これからも前向きに 名大社会長ブログ

広島にて その2

厳島神社を後にして向かった先は原爆ドーム。
路面電車を利用し目的地まで移動したのだが、名古屋でいえば基幹バスに乗っているイメージに近い。
広島=厳島神社、広島=原爆ドームなんて、いかにも安易な選択だが、やはり見ておかねばならない場所なのだ。
広島15
広島12
黄昏時の原爆ドームは僕らに何を訴えかかているのだろうか・・・。
川沿いで佇む若者たちがやけに平和そうに映っていた。瓦礫もそのままの状態で置かれている状態が、その悲劇の爪跡を象徴しているようにも思えた。
広島の繁華街の代表は本通り商店街。
広4
昔ながらの雰囲気を漂わせながらも、人気のブランド店が華やかな店構えを見せていた。そんな街を歩きながら感じたことがある。
広島の方は赤信号をしっかりと守る。どれだけ小さな横断歩道でさえも・・・。当然と言えば当然だが、名古屋だと安全が確認されれば、急いで渡ってしまうケースがあると思う。のんびりと構える人が多いのだろうか・・・。
広3
夜の繁華街は新天地や八丁堀ということか。
一度、お邪魔しただけではわからないが、名古屋でいう女子大小路にも似ている。広島名物のお好み焼きのお店も多い。賑やかな夜を過ごさせてもらった。
このお好み焼はその繁華街ではなく、広島駅前の麗ちゃん。
広5
名古屋に戻る前に寄らせてもらった。中途半端な時間にも関わらず、超満員。グイグイとビールやハイボールが進む。それにしてもお好み焼屋さんは人の名前が多い。それもいかにもオバちゃんぽい名前が・・・。
どこまで仕事だったかは皆目見当がつかない怪しいブログになってしまったが、楽しい時間を過ごさせてもらった2日間。
大変お世話になりました!

広島にて その1

先週は広島に出張。
広島駅周辺は整然として街自体が整備されている印象を受けた。
広島1
広2
駅前に川が流れているのも広島市の特徴だろう。大都市でもない地方都市でもない程よい街の大きさを感じさせてくれた。
空いた時間を利用して日本三景の一つ「安芸の宮島」へ。
お勧めされたあなごめしと厳島神社まで足を延ばした。あなごめしで有名な「うえの」。
広島3
ピーク時間をずらしてお邪魔したが、それでも30分以上の待ち時間。全国からこのあなごめしを食べに訪れているようだ。
広島4
やわらかくしっとりとした味。名古屋では味わえないな・・・。
そして船で渡り厳島神社へ。
広島5
観光気分も手伝ってか瀬戸内海も美しく見える。
広島14
厳島神社へは高校の修学旅行以来。悲しい話だが、その当時の事はほとんど覚えていない。
広島8
広島7
こんな商店街があることも、大きなしゃもじが飾ってあることも初めて知ったという感覚。
ちょうど干潮時であったため、多くの観光客は鳥居まで歩いていく。
広島9
我々は革靴だったため、昂る気持ちを抑え我慢。
それにしてもこの景観。満潮時も絶景なんだろうけど、秋晴れによく栄える。
広島13
広島10
広島11
宮島は厳島神社があるだけではないようだ。
時期になれば、海水浴もできるし、グランドでソフトボール大会だってできてしまう。
こんな場所もあるんだね。
広1
すっかり写真ばかりになってしまったが、素晴らしい思い出に。
それほど時間的な余裕はなく厳島神社を後にしした。
続く・・・。

