそうなもんだが、
インタビューしたところでくだらないネタしか拾えないのは編集側も分かっていることだろう。
もし、わかっていたとしたらそれも凄いけど・・・(笑)
愛知県、名古屋市のデータがいろんな角度から取り上げられているがこれは役に立つ。
講演させてもらう場なんかでこのようなデータを使わせてもらい、説得力が増す。
名古屋人のパチンコ好きは俗説というデータも掲載されているがそれも納得。
僕自身も全くやらないし、社内でもそんな話は一切聞かない。
東日本大震災の義援金の多さがブロック紙である中日新聞が全国紙を抑えダントツなのには驚いた。
横並び意識と同調圧力があるのは頷ける。
うちの会社もそうだし(笑)。
伊勢湾台風時にお世話になったからという恩返し的な要素もあるという。
本特集では名古屋めしについても面白おかしく取り上げられている。
名古屋めし1.0、名古屋めし2.0、名古屋めし3.0があるなんて初めて知った。
こんなWeb進化論的なこと、みんな理解しているのかな?
名古屋めし1.0とはひつまぶし、味噌煮込みうどん、きしめんなど伝統的な食事。
名古屋めし2.0は味噌かつ、あんかけスパ、手羽先、台湾ラーメンという2000年代にブレイクした食事。
(それ以前から人気なかったけ?)
そして、名古屋めし3.0が台湾まぜそば、かき揚げまぶし、味噌唐揚げなど。
台湾まぜそばは分かる気がするけど、他はどうなんだろう。
かき揚げまぶしは食べたことがないし、どこで食べられれるかも知らない。
名古屋人として失格かも・・・。
他にも地元大学の強さや産業構造についても書かれている。
地元を振り返るにもいい勉強にもなるし、地域の差別化を行うのであれば踏まえておくのは必須。
「ブラタモリ」でも話題になったことだし、
日経新聞の「私の履歴書」も日本ガイシの元社長だし、
これからも話題を振りまいていくのかな。
名古屋の逆襲。
その一翼を担わねば・・・(笑)。