これからも前向きに 名大社会長ブログ

メンタルヘルスを学ぶ

最近はほとんど活動していないが、これでもキャリアカウンセラーである。歴とした有資格者なのだ。資格をしたのは今から7年前(多分・・・)。
今年も社員に資格を取得させるよう講座に通わせているが、僕が通っていた当時とかなり内容は変わっているようだ。圧倒的にボリュームが増え、覚えることが多い。試験のハードルも上がり、簡単には合格しない。
今や人気のある資格の一つになってしまったので、資格取得も相当勉強しないとクリアできない。
僕が受講した時は、キャリアカウンセリングの中にメンタルヘルスは存在しなかったが、実社会の変化と共にその必要性が生じてきたようだ。最近はメンタルヘルスを学ばなければならない。企業の取り組み姿勢も積極的だし・・・。
それが理由ではないが、昨日はメンタルヘルスの基礎知識を学ぶ場に参加した。
今や50人に1人がうつ病であるというから、特別な病気ではない。昨今の中途市場でもメンタル面を理由に転職されるケースは増えているのも事実。となれば、経営者としてもキャリアカウンセラーとしても基礎知識くらいは叩き込んでおく必要はあるのだ。
あくまでも今回は基礎であるため、予想を超える学びはなかったが、仕事を提供する側として、社員との接し方で注意するポイントは改めて認識できた。基本はキャリアカウンセリングで用いる技法と同じ。そして、どう未然に防ぐかが重要ということ。
過去において名大社では心身症もメンタルヘルス不全も患った社員はいない。しかし、今後も患わないとは言い切れない。どんな企業でもあり得る話だ。メンタルに強い人間を育成すると共に、より働きやすい職場環境を作らねばならない。
今回の講習では自分自身でもエゴグラムを実施し、ストレス耐性を測ってみた。どうやらストレスをあまり残さないタイプのようだ。
そんなはずはないのだが・・・。(笑)

変わる顔つき

昨日、お世話になっている社長の会社で、ストレートに言われた事があった。
「最近、顔つきが良くなってきたな。社長らしくなってきた。」と。
素直にうれしく感謝したが、その後に続く言葉があった。
「3年前は時間給で働いている営業のようだった。」と。
かなりショックな言葉であった。
個人的には今も3年前もその社長に接する態度は何ら変わっていないつもり。努めて明るい態度で臨んでいるはずである。しかし、社長の言われることが正解なのだろう。
環境としては一番厳しい状況で、僕自身もかなりくたびれていた時期であったことは否定できない。自分では気づかないうちに表情に出ていたのだ。その悲壮感が・・・。
思い出してみると何の反論もできなかった。
どんなに繕っても人の表情は素直に出てしまう。自分としては百戦錬磨のつもりでも達人はそれを見抜いてしまうのだ。
それは就職活動における学生も、新入社員が成長する過程でも同じこと。みるみるうちに顔つきが変わっていく。物事が上手く循環すれば表情は明るくなるし、仕事を覚えていけば大人の雰囲気を醸し出していく。逆も然り。
そう考えると人の顔つきは正直で、その時々の置かれた状況がストレートに反映される。
これからの季節は何かにつけ、それが映し出される時期だろう。
僕としては、今回、社長に言われ、うれしく思ったことを維持しなければならない。もしくは更に顔つきを良くしなければならない。
人の顔つきは変化していく。
もっともっと、らしい顔つきにならねば・・・。

新しい出会いはこれから!

