理系は文系と異なり、応募方法が2種類あります。どちらにもそれぞれ特徴があります。2つの応募方法のメリットとデメリットを理解し、就活を進めましょう。
大学や教授が学生を推薦枠がある企業へ推薦する応募方法です。
自由応募よりも面接や試験が少なく、
競争率が比較的低い
学校推薦とは、いわば「この学生は優秀です」というお墨付き。自由応募のように誰でも応募できる方法ではありません。その分、競争率が低いことが最大のメリットです。ただし、推薦があるから内定がもらえる、というわけではありません。自由応募の場合と同じく、しっかりと自己分析や企業研究を行うことが必要です。
選択の幅が狭く、内定辞退ができない
推薦は企業と大学・教授との信頼関係の上に成り立っているシステムです。限られた推薦枠の中から応募企業を選択します。また、推薦は1回出せば、その企業の採否の結果が出るまで他の企業への推薦をもらうことはできません。内定辞退は大学と企業の信頼関係を壊してしまうことになるため原則的にはできません。
自由応募は自分で志望企業を探し、エントリーを行い、内定を得る方法です。要するに文系の応募方法と同じです。エントリーから試験、面接、内定までの選考プロセスも、企業ごとの選考ステップに沿って行われます。年々、自由応募の人気は高くなっています。
選択肢が豊富であり、効率的に就活を進められる
豊富な選択肢の中から自分の希望する企業を選べるため、学校推薦より自分の希望に沿って就活を進めることができます。複数社同時に選考を進められるというのも自由応募ならでは。
競争率が高い
誰もがエントリーできる分、申込みが殺到するため、有名企業では競争率が非常に高いことがデメリットです。また、エントリーシートや面接、学力試験も企業の選考ステップ通りに進められるため、選考試験対策をしっかりとしておくことが必要となります。