そして、「なごや就職応援フェア」

名古屋市12
昨日に続いて、本日もイベントのご案内。というよりも宣伝。
「エンジニア就職・転職フェア」を開催した翌週10月9日(火)は「なごや就職応援フェア」は開催する。昨年まで「名古屋市会社合同説明会」という名称で開催していた名古屋市、名古屋商工会議所主催の新卒及び卒業後3年以内の若年者対象のイベント。3年目の今年は更にスケールアップしてイベントを行う。
昨年までは会場のキャパの問題もあり1日あたり48社がMAXの状態であったが、今年は78社の企業に参加頂く。当初は70社で予定を組んでいたのだが申込み数が多く、会場レイアウトを再度調整し78社まで対応したのだ。それでもお断りをした企業も出てしまったが・・・。
そんな状況から判断してわかると思うが、人手不足を感じている企業は多い。若手を中心に積極的に採用を検討している企業が数多く存在する。まだまだチャンスは多いのだ。
当日は企業との面談コーナーとは別に就職応援コーナーも設けている。ここではキャリアカウンセラーによる就職相談を始め、就活のための講演やワークショップも用意し、来場者のサポートを行う。
思うように就職活動が進まないと自分を見失ってしまうケースもあるかもしれない。当たり前と思えることも気づかないうちに抜け落ちてしまったり・・・。
そんな場合こそ、遠慮をせずにこのコーナーを利用してもらいたい。いい振り返りができるはずだし、最近就活を始めた方には新鮮な情報が得られるはずだ。
何度も言っているが、あきらめない若者は最後まで応援する。
そんなイベントの詳細はこちら
<日時>2012年10月9日(火)
     12:00~17:00
     ※特別講演は11:00から行います。
<会場>ウインクあいち 8階展示場
    名古屋駅徒歩2分

東海地区初!かもしれない、エンジニアフェア

エンジニアフェア
今週の土曜日、10月6日に「エンジニア就職・転職フェア」を開催する。
写真のポスターにある通り技術者を対象とした合同説明会。技術者に限定した合同説明会はこの東海地区ではほとんど聞いたことがないが、絶対とは言えないので、ブログタイトルのような曖昧な表現になってしまった。
名大社としては初めて試みる企画。クライアントの要望と現状のマーケットをリサーチしながら開催することを決めたのだが、どこまで参画企業を集められるか当初は不安要素も多かった。
結果的に見ればそれは杞憂に終わり、当初の計画通り45社の参画でイベント当日を迎えることができる。ありがたい事に新聞社やTV局にも取り上げてもらった。
参画企業もバラエティに富んでいる。
EVで技術力を発揮する自動車メーカーから全国トップクラスの工作機械メーカー、アプリ開発で話題のIT企業、長い歴史を有する地元建設会社まで、企業規模も業種も多岐に亘る企業に参加頂くのだ。
イベントのスタイルもこれまでの転職フェアとは趣向を変え、より求職者と企業がマッチングしやすい構成にしている。
台風17号も過ぎ去ったことだし、あとは無事に当日を迎えるのみ。
このイベントに関わる全ての方に満足を提供できれば幸いだ。
イベントの詳細はこちら
<日時>2012年10月6日(土)
     11:00~17:00(企業との面談は12:00~)
<会場>吹上ホール 第2ファッション展示場
    地下鉄「吹上駅」より徒歩5分
※経験者はもちろん、未経験の方や来春卒業予定の方も歓迎。
※先着100名の方にはQUOカードをプレゼント。

フルマラソンに向けて その9

2週間ぶりのマラソンブログ。先々週、先週のランニングを振り返り。
17日(祝)を除いて、この2週間で走った回数は7回。距離にして大体53キロ。走りやすい季節になったにも関わらず、あまり距離を伸ばせていない。
日々のスケジュールに左右されずに走りたいが、これがかなり難しい。
11月25日のフルマラソンまで2か月を切り、刻々と日付が迫ってくる。少しずつ芽生え始める焦り・・・。
この10月をどう過ごすかで、かなり本番の走りが変わってくるだろう。
反省すべき点はあるが、この2週間はかなり面白かった。
19日(水) 28分50秒
20日(木) 42分35秒
22日(祝) 58分
24日(月) 27分42秒
26日(水) 28分13秒
28日(金) 28分18秒
30日(日) 1時間5分23秒
先々週は東京出張もあり、久しぶりに皇居も走った。辿りつくまでに信号が多く、ストップウォッチをスタート、ストップを繰り返すうちに肝心な走りが計測されてなかったりで、かなりいい加減なタイムになってしまった。
22日はナゴヤドームでのリレーマラソンのため、距離というよりはスピード勝負の走りだった。
ドーム101
定番スタイルではないランニングが入ることで、気分も一新される。いつも同じだと飽きてしまうが、時々、仲間と一緒に走れるのは走る楽しさを感じることもできる。
と言っても、先週は定番中の定番。いつものコースを当たり前に一人ぼっちで走っただけであった。
本日から10月がスタート。
過ごしやすい季節になってきた。仕事もマラソンも更にパワーアップしていこう。食欲の秋も楽しみたいが、こちらは少し我慢して・・・。体重も少しは落とさないといけないし。
まずは土曜日に開催される「エンジニア就職・転職フェア」。そして日曜日のあざいお市ハーフマラソン
ファイト一発で臨むのみ!