イベントの初日を終え、本日2日目を迎える。
今回は企業展&転職フェアの両日開催で、13卒対象の企業が48社と昨年同時期と比べればかなり社数が増えたことになる。
また、3月中旬あたりから新卒ナビの申し込みも勢いが増しており、地元中小企業が本腰を入れて採用活動を行うことが肌で感じられる。企業の増加は学生さんにとってはチャンスが広がる。
それを反映してか、昨日一日の結果で見れば、学生さんの参加も3月のイベントよりも増え、活発な動きを見せている。
大手企業の選考がひと段落し、中小企業を中心に新たな志望先を探す学生さんが増えた事が理由の一つ。それは想定通り。例年この時期はそのケースが多いからだ。しかし、今年はそればかりでない。
これから本格的に就職活動を行う学生が多く見られたのだ。昨日行った講演でも就職相談でも、就職活動初期に見られるような素直で純粋な学生が多かった。うちのスタッフのアドバイスも真面目に聞いていたし・・・。
企業展1241
企業1241
昨日の雰囲気を見ていると一見、曇りがちになる就職活動が明るくなる。
懸命に学生に語りかける企業も、真剣に耳を傾ける学生が目に映る。このような相互が理解する場は、いつの時期も必要なのだ。
たとえ初期の就職活動が上手く進まなかったとしても、これを繰り返していれば、お互いが認めあえる時期がいずれ訪れるのだ。
こういった合同説明会に限らず、企業と学生との接触の場はまだまだ続く。第一志望が叶わなくとも、落ち込む事はない。
新しい出会いが必ずあるし、そこから運命的な企業が見つかる可能性もある。本日もそれを期待したい。
昨日もそんな一日だったはず。だが、ちょっと残念だったのは、事前予約で開催した講演のドタキャンが4割ほどあったこと。一定数のドタキャンは予想するものの、その数が多いと悲しい気持ちになる。その行為も就職活動の一環なのだ。全ては繋がっているのだ。相手を意識することこそ、就職活動には必要となるのだ。
今年も各企業の会社説明会ではドタキャンは多いと聞く。それは注意してもらいたい。みんなが迷惑をする。本当に・・・。
2日目の本日、お互いにとって有意義な時間を過ごしてもらいたい。

自ら考え、自ら作り、自ら売る

今週は名大社が活用する研修会社の経営者セミナーに参加した。
講師は本多プラス株式会社の本多会長。昨年秋のカンブリア宮殿にも出演した東三河の個性的なモノ作り企業だ。
創業は戦後間もない1946年。筆のサヤの製造からスタートした同社であるが、その後、プラスチック・ブロー成形品の開発・製造・販売を中心に行う企業へと変化していった。
「他人のやらないことをやる」という経営理念にあるように、手掛けられている製品は個性的だ。大変失礼な言い方だが、三河地区の製造業が手掛けるとは思えないほど、斬新でオシャレである。会長の講演内容と製品の特徴に、その製品に対する思い入れが十分に伝わってきた。
一般的に製造業がこだわるのは開発力や技術力が中心だが、本多会長は営業にこだわっているのがユニークだ。
今回の講演で、僕が最も印象に残ったのは「自ら考え、自ら作り、自ら売る」という言葉。仕事が面白いのは、この全てが完結してからという言葉に大いに共感した。
我々の事業も同じである。全てを自分たちで考え、作り、販売している。企画するだけ、営業するだけ、ではないのだ。その分、言い訳の余地はないし、全ての責任を負わなければならない厳しさがあるのは事実だが、仕事の醍醐味であるのも間違いない。評価もダイレクトだ。
今まであまり意識しなかったが、「自ら考え、自ら作り、自ら売る」ことが、いかに大切かを思い知らされた。カタチの見えるモノを作る企業とカタチの見えないサービスを提供する企業との違いはあるにせよ、基本的な考えは同じなのだ。また、一つ学びを得たことになる。感謝!
この本多プラスはいい意味で尖っている。この企業の手がけたアジパンダで味の素の売上が2割アップしたという。
本だプラス
一時はプレミアムもついて、15000円の値がついたらしい。ここにも同社のこだわりがあった。次の展開が楽しみだ。
ここ1カ月ほど、バタバタしており、経営者の話を拝聴する機会はなかったが、このような場は継続させなければならない。
僕がこれ以上にボンクラにならないためにも、刺激を受け続けなければならない。
ありがとうございました。

