月1回、3グループに分けて実施している若手勉強会。
社歴の浅いメンバー11名に対し、僕がファシリをやりながら、
読んだ本の学びを共有し合う場。
かれこれ2年近くやっている。

当初は1グループだけだったが若手が増えたことと
1時間で終わらないことから、グループを分けた。
各々がその本を読む目的を語り、気になったキーワードを10点挙げ、
最後に学びの実践を宣言する。
キーワードに対してお互いに質問し合い、中身を共有。
一人当たり15~20分の時間が掛かる。
いい加減に読んでくると参加メンバーと僕にツッコまれるので、
真剣に臨まねばならない。

若手が持ち込むのはビジネスに絡むものであれば自由。
本人の課題感が判って結構面白いのだが、
限られた時間なので議論が深まるのもある程度の範囲。
もっとお互い共有し合うことができれば学びは深まるはず。

そんな状況の中、最近、スタッフブログでも話題になっている
「引き算会議」でこの若手勉強会もテーマに挙げられた。
止めたいという声はなかったが、やり方を変えた方がいい、
全体で同じテーマでやった方がいい、という意見がいくつかあった。

それでは早速、採用してこの9月からやり方を変えた。
決めたら即行動。
いいアイデアを出してくれた若手の意見を尊重せねばならない。

グループリーダーが本を選びメンバー全員が読む。
それを順番に他のグループに回していく。
最低でも4冊必要なのでそれは会社で購入し、実施することにした。
先週までに実施した2チームが選んだのはこれ。

できるだけ僕も読むようにしているが、
「履修履歴面接」は間に合わなかった(苦笑)。
今週はトヨタの関連本だが、こちらも読んでいない。
初回はムリだけど、次のグループまでは読んできますね。
すいません・・・。

個々のメンバーからすれば、自分の興味のない書籍を読まねばならない場合もある。
勉強会自体盛り上がらない可能性もあったが、
先週までの2回はそうではなかった。
お互いに学ぶポイントは異なっているため、他のメンバーに新たな気づきを与える。
自分が全く感じなかったキーワードがポンポンと飛び交うのは、いい刺激にもなる。
ホワイトボードはぼかしてみたが、
10個あぶり出すキーワードもダブることは多くはない。

こんな共有も少しはいいのではないか。

すぐに成績に結びつくわけではない。
これが自分にとって正しいかも不確か。
しかし、これを続けることで成長には繋がるはず。
習慣化することで自分の将来にも役に立つはずだ。
そう信じて、これからも実施していこう。

今週はコンドーチームか・・・。
果たしてどんな展開になるのかな。