これからも前向きに 名大社会長ブログ

「ハゲタカ」での検索結果(67件):

ハゲタカ再来!?

昨日の日経新聞を読んでいたら気になる記事が掲載されていた。
要約すると
国内投資ファンドのニューホライズンキャピタルが金融機関から不良債権を買い取って対象企業の再建を支援するファンドを設立。
地銀などから経営不振企業向け債権を時価で買い取り、企業に余剰資産や非中核事業の売却を促すほか、収益力改善を支援する

というもの。1月14日(木)日本経済新聞より。

もしやこれって、僕がドラマ史上最も影響を受けたハゲタカと同じ?
2007年放映のNHKドラマ「ハゲタカ」の第一話「日本を買い叩け!」に登場するシーンに似ている。

ブログでもハゲタカのことは何度も取り上げているので、記憶にある方も多いと思うが、
何度観ても飽きることなく、名セリフが僕の頭の中で飛び交う。
そのドラマの主人公である鷲津政彦が代表を務めるのが外資ファンドホライズンの日本法人。

なんと社名も同じじゃないか・・・。
多分、この記事を読んで、おや、これは?と思ったハゲタカフリークも多いのではないか。

ドラマではバルクセールと称し、銀行の不良債権をまとめてホライズンが買い叩き、
その債権を同業他社に売却し利益を得る。
その1社が西乃屋という老舗旅館。
結果的に西乃屋のオーナーは不慮の事故で亡くなり、
その息子西野治が恨みを果たすがために鷲津に仕掛けていくのがこのドラマ。
詳細を語りだすと終わりが見えなくなるのでここで止めておくが、
今回の記事ってそれに近いっていうこと?

いかん、画像を撮るためにドラマをチェックしたが、明け方に見入ってしまった。

僕は金融業界もファンドビジネスもよく分からないが、
1990年代後半に跋扈したファンドが活発な動きをするのをするのだろうか。
このコロナの影響で多くの企業が経営不振になるのは間違いない。
冷静に周辺を眺める場合ではないが、今後、M&Aが積極的になるのは間違いなさそう。
それもファンドを通じたM&Aや企業再建で・・・。

そうなるとまさにハゲタカの世界。
ドラマはハゲタカファンドの悪役と思われた鷲津政彦が
最終的には企業を救うことになるのだが、これかはどんな動きになっていくのだろうか。

中小企業の経営に関わる者として、多くの企業の先行きはとても気になるところ。
今は緊急時の中でお金も無利息で融資が行われているが、結局、返さなきゃいけないのは同じ。
どこも経営の立て直しを行うための努力はするが、すべて成功するわけではない。

間違いなく淘汰される企業も生まれる。
コロナ禍が長引けばとんでもない数が出てくるのではないか。
それを是とみるが非とみるか。
状況によっては企業再建の下、別資本で経営が行われた方がハッピーになる。
西乃屋もサンデートイズも同様。

ドラマの舞台は僕が経営に関わる前で他人事だったが、その舞台は今や目の前。
間近で繰り広げられることはあるのだろうか。
当事者にならないようにしないとね(笑)。

中津川でハゲタカ会だった日

それは一昨日の土曜日のこと。
降りたのはJR中津川駅。
岐阜県出身者でありながら、初めての中津川駅前。

向かったのはにぎわいプラザ。
30年前はダイエーだったという。

その面影は微塵もない。
その場所で何が行われていたかというとこれ。

ドラマ「ハゲタカ」鑑賞会&勉強会が開催されたのだ。
ハゲタカ上映会といえば今や伝説となったイベント。
6年前に企画し、ファンの間ではかなり盛り上がった。
ここで親しくなった方もいた。
ブログでも何度となく紹介している。

雨の第1回ハゲタカ鑑賞会
ハゲタカとサキアテジョーグー
ハゲタカとサキアテジョーグー 2
いよいよ最終回!ハゲタカ鑑賞会
映画「ハゲタカ」鑑賞会と新卒ナビ2015OPEN
ハゲタカ会in名古屋

そこで親しくなった一人が今回の主催者。
通称くま先輩。
中津川を中心に展開する肉のくまざき 株式会社熊崎畜産の社長。
僕より年下だが、いつの間にかくま先輩と呼ぶようになった。
毎週水曜日のブログはここから引用したというウワサも・・・。