転職フェアは新たな顔ぶれが・・・。

今週末に開催される転職フェア。
年度初めの開催という事もあり、1月3月と比較すると参画企業の数は若干少ない。しかし、この時期に47社の企業に参加頂くのは随分と久しぶりであり、4月開催としてはほぼ計画通り。会場となるウインクあいちもブースが埋まりきった状態での開催である。
中途採用市場は景気のバロメーター的な要素があり、好況期には求人が増え、不況期には求人が減るという至ってシンプルな構造となっている。
また、昨年度あたりの特徴としては、自動車業界のエンジニア募集の多さが目立っていた。東海地区ならではの特徴もあるだろうが、業界全般として堅調に推移している証明でもある。
しかし、この4月に参加頂く企業の顔ぶれを見る限り、これまでの傾向と異なる面が見られる。流通・サービス業の企業の増加である。それも、ここ数年全く募集を行ってこなかった企業や新店をオープンさせる初お目見えの企業が目立つのだ。
背景には消費マインドが上がり、内需が活性化していることが理由だ。この傾向は内需型ビジネスに取り組む者として、この地区で生活する者として大変喜ばしい。
このような企業はヤル気があれば未経験者を積極的に採用するケースも多く、第2新卒者含めチャンスは拡がるだろう。もちろん、その業界で経験ある方もステップアップにも繋がるだろうし・・・。
製造業でも久々の企業が多い。
今回のイベントでも同時にいくつかの講演も開催する。
≪4月21日(土)≫
11:15~12:00 6月までに決定 転職活動のスケジュールとは
13:00~13:45 未経験から医療業界の専門職への道 MRの魅力とは
≪4月22日(日)≫
11:15~12:00 エンジニア転職向け アピールポイント発見のコツとは

こちらは予約は不要。興味のある方は是非、参加頂きたい。
転職フェアの詳細はこちらから
<日時>2012年4月21日(土)・22日(日)
     11:00~17:00
<会場>ウインクあいち 6階展示場
    名古屋駅徒歩2分

一昨日の企業展の案内とほぼ同じ。すみません。

模倣の経営学

模倣の経営学―偉大なる会社はマネから生まれる― 模倣の経営学―偉大なる会社はマネから生まれる―
(2012/03/08)
井上達彦

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本書を読みながら、ビジネススクールのマーケティングの講義や参考テキストを思い出した。
ケースを学びながら、その戦略を組み立てていくわけだが、その時の感覚に近いものを感じたのだ。
模倣という行為は最大のマーケティングにあたるのかもしれない。否定的ではなく、肯定的な捉え方として・・・。
著者は2つの創造的な模倣があると著している。
1つは、自らを高めるために、遠い世界から意外な学びをする。優れたお手本からインスピレーションを得て、独自の仕組みを築いていくような模倣。もう1つは、顧客の便益のために、悪いお手本から良い学びをするという模倣。業界の悪しき慣習を反面教師として、イノベーションを引き起こすことも含めるとして。
1つ目は分かりやすい。どこも行うケースだが、2つ目を模倣とする考え方は意外だが、確かに言われればその通り。他社の失敗を参考にするケースはどこでも考えられる。そうなると、企業の成長や商品・製品の成り立ちも全て模倣なのだ。
本書を読み終え、模倣する企業の模倣する方法を模倣しなければならないと感じた。(何のこっちゃと思われるかもしれないが・・・)
ヤマト運輸の宅急便は、吉野家やUPS、日本航空の「ジャルパック」を模倣し導き出した事業だし、カタチは違うが、スターバックスもドトールコーヒーもイタリアやフランスのカフェを模倣して、現在のビジネスモデルを確立している。
セブンイレブンもユニクロも同様で、多くの優良企業は何らかの形でお手本となる企業を模倣しているのだ。
以前、ある経営者の講演を伺った時に「社会人はより多くのカンニングをしなければならない」という内容があった。それもこの模倣に通じることであろう。
本書を読んで安心したわけではないが、模倣する正しさを受け止める事が出来た。特に僕のような能力のない経営者は、いかに他社から成功事例を盗み、失敗事例を反面教師にする事が大切であるかを改めて認識した。
よしっ、正々堂々と模倣しよう。
しかし、本書でも書かれている哲学者モンテーニュの言葉は気をつけなければならない。
「愚者が賢者から学ぶことよりも、賢者が愚者から学ぶことのほうが多い。」
賢者に学ばれないようにしないと・・・

