僕は現在51歳。周りには同世代の経営者が多い。
もし、生まれるのが10年早ければ61歳。
そろそろ引退の時期。
逆に生まれるのが10年遅ければ41歳。
41歳だと、好景気の経験がなく大きな挑戦ができなかったかもしれない。
何が言いたいのか。
この世代に生まれ、変化の激しい時代に自らの意思に関係なく
多くの経験をさせてもらえる。
それはとてもありがたいこと。
もし、10年生まれるのが早ければ、本書のことは全く理解できない。
また、Web中心のサービスにも付いていけなかっただろう。
この世代だからこそギリギリ間に合い、何とか時代とも寄り添うことができる。
時代を享受できることは、なんとありがたいことだろう。
と感謝すると同時にいつまでこの変化についていけるかと不安にもなる。
その不安を解消する一つの方法として、この類の書籍を貪るともいえる。
どこまで理解しているかは別として・・・。
一般的に「シンギュラリティ・ビジネス」と言われても明確に答えられる人は少ない。
ましてやシンギュラリティが予測どおり起きるだろうと考えている「シンギュラリアン」
なる方を周りで見たことなんてない。
そもそもシンギュラリティって、なんなのか?
そんな疑問を抱く人も多いと思う。
「テクノロジーの進化のスピードが無限大になる」ことをいうが、具体的なイメージは難しい。
シンギュラリティと並んでもう一つ重要なキーワードが「エクスポネンシャル」。
この2つのキーワード、通常変換ではすぐにカタカナにならない。
僕のデスクトップPCも時代遅れだ(笑)。
ちなみに「エクスポネンシャル」とはテクノロジーの進化が指数関数的なことをいう。
これまた難しいのだが、ただ、この2つのキーワードを覚えていけば、
ギリギリなんとかなるのかもしれない。
常に意識することを前提として・・・。
もうお分かりかとは思うが、
僕も最新のテクノロジーやその先にあるものにはついていけない。
本書で描かれる2045年なんて分かるわけがない。
しかし、ここで大事なのは諦めないこと。
自分が使う使わないはともかく触れる状態にしておくことが重要。
好む好まざるに関わらず、生き方、考え方を変化させていくことだろう。
いずれ人が書くブログもAIでなくなってしまうのかな・・・。
理解が難しいブログになってしまったが、
感性だけは磨いて人として生き残るようにしていきたい。