彼とはこれまでもいろんな場でハゲタカについて語り合い、愛の深さを競っていた(笑)。
こんなこともあり上映会を復活。
今回はくま先輩が主催で、生まれ育ち会社のある中津川で開催。

誤解なく説明するとドラマハゲタカは昨年放送されたものではなく、12年前のNHK作品。
これが最高なのだ。

参加したのは8名。
元々ハゲタカ上映会の仲間である櫻山さんや岩田さん。
あとはくま先輩の馴染みのある経営者仲間。

本来は1話と2話を鑑賞し、その内容について議論する。
そんなスケジュールだったが、それはあっさりと崩れ、結局、第1話の議論だけでこの会は終了。
お金を借りることは悪くない。
むしろ貸してもらえるのがステータス。
それをどう運用するかが問題で、宇崎竜童扮する西野社長はその才覚がなかった。
そんな議論を含め、あちこちと話題は広がっていった。
多くはお金の話だったかな・・・。

真面目な会を終え、懇親会。
くま先輩が懇意にする「更科」さん。

お店の前にはこんな貼り紙が・・・。

ありがたいですね~。
お蕎麦屋さんだが、夜はしっかりと飲ませてくれる。

料理も美味しく、刺身やサラダ、鮎の塩焼、牛の何とか焼き、最後はざるそばと堪能させてもらった。

その時もハゲタカを中心にあらゆる分野に話題は広がった。
二次会はBARで軽く飲み、名古屋組はJR中央線に乗り帰宅。
中津川で濃厚な時間は過ごすことができた。

さて、次はいつなのかな?
そもそも2回目はあるのかな?
全てはくま先輩次第ですね・・・。

それでも楽しいハゲタカ会。
ありがとうございました。

ドラマ「ハゲタカ」スタート

一部のマニアの中では騒がれ木曜から始まったドラマ「ハゲタカ」。

僕はリアルでは観ることができず、PCで録画分を昨日、書斎で・・・。
ちなみに書斎はエアコンがないのでこの時期は長期滞在は難しい。
特に連日のこの暑さ。
汗だくになりながら初回のドラマを観た。

そんな話はどうでもいい。

一部のマニアが騒いでいたのは
2007年に放映されたNHKドラマ「ハゲタカ」との比較。
このブログでハゲタカで検索してみるとなんと46件。

すべてリンクさせようと思ったが、
それだけで膨大な時間を要するので止めておく。

ただ言えるのは2007年以降観てきたドラマでNHK「ハゲタカ」を超える作品はない。
今でも僕の中ではベスト1位のドラマなのだ。
何度もこのドラマを題材に勉強会を主催したし、
同じようなマニアとは「終わりなき入札」ではなく、
終わりなき名言呟きを繰り返した。
なんのこっちゃ(笑)。

10年以上経過するのに色褪せることのないドラマだし、
ここに描かれている様々なシーンは僕の仕事観にも影響を与えている。

そんな中でスタートした新たな「ハゲタカ」。
世の中には僕のようなおかしな連中が山のようにいるだろうから、
さぞかし制作スタッフも苦慮したことだろう。

それはドラマを観て感じる点でもあった。
NHKのドラマと違い、どちらかといえば原作に近い。
原作のことはかなり忘れているが
沢尻エリカさん演じるホテルのマネージャーがそれにあたる。

しかし、相当、NHKを意識しているんじゃないかと思わせるシーンは多い。
バルクセールの対峙の仕方であり、
旅館(料亭)でのやり取りであり、
ホライズン本社のオフィスでありと・・・。

出演者も太田緑ロランスさんや光石研さんあたりを使うのは心憎い。
光石研さんの中延さん役もいいと思うが、
役柄が異なる前回ドラマ時の雰囲気とほぼ同じ。
巧みな演出なのかな。

1話が終わった段階でドラマの中身を語るのは止めておくが、
今後の展開は楽しみ。
久しぶりに民放の連続ドラマを観ることにしたい。
きっとあちこちでNHK「ハゲタカ」論とテレ朝「ハゲタカ」論が繰り広げられるであろう。
現段階で言えば、NHK「ハゲタカ」にはまだまだ叶わないというのが僕の率直な感想。