上半期を終え、下半期へ!

本日で上半期が終了し、明日から下半期がスタートする。
今週は主任以上の社員に集まってもらい、半日以上、会議を実施。上半期の会社全体と個人の振り返りと下半期の目標設定や展望について共有したのだ。
反省すべき点は反省し、認め合う点は認め合いながら、各個人の会社への想いが伝わる熱い時間。結局、大幅に終了時間をオーバーしてしまった・・・。
僕が会社を任され今期で3年目を迎えるが、この上半期は高い目標をクリアするカタチで終了(これまでが悪いだけだけど・・・)。
それは僕が経営者として有能という事ではなく、一人一人のメンバーが自らの目標に向かい懸命に努力した結果が表れただけ。大層な理想だけを語り、あまり根拠を持たない僕のビジョンにも真剣に向き合ってくれたのだ。本当にありがたい話である。
この会議では役職に関係なく、何でも言い合うようにしている。社歴も年齢も上だろうが遠慮はしない。それが逆に風通しを良くして、本当に何が会社に必要かを導いてくれる。後腐れは一切なし。それがいい人間関係を生み、ほどよい緊張感にも繋がる。
会社は安心を与えなければならないが、安住の場ではいけない。「健全な飢餓感」を持って(どっかで聞いた言葉だな・・)、過ごす場所が会社なのだ。
今回は振り返りや目標だけでなく、会社の諸々の制度についても議論した。こんなにも出るのかと思うくらい課題は浮き彫りに・・・。
課題の多さに唸ってしまうが(涙)、前向きな議論ができたのは有意義であった。今後の制度作りの参考にもなったし・・・。
ホッと一息つくのは本日限り。明日から始まる下半期に気持ちを切り替えて臨まなければならない。
さあ、全員で下半期も乗り越えて行くのだ!

「オレバブ」シリーズ読了してしまった。

いかん、いかんと言いながら立て続けに読んでしまった。
「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」の2冊。先日読んだ「ロスジェネの逆襲」に導かれ、前作となる2冊に手をつけてしまった。
orebabu
本を読むことが決して早くない僕が4日間のうちに読んでしまうなんて・・・。
これだけ一気に読むのも珍しい。東京出張の新幹線など集中できる時間が多かったせいもあるが、それだけ惹きつけられる魅力的な小説だった。
この小説の主人公の銀行への入行年度を計算するとまさに僕と同い年になる。フィクションであるのは承知だし、金融業界と自分達の業界とは仕事のスタイルが180度違うのも理解しているが、辿ってきた道のりは近い。
入社した段階はバブルのピークを越えたあたり。ようやく仕事を覚え、一人前の感覚に陥った頃にバブルは崩壊。どの会社も厳しい状況に追い込まれた。
バブル崩壊以降は、少し景気が良くなったかと思えば、すぐに悪くなり、その波の大きさは違えども、繰り返しの浮き沈み。一喜一憂することが当たり前の時代が続いているように思える。リーマンショックが一番酷かったけど・・・。
そんな時代を過ごしてきただけにこの小説への共感度は大きい。
ここに登場する会社を食い物にする人物が実際にはいないだろうが、もしかしたらと思わせてしまうのはさすが。時代背景を的確に伝え、金融の裏側を巧みに見せることが、よりリアリティを生んでいる。すっかり入り込んでしまった。素直に楽しめた小説だった。
そして、読み終えて思うこと。
仕事は真っ直ぐでなければならない。正直でなければならない。常に正しい道なのか自分に問わなければならない。そんな事を改めて感じたのだった。

