バタバタする日が続く。
毎日、遊んでいるように思われるがそうではない。
朝も昼も夜も結構忙しい。
ブログだって書く時間がないのだ。
誰も気づかないかもしれないけど・・・。
しかし、そんな状況下でも情報収集はしなきゃいけない。
最近は19卒向けの新卒動向の話を伺うことが多い。
一昨日はパフさん主催の「採用コロンブスの卵」という人事担当者向けのセミナーに参加。
昨年はこの企画で講師を務めさせてもらったが、今年はお呼びが掛からなかった。
もう必要性を感じないとバッサリと切り捨てられた・・・。
東京の人は冷たいですね(笑)。
それが本当かどうかはともかく、採用環境は毎年変わる。
特に18卒は大きく変化したといっていい。
大袈裟に言えばナビ離れが加速し、他のツールが台頭してきた年といえる。
東海地区はまだまだ従来型の就活スタイルだが、
首都圏を眺めるとその変化の度合いがよく理解できる。
今回のパフさんのセミナーはそれを象徴するような内容だった。
そんな意味では地元に留まっているだけではいけない。
自社にどこまで引き込むかは別に、外に出て先端の情報には常に触れておかねばならない。
毎朝、無駄にパフの釘崎社長とじゃれ合っていないことは理解してもらえるだろう(笑)。
パフさんの取組みは学ぶべき点が多い。
企業が学生を選び、学生が企業を選ぶ手法を奇をてらうことなく本音ベースで進めている。
やり方自体は斬新な面もあるが、スタイルは一貫。
お互い向き合うことを最重要視している。
今回のセミナーもそんな面を伺うことができた。
このセミナーではパートナーであるキーカンパニーさんの「SR Lab.」の説明もあった。
社風や雰囲気など定性面が優先される就活に定量面の重要性を訴えかけるもの。
定量面といっても待遇や給与、休日ではなく、
企業の財務指標を分かりやすく提供することで企業の魅力を訴えかける。
それが理解されれば認知度の低い企業も実力があれば
興味を持ってもらえる存在になり、本当の実力を訴求できる。
安定面だけでなく将来性もしっかりとしたロジックで提示することが可能。
これも新しいサービスといえるし、正しい物の見方だ。
パフさんの「リシュ活」といい、既存のサービスに物申す企画がどんどん生まれている。
掲載社数中心のナビでは企業規模と知名度だけが優先されるのはやむを得ない。
それに一石を投じるかたち。
それはそれで僕は応援するし、できるだけ力になりたいと思うが、
絶対成功するとはいえない。
キーカンパニー下薗社長はある企業の人事担当者の質問にこんなふうに答えていた。
「リシュ活やSR Lab.などの新しいサービスが生まれるのはいいことだ
と思いますが、学生さんは何を使っていいか迷いませんか?」
「間違いなくそうですね。最近出てきたサービスもこのサービスも含め、
5年のうちに多く淘汰されると思います。」
正直な回答だと思う。
もちろん、成功を信じてサービスを展開していくが、成功の保証なんてない。
ナビが台頭してきた時期に話題となった「メガジョブ」も
「就活ポラリス」もいつの間にか消えていった。
鳴り物入りで登場したエン・ジャパンさんの新卒サイトも数年で撤退した。
毎年入れ変わる就活生にサービスを浸透させるのは思った以上に難しい。
それは名大社でもいえること。
今年上手くいったからといって来年も上手くいく保証はない。
あたりまえのこと。
今回のセミナーでは最新事例を学ぶと同時に新サービスの難しさについても考えさせられた。
インターンシップ中心の活動はいつまで続くのかな・・・。
今日のブログはこんなことを書きたかったのか?
書いているうちに方向が変わってきたような気がするな(笑)。