それでも次回以降を楽しみにしたい。
暑い書斎で観るのはいやだけど(笑)。

ハゲタカ外伝 スパイラル

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ハゲタカフリークのお肉屋さんが言った。
「芝野健夫は全く仕事をしていない。西乃屋も支援しなかったし、
入札も途中で投げ出したし、大空電機でも時間をくれと言っただけ。
何にもしていない。酷いヤツだ!」
こんな表現だったかは忘れたが、ドラマ「ハゲタカ」上映会をやっていた頃、
このような非難を口癖のように言っていた。

これはNHKのドラマの話。
ドラマを知らない方は全く意味不明だろうが、確かに納得できる面は多い。
柴田恭平氏が演じた芝野健夫は重要な場面に絡んで、いつも正論を吐いていたが、
結局、主人公の鷲津政彦に責任を負わせるばかりで、本人はいてもいなくても情勢は変わらなかった。
ちょっと言い過ぎか・・・。
あくまでもお肉屋さんの表現を借りればである。

そんな会話が著者である真山仁氏に伝わったかどうかは不明だが、本書の主役は芝野健夫。
きっと痛烈な批判に対し、対抗するために本書を書きあげたといってもウソではないだろう。
いや完全なウソか・・・(笑)。

ここでは芝野氏失くしてはストーリーが成り立たない。
完全な主役として体を張り活躍をしている。

タイトルを見ただけで、中味を全く確認せず購入し、
読み進めていくうちにようやく理解したのだが、
これまでのハゲタカシリーズの主人公であった鷲津政彦はほとんど登場しない。

大好きな女優さんが友情出演で瞬間的に映画に出ているようなもの。
予告編ではいかにも重要な役どころとして期待させるが、本編ではほんの一瞬しか登場しない。
大袈裟な表現だが、そんな感じじゃないかな・・・。

本書では姑息で卑しい銀行員が肝心な役割を担うので、
読んでいるうちに池井戸作品をイメージさせてしまう。
半沢直樹が登場してくるんじゃないかと思わせてしまう。
町工場が舞台なのもその理由かも・・・。

前作「グリード」をほとんど忘れてしまったので(苦笑)、
僕の中でドラマの構成が上手く結びつかなかったが、
同じタイミングで読むとこの小説をより楽しめるだろう。
逆に鷲津ファンや反芝野派には物足りないかもしれない。
反芝野派はお肉屋さん以外にいるのかな?

振り返ってみたら、今年初めて読む小説。
ビジネス書がほとんどというつまらない選択していた。
話題の芥川賞作品を読むかどうかは別にして、もう少し小説を読む機会を作ってもいいかもしれない。
小説と言ってもビジネス系ばかりになっちゃうだろうが・・・。

ハゲタカ会in名古屋

あの伝説のハゲタカ鑑賞会から一年(笑)。昨日は大幅にグレードアップして「第1回ハゲタカ会in名古屋」が開催された。
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会場は名大社を利用したものの、僕はほとんど機能せず、吉原さん、鈴木さんのグロービスメンバーに頼ることとなった。
今回のメインはドラマハゲタカで監修を担当された森生明氏。現在はグロービスでファイナンス系の講師を含め、内外で活躍されている。
僕は初めてお目にかかったが、実に気さくな方でハゲタカの決して表には出ない面まで話をして頂いた。名著「大木流経営論」のかなりの割合はこの森生氏が書かれているし・・・(笑)。
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会の冒頭で僕は幹事という立場で挨拶をさせてもらったが、あとはほとんど機能せず(笑)、森生氏の話を伺うのみ。
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3時間近いハゲタカ会はあっという間に終了。これまでのように映像を観ることは一切なかったが、実に濃密な時間を過ごさせてもらった。
ブログでは披露できない内容も多く、その話は感心するばかり。
ドラマがどう構成されていったのか、ドラマ制作陣はどんな想いでこの作品を作ってきたのか、出演者は打ち上げでどんな会話をしていたのか、サンデートイズで入札した190億円のお金はどこに流れたのか、等々、へ~、ほ~、と頷くばかりだった。ファイナンスの勉強もさせて頂いた。
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また、森生氏の歩んできたキャリアから生き方まで学ばせてもらった。
自分の運命は自分で決める、自己完結性が重要なわけでですね。いやあ、本当に勉強になりました。
ありがとうございました!
最後は全員で記念撮影。
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参加者の笑顔がこの会の充実度を物語っている。この後は懇親会へと続くわけだが、こちらも大いに盛り上がった。
素晴らしい日曜日を過ごさせてもらった。感謝!

