半期の締めごとに行う幹部研修会。
今年は9月30日(土)の上半期最終日に行った。
ベテラン社員が定年で抜け、新たなメンバーが加わり、
僕が引き継いだ幹部研修会も随分と若返った。
中堅幹部が今や名大社の中心であるのは間違いない。
一昨日も午後からの時間、みっちり話し合いを行った。
まずは上半期の業績を振り返りながら、目標達成できたこととそうでないことを報告し合う。
会社全体、チームの課題を共有し、下半期の取り組みについても確認し合う。
最初の1時間は僕が一方的に喋るが、あとは参加者が主役。
僕は聞き役に回り、それぞれが抱える現状について語る。
時折、ツッコミも入れるが、平穏に時間は過ぎていく。
以前は僕も怒鳴り声を上げ、激しく非難することもあったが、
ここ最近は声を荒げることはなくなった。
歳を取ったせいもあるかもしれないが(笑)、その必要性がなくなったのが大きい。
一人一人が自分の役割を認識し、自分事と捉え発言する。
自責はあっても他責はない。
それが浸透してきているので、僕がイライラすることもなくなった。
おかげさまで17年度の上半期は目標通りの業績で終了。
売上、利益とも計画通りだった。
その点では満足といえる。
しかし、これは通過点にすぎず、一瞬で過ぎていく。
もう今日からは下半期がスタートしたわけだし、手綱を締め直さないといけない。
この研修会でも議論されたが、会社の課題は山積み。
早急に取り組むべきこと、中長期的に取り組むべきことがあちこちに広がっている。
安定的なビジネスなんて、幻想なんだとつくづく思う。
次から次へと展開しないとすぐ取り残されてしまう。
これが現実とこのような場で再認識できる。
それはありがたいこと。
常に緊張感を維持できるのはいいこと。
そして、全体で課題を共有できることは、きっとシアワセなんだと・・・。
幹部研修会の締めでも話をしたが、
このメンバーで会社をよりよくしていくための議論ができることは会社が健全な証。
こうした時間が持てることだけでも十分に価値がある。
その場に立っている僕は幸せ者なんだろう。
前日の経営者勉強会の場ではこんな話があった。
「自分より優秀な部下を育てていかねば会社は伸びない。
自分より優秀な部下を使えなければ会社は伸びない。」
まさにそう。
今や名大社は僕よりも優秀なメンバーが多数いると思うが、
(それも問題か・・・笑)
そんな環境を作っていくのが僕の役割だろう。
幹部研修会終了後は懇親会。
普段お世話になっている名古屋観光ホテルさんで美味しい北京料理を頂いた。
ここではザックバラバラに盛り上がる。
ビールも紹興酒もワインも飲み、すっかりいい気分。
おかげで電車も乗り過ごしてしまった(笑)。
まずは上半期、お疲れ様でした。
下半期も全員の力でよりいい会社にしていきましょう。