東海経営者フォーラム2012

昨日は西川塾二期生会 設立10周年の記念事業である「東海経営者フォーラム2012」に参加した。
会場はウェスティンナゴヤキャッスル。このホテルには毎週顔を出しているので、今週は2回目。案外不便な場所にある(失礼!)。
東海経営1
最寄りの交通機関からも距離があるため、僕は毎回徒歩で通っている。大体20分程度。いい散歩状態とも言える。ようやく過ごしやすい季節になってきたので、今は気持ちよく歩ける。昨日は雲一つない晴天であった。
この西川塾を僕は最近まで全く知らなかった。ユニーの創業者である西川俊男氏が、経営者の育成や自己啓発、相互啓発を目的に創設され、月1回勉強会を開催されているという。現在は50名の経営者が自己研鑽の場として活動されているようだ。今回のフォーラムには500名の経営者が参加。会場内には知った顔の仲間もいたり、名古屋という街のサイズを実感させてくれた。
東海経営2
第一部は基調講演として、カレーハウスCoCo壱番屋創業者の宗次徳二氏とスギ薬局副社長の杉浦昭子氏が登壇された。お二人とも愛知県を代表する経営者。それぞれ別のテーマで講演されたのだが、お二人の共通点は多いと感じた。
創業は個人の店舗として立ち上げられたこと、夫婦2人での創業であること、元々経営視点はゼロに近いこと、地域貢献に積極的なこと、上場されたこと、圧倒的な努力をされていること、一歩ずつの歩みで目標達成されたこと、等々・・・。
宗次氏は以前にも講演を拝聴したことはあったが、今回は違う切り口であったため、前回とは異なる点で参考になる事は多かった。以前よりも講演が上手くなっているなと。場を積み重ねているからだろうか。
(生意気言ってスイマセン)。
スギ薬局副社長の杉浦氏の講演もユニークでありフランクであり、その生き様が伝わってくる素晴らしい内容であった。
事業を成功させるには特別なノウハウがあるわけではなく、立てた目標に対して、どう真面目に取り組み続けることが重要。取組み続けるのである。
苦しい時をものともせず、その目の前にある目標に向かって、自分を信じてチャレンジし続ける。それが最終的に事業を成功させる要素は強い。経営戦略やマーケティング、ファイナンス、マネジメントなど経営に感じて重要なテーマはいくつもあるが、一番肝心なのはそのようなこと。経営者が何を持たなければならないかを改めて教えて頂いた。
第二部は講演のお二人と塾主の西川氏とのパネルディスカッション。
「平成の危機と経営者の勇気」をテーマに熱く語って頂いた。西川氏は「歴史に学べ、先人に学べ。」と繰り返し強調されていた。この厳しい時代を乗り切るヒントはそこにあると・・・。
予定時間を超えるフォーラムは盛大な拍手と共に終了。その後、西川塾の入塾説明がブースで行われたようだが、僕は夕方からの会議に出席のため退席。できれば話を伺いたかったな・・・。
今回の話を活かせるかどうかは僕自身の問題。素晴らしい経営者には到底及ばないが、少しでも吸収できるところは吸収していきたい。

新卒紹介セミナーを開催したのだ!