映画「ハゲタカ」鑑賞会と新卒ナビ2015OPEN

昨日は映画「ハゲタカ」鑑賞会。
ハゲタカシリーズの最終回に全国から熱いファン(?)に集まって頂いた。共同幹事の櫻山さん、吉原さん、お疲れさまでした。
僕が映画を観たのは2009年。ドラマはDVDを購入し、何度も観ているが映画はその当時の1回のみ。
ほとんど内容を忘れている。また、ドラマほどのインパクトもなかったので、僕の中では圧倒的にドラマの方が評価が高い。しかし、2回目の上映を男ばかりの会議室で2時間一言も会話せず観たことによって(笑)、かなり印象が変わった。それは時代背景の影響や今の仕事の立場という視点の違いもあるだろう。
映画の設定は2008年。まさにリーマンショックの時期を描いている。これは当初の設定を大幅に変更して作られたようだ。
今、読んでいる続編「グリード」もリーマンの時期を描いているため、辻褄は合わない。やや強引に作品を作った感はあるだろうが、そこも含め楽しむことができた。そして、恒例の熱い議論。今回も会社経営や経営者のあるべき姿を中心に話し合いが行われた。
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アカマ自動車という日本を代表する自動車メーカーがその舞台。このメーカーの買収劇を巡ってドラマは展開するわけだが、アカマ自動車の社長の発言についても議論が広げられた。何ともまあヒマな連中(笑、スイマセン)。
結論としては夢と希望を語れない経営者は失格ということ。これは自分自身の戒めでもあるな・・・。
鑑賞会終了後は懇親会。こちらも有意義で楽しい時間をすごさせてもらった。
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僕はそんなのんきな時間を過ごしていたのだが、会社の一部メンバーは今日からスタートする新卒ナビの準備に追われていた。
今朝、確認すると新卒ナビは無事にオープン。いよいよ2015年卒の学生の就職活動が始まるのだ。名大社としても学生、企業のサポートを全力でしていく。今年はスマホ対応も含め、ナビのデザインを完全リニューアル。
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今どきのデザインにし、またできるだけ多くの企業が発見されるような構成にした。検索で企業を探すだけでなく、より多くの偶然の出会いを提供していきたい考え。
大手サイトの存在が目立つ中で、僕たちは自分たちの果たすべき役割を実行していくのみ。
今年も残すところあと1ヶ月。慌ただしくも充実した毎日を送っていきたい。

出会えてよかった。「ハゲタカ鑑賞会」

共同幹事の櫻山さんのパクリのようなタイトルで申し訳ないです(笑)。
一週間前に終了した「ハゲタカ鑑賞会」。約3ヶ月、合計4回、総勢18名の方に出席を頂き、無事終えることができた。懇親会を含めれば22名。
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あくまでも趣味の延長線上であるのは間違いないが、そう言い切ってしまうには悲しすぎる。いや、表現が適切ではない。趣味の範囲で留めておくには、勿体なさすぎる。これも適切な表現ではないな・・・。
この会は言い出しっぺの櫻山さんと僕で計画し、そこにビジネススクール仲間の吉原さんが幹事として加わった。18名中、初めて会う方が9名。遠くは京都から、いや時間的には中津川からの参加もあり(笑)、僕にとっては新鮮な出会いだった。
企業経営者あり、MBAホルダー、税理士、社会保険労務士、M&Aのプロありと普段の生活では接点のない方と議論の場を作らせてもらった。ハナタレ経営者の身としては聞く話全てが刺激的であり学びであった。
いかに自分が無知であるかも再認識させられたのも却ってよかったのかもしれない。それが必ずしも自分より先輩ではない。年齢も仕事上の経験も僕よりははるかに低いにも拘らず、その知識や考え方にレベルの差を痛感した。無駄に年だけ取ってても意味がないという事ですね・・・(涙)。
特にファイナンス面おいては未知の世界を知らされた。
例えば、EBO。従業員による企業買収でも、実際は従業員よる買収金額が大きな割合を示すのではなく、銀行や他の出資者の割合が高い。しかし、一般的にはその比率が低くてもEBOとして捉えられる。そもそもEBO自体が世間一般にどれだけ発生しているかは分からないが、僕が思っていた認識とは違う。
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企業買収は株主価値と負債価値で決まり、借入金、社債の額の多さで大きく左右される。そこにフリーキャッシュフローがどれだけあるかが加わったり・・・。一本のドラマでどこまで展開していくというのだ。
それ以外にも「会社は誰のものか」で議論したり、日本はバブルの落とし前をつけたのかどうかと論じたりと、壮大なテーマで話は尽きなかった。
結局のところ、「アラン、お前には何も見えてない」ではなく「テツヤ、お前には何も見えてない」と言われてしまいそうだが、充実した時間であったのは間違いではない。
いいオッサン連中が会議室に籠り、じっとドラマを見続ける。第三者から見れば異様な姿にしか映らないかもしれないが、大真面目にこの鑑賞会を行ったのだ。これは僕の自己満足ではなく、参加された方全員が同様の想いで過ごしたのではないだろうか。
出会えたよかった。そして、開催してよかった。
終了後、一週間が経過し、改めてそう思う。お疲れ様でした。
さあ、そして、次は何を仕掛けるか・・・。