学生よ!今週は再び合同説明会

本日から名大社は12日連続出勤。GW前にモーレツに働くこととなる。
今週末の21(土)・22(日)日に企業展転職フェアを開催するからだ。
転職市場は新年度に入り、若干落ち着きは見せたものの、一定数の求人ニーズを維持しているのが現状。
新卒市場は4月から大手企業を中心に選考が活発に行われ、採否がはっきりした学生が多い時期だ。
明暗の分かれどころだが現実問題からすれば、学生の進捗状況は厳しいと言っていいだろう。競争率の高い大手企業から内定を獲得する学生の割合は、ごく一部であり、大半の学生は就職活動を継続することにもなる。
中には昨日の日経新聞にも掲載があったように内定辞退に苦慮するケースもあるが、全体数からすれば少数派と言える。
そんな時期を反映して、今週は合同説明会を開催する同業他社も多い。
名大社も同様だ。特に我々の場合、地元の中小企業のクライアントが中心のため、最近になって採用活動をする企業も多い。今回のイベントでも転職フェアへの参加企業も含めれば、13卒学生を対象とした企業は50社近くになる。これは手前味噌だが、ここ最近開催される合同説明会では最大規模だ。
新たに企業探しを強いられる学生には、いいキッカケの場になるはず。これまでの就職活動を振り返りながら、自分の進むべき方向性を再度確認してもらいたい。
また、この時期ならではの講演もきっと大いに役立つことだろう。
 ≪21日(土)≫ 
10:15~11:00 逆転の発想でシューカツを成功させる3つの法則 ≪22日(日)≫ 
10:15~11:00 今日から使える!すぐに役立つ!面接術
13:00~13:45 今こそブラッシュアップ ESを練り直すためのコツ
いずれも僕の熱い仲間が学生たちにメッセージを送ってくれる。
予約はこちらから・・・。
そして、企業展の詳細はこちらから
<日時>2012年4月21日(土)・22日(日)
     11:00~17:00
<会場>ウインクあいち 6階展示場
    名古屋駅徒歩2分

GWを充実させるためにも、いい時間を過ごしてもらいたい。

ダブル当選

今週から本格的に新学期がスタートした。
中学3年の娘も小学5年の息子も新しいクラスが始まった。2人とも仲のいい友達は離ればなれで、初日は落胆した表情だったが、すぐに気持ちを切り替えたようだ。
新しいクラスの恒例行事として学級委員の選出がある。
(僕らの頃はずっとその呼び名だが、今は小学校高学年は代表委員、中学は室長と呼ぶとのこと。)
いつもならクラスの雰囲気が掴めた2学期以降に立候補する2人だが、今年は何故か1学期から立候補したのだ。
(だんだん勇気が出てきたねえ。)
娘は他の立候補者がなく、無投票で当選。一方、息子は立候補者6名の激戦地区を戦うことになったのだ。本人が明かさないので、どんな背景があるかわからないが、何とその激戦を勝ち抜き当選。昨年の秋に続き、姉弟揃ってクラスの代表となったのだ。
まずは、おめでとう!
クラスのリーダーとして、頑張ってくれ。
息子に立候補する際のスピーチを聞いてみた。内容は3年生時にスピーチした内容とほとんど同じ。芸がないのか、筋が一本通っているのか不明だが、彼の話す何かが他の生徒に伝わったのだろう。
人前で話すのが得意とか苦手とかあるようだが、まずは場数を踏まないとどうしようもない。それは面接における学生も同様で、最初からスムーズにいくことはない。まずは勇気を持って行動するしかないのだ。たとえ恥ずかしい面を露呈したとしても・・・。
そんな意味では、2人のこれまでの行動力を褒めてあげたいと思う。これまで多くの恥ずかしい思いをしただろうし・・・。
代表になるのが目的でないのは2人とも分かってはいるだろう。
これからの半年間、思い切り力を発揮してもらいたい。