昨日は13卒の学生及び卒業後3年未満の若年者向けにセミナーを実施した。
まだ就職活動を継続する学生及び若年者に対し、現状の課題を見つけ出すセミナーを実施した後、個人の意向を伺った上で個別に企業を紹介するという企画。
新卒紹介121
60名の予約の入ったセミナーであったが、いざ蓋を開けてみると参加者は30名を割る人数。ある程度のキャンセルは予想していたが、半分がドタキャンという悲しい現実が待っていた。
満席になるはずの会場に空席ができた悲しさもあるが、この時期に及んでも何の連絡もなく欠席する姿勢がとても残念である。
社会人として必要不可欠というか常識というのは約束を守ること。
厳しい就職環境があるとはいえ、これは全く別物。キツイ言い方をすれば、このような行為を繰り返す若者を採用したい企業は皆無のはずだ。全ては自分の責任として、一つ一つの事象を捉えてもらいたい。
グチっぽい話はここまで。ここからは頑張る若者を支援する内容。
今回参加してくれた学生や若年者にはそれぞれの事情がある。部活をトコトンやり抜いて就職活動ができなかった体育会系の学生もいれば、就職活動のタイミングが合わず卒業してしまった若者もいる。
彼らの立場になれば、自分は不利と思うだろうが、僕はあまり関係ないものと認識している。確かに全体が一気に動く時期に活動できないのはハンディを負う。公平ではないかもしれない。ただチャンスが全てなくなったわけではないのだ。
新卒紹介122
昨日は僕もそんな若者と面談をし、カウンセリングをしながら、勇気を与えたつもり。無責任に勇気を与えてもいけないが、若者の表情が明るく変化することは喜ばしい。考え方や行動も変わっていく。先が開ける可能性も高い。
諦めない気持ちを提供し続けるのも我々の大切な仕事。昨日は久々に学生らと面談しながら、それを感じることとなった。
もう9月と思うか、まだ9月と思うかは本人次第。前向きな態度で臨めば、やれることはいくらでもある。そんな若者をこれからも応援していきたい。

名古屋はブランドになるのか・・・。

昨日は松原前名古屋市長の話を伺う機会を頂いた。
2008年に市長を退任されてからも、いくつかの要職を歴任されている。僕自身は今回が初めての接点となるため、これまでの実績もほとんど理解しないまま今に至っている。
名古屋市に住んで20年以上になるにも関わらず、随分失礼な話だ。立場が変わると市全体の関心も変わるわけだ。
ブランド
今回の講演は、2050年になった時に名古屋市がどうブランド化、すなわち、どう住み心地の良い街になっているかというのがテーマ。
今、名古屋市の人口は225万人。少子化にあっても2020年には231万人になるという。しかし、その大きな割合は高齢者であり、既に小学生の一学年の人数はピーク時の半分程度らしい。長いトレンドでみれば名古屋市も高齢化の波に飲まれてしまうのだ。
そんな中で、名古屋市のブランド力は全国で800中23位。
愛知万博開催時は13位までブランド力があったわけだが、そこから徐々に落ちているのが現実。トップ10に入る札幌、小樽、福岡、横浜、神戸、京都など、街全体が誰でもイメージできる特徴を持つブランド力がある一方で、名古屋は名古屋メシが一番のイメージというから仕方ない。
もっとブランド戦略に力を入れることが必要。
リニアが開通すれば、名古屋をすっ飛ばし大阪に向かってしまうリスクもあるわけだし、早急にブランド化を進めなければならない。名古屋を中心にビジネスを行い、「名古屋の名物」と自らを語っている我々もまさにその渦中の存在として貢献せねばならない。
松原氏は、名古屋市はコンパクトシティを目指せと言われる。
現在7万人が住む都心部に15万人が住むようになれば、交通渋滞も緩和され、車の数も減ればC02も削減される。都心集住で名古屋市が活性化されるというわけだ。
僕も含め多くの方は、近視眼的にしか物事を見ることができない。5年先を何とか見ることができても、自分が存在するかわからない40年後を見ることは全くしていない(反省・・・)。
しかし、本当に自分の住む街の将来を考えれば、理想的な姿を想像しないといけないのだろう。いつまでも名古屋市が豊かであると思うなんて、慢心でしかないのだ。
そう気づかせてくれた今回の松原氏の講演は、名古屋市を見つめ直すいい機会だったかもしれない。