いよいよ最終回!ハゲタカ鑑賞会

本日は第4回ハゲタカ鑑賞会。
いよいよ立ち上がるか鷲津ファンド。ド~ンと出資しようじゃないか・・・。
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大好評(?)の企画も今回がラストとなる。前回開催が1ヶ月以上前になるので、少しばかり緊張感が緩んでしまった感がないわけではないが、この最後の日も楽しみたいと思う。
なぜこれだけの期間が空いてしまったかは大きな理由がある。主催者の僕たちが忘れていたわけでもサボっていたわけでもない(笑)。
このドラマ制作に関わる大物人物をゲストとして招へいし、世の中を「あっ」と言わそうと画策していたために日程が先延ばしになってしまった。
結果的にその画策は頓挫してしまったが、もしこの企画が進行したのなら、相当大きなイベントとして打ち出すことができただろう。そして、世の中が「あっ」と言っただろう(笑)。お楽しみはしばらく先という事で・・・。
8月ともなるとこれまでの参加者も様々な予定が入ってくる。家族旅行だとか町内のお祭りだとか夏休みらしい予定で欠席される方も多い。少々寂しいがこればかりは仕方ない。
ヒマなメンバーで、いや、失礼、何よりもハゲタカ第一優先メンバーで最終回を盛り上げていきたい。思い切って未公開シーンも上映してしまおう。
当日飛び入り参加もOKなので、ご希望の方はぜひご連絡を!
ただ僕も残念なことがひとつ。
定番の懇親会に参加するもののアルコールが一切飲めないのだ。夜中の2時過ぎに家を出て御岳まで登山に行く予定があるため、さすがに飲むことはできない。気持ちがグラグラ揺らぐだろうが、ぐっと我慢して会話を楽しみたい。
帰宅後は速攻で寝て夜中に飛び立つので、今回の状況はブログで書くことはできない。共同幹事の櫻山さんのブログに期待したい。日曜日版の執筆もあるだろうが、きっとその才能を最大限に生かし、うまく絡ませて書いてくれるんじゃないのかな・・・(笑)。
いずれにせよ最後の鑑賞会でも多くの気づきと学びを得たいと思う。