人事評価は難しい~。

今期の大きな取り組みの一つに人事評価制度の見直しがある。
これからの一年間で現在の仕組みを再構築し、より社員が納得できる制度を作ろうという考えだ。基本的には内部部門の責任者にその仕組み作りを対応してもらうのだが、僕も中心的な存在として関わらなければならない。
専門書を読んだり、同業他社のトップにアドバイスを頂いたりしているが、制度の在り方を理解するほど、悩みが多くなる。
シンプルで分かりやすい仕組みができればいいのだが、シンプルだからと言って簡単にできるわけではない。
つい先日も「人事評価の基本~心構えと評価編~」というタイトルのセミナーに参加し、考え方を学んだ。
そもそもなぜ社員の評価が必要になるのか・・・。最終的には社員のモチベーションがアップし、会社が円滑に機能することで会社も社員も成長するのが理想的。そのための人事評価の目的が、給与や賞与、ポスト、幹部社員の選抜、社員育成などにあたるのだろう。
人が人を評価すること自体、無理があるのだろうが、このセミナーではその心構えについて教えを頂いた。
結論を言えば、明確な正解があるわけではない。評価される側に「納得感」のある評価を行う必要があるだけだ。いい評価も悪い評価も・・・。
公平性と客観性を保ちながら、真摯に評価するしかないのだ。
その仕組み作りは、一筋縄ではいかないと再認識できたのが良かったかもしれない。モヤモヤ感は続くな・・・。
評価をする上で気を付けなければならない「ワナワナ5」は、なるほどと納得。
1.ちょっきん効果・・・評価直前の行動や結果に引きずられる。
2.あま党/から党・・・実態より甘くもしくは辛く評価してしまう。
3.ものさし違い・・・評価者である自分を基準に評価してしまう。
4.まんなか主義・・・ついつい真ん中の点数をつけてしまう。
5.ハロー効果・・・実態以上によく見えてしまう、悪く見えてしまう。
ありがち、ありがち。
難解なこの課題に正面から向き合って、この一年でまとめ上げたい。

映画「アーティスト」

時代によって映画の価値は変わる。
サイレント全盛期において映画は特別な存在で、劇場へは最高のお洒落をして行く場所であった。自宅に大型テレビが当たり前のように存在する今は、100円で立派な映画を借りられる。劇場ほどではないにせよ、それなりの臨場感も味わえる。3Dも観れてしまうのだ。
便利で手軽なのはいいが、昔のように映画が特別な存在であるとは誰も思わないだろう。
この作品の主人公の変わりゆく姿を見ながら、サイレントからトーキーへ移行した時代、そして自宅で映画を楽しむ時代への移り変わりを感じていた。
世の中が便利になることによって、物の価値は大きく変わる。それを享受する自分の存在を否定しないものの、失くしてしまったものも多い。作品の影響なのか少々感傷的になってしまったようだ。
全編通して無声で映画は進行する(厳密に言えば、ごく一部異なるが・・・)。それは決して悪くない。
それぞれのシーンをイメージさせる音楽だけが流れ、逆に見ている者は感情移入しやすいのではないだろうか。ノスタルジックなストーリーも相まって、最近の激しい映画にはない居心地の良さも感じることができる。
それが、この映画の最大の魅力じゃないだろうか。
歴史を塗り替える快挙達成とか、アカデミー最多5部門受賞とか、大げさすぎるとも思わなくもないが・・・。
この映画を観終わった後、思ったこと。
もう一度、チャップリンを観ようと。「街の灯」を観ようと・・・。
それにしてもこの「アーティスト」のミシェル・アザナビシウス監督の名前は、一発で絶対、覚えられないな。