ハゲタカとサキアテジョーグー 2

安易なタイトルはお許し頂きたい(笑)。昨日は第3回ハゲタカ鑑賞会。
いよいよ舞台は大空電機。大空電機と言えば、カリスマ経営者大木昇三郎。この名著がどれだけの経営者に影響を与えてきただろうか。な~んて・・・。
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ドラマが盛り上がっていくと共にこの鑑賞会も更に盛り上がっていく。今回はわざわざ京都から参加された経営者の方もあり、その熱意には幹事としてもビックリ。
京都土産の新定番も頂いた。美味しかったですね。
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今回も前回同様、第2回の振り返りを行い、その後第4話、第5話を鑑賞。そしてグループごとに議論に入り発表する。毎回、その内容の濃さには驚かされるが、今回のハイレベルな議論と深い観察力は更に驚きを与えてもらった。衝撃に近いのかもしれない。
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その一つ一つを紹介していくとブログが終わりそうにないので(苦笑)、このホワイトボードから想像してもらいたい。それはちょっとムリか・・・。
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共同幹事の櫻山さんがずっと気にされていたセリフ「やり直したいなら、何もやらないことだよ」。この真意についての議論もあった。参加者の一人が言われたことの視点に僕も含めた全員が目が点。(これについては改めて僕の理解を含め書きたい。)
深い気づきであった。
カリスマ経営者の最大の弱点は後継者を育成することができない点にあるのか。
理念もビジョンも戦略も一人のカリスマに頼っていると最終的に企業は意思決定が遅れ、取り返しのつかないことに繋がる。そんなことに気づかされる今回の鑑賞会であった。
終了後は懇親会。これも前回同様、円頓寺のサキアテジョーグーを貸し切って大いに盛り上がる。
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途中から浴衣美人も加わり、店の内外で話題が広がる。
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経営者の資質とは何か、中継ぎを徹底できる経営者が優秀じゃないのか、誤ったマスコミの評価が会社を間違った方向に進めていくのではないか、などなどお酒を飲みながらでも議論は尽きない。これも貴重な時間。
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思いつきで始めたハゲタカ鑑賞会が、学びの場を与え、刺激し合い、友情も芽生えていく。こんな会に発展するとは全く予測できなかったが、それは嬉しい誤算。参加者から感謝の言葉も頂くが、本当に感謝しなければならないのは幹事の僕らなのかもしれない。
このハゲタカ鑑賞会も残すところあと1回。最終回は大物ゲストを迎えて盛大に締めくくる計画もある。楽しみはまだまだ続く。
お疲れさまでした。

ハゲタカとサキアテジョーグー

昨日は第2回ハゲタカ鑑賞会。
第1回は5月11日だったので3週間ぶり。一部のメンバーは入れ替わったが15名の方が参加。今回は第2話「ゴールデンパラシュート」と第3話「終わりなき入札」を観て議論を行う。
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議論のキーワードは「会社は誰のものか?」。ドラマの中で気づいたことや学んだことを共有しながら、会社は誰のものかについて議論をしあう。
大の大人が2時間ぶっ通してドラマを観て真面目に語り合うなんて、部外者が見たら異様な光景だろう。確かに異様だ(笑)。しかし、これがたまらなくいい。昨日も各テーブルで激論が繰り返された。
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民事再生を申請した企業へのお金の流れであるとか、社長はどうあるべきかとか、正しいお金の使い方であるとか、ドラマを舞台にした議論は止まることがない。
今回は僕がファシリを務めさせてもらったが、予定時間を過ぎても終わらない。これは僕の力不足もあるだろうが、白熱した話で時間は瞬く間に過ぎていく。ホワイトボードも消しかけ状態で写真を押さえた。
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いやあ~、今回もレベルが高い。みなさん、凄すぎ・・・。
4時間弱の鑑賞会を終え、向かった先は円頓寺。円頓寺商店街にあるお気に入り店「サキアテジョーグー」で懇親会を行うことに。
オーナーが気前よく貸切にしてくれたため、ハゲタカのテーマをBGMにしてまたまた乾杯。ここでも熱い話と美味しいお酒。
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オリオンビールを飲み、ワインを飲み、泡盛を飲み、沖縄料理を食べながら楽しい時間を過ごす。
店の外で飲むのも中で飲むのも気持ちがいい。
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ここでもハゲタカを中心にしながらも、企業経営や銀行との付き合い方などあちこちに話題が飛ぶ。3時間の懇親会もあっという間に過ぎていった。〆の炊き込みご飯も美味い。
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トータル実に7時間・・・。大の大人がと思われるかもしれないが、僕にとっても楽しくも有意義な時間であった。
「腐りかけの肉と腐りかけの企業が一番ウマい」。これは名言だな・・・。
どんどんレベルが上がっていくハゲタカ鑑賞会。
次回は6月22日。仕切り役も不安になってくるが、次回は順番で行けば櫻山さんが担当するだろうから、僕は無責任にみていればいいな(笑)。お疲れさまでした。