東海の熱血人事列伝

第2回 愛知スズキ販売株式会社 人材開発部 人材開発課 課長 奥村千鶴氏

愛知スズキ販売株式会社 <アイチスズキハンバイ>

当社は、スズキ株式会社の製品を取り扱う地元資本の自動車ディーラーです。
スズキ車の販売促進はもとより、お客様を大切にし、職場環境の充実と地域に密着した営業活動を行っています。
“スズキ”といえば「ワゴンR」や「ハスラー」など軽自動車というイメージが強いかと思いますが、小型自動車の「スイフト」「ソリオ」「エスクード」なども国内外でシェアーを広げつつあり、そこが今後楽しみなところです。

会社の仲間に支えられ、
これまで仕事を続けてきました!

ー仕事の魅力について教えて頂けますか?

当社の営業は、店舗にて一般のお客様に直接スズキ車を販売する直販営業と、地域の販売店様に卸し販売する業販営業の、2つの営業スタイルがあり、それぞれの利点を活かした営業活動を行っています。
直販営業では、1つの店舗に直販担当スタッフが2〜3人と少数精鋭部隊なので、メンバーは、ライバルでありつつも、お互いに助け合う文化が根付いています。業販営業でも、先輩から担当地域にある数々の販売店様を引き継ぎ仕事に入るので、業販担当スタッフは、先輩と販売店経営者様の両方から支えられ、じっくり成長していきます。そういった環境から暖かい雰囲気が生まれているのではないかと思います。そんなことでは甘い!という見方もあるかもしれませんが、暖かさがあるが故にそのお返しとして“実績を上げよう”という気持ちが自然に芽生えて、結果(販売実績)につながっているのではないかと思います。

ー奥村さんご自身の今後の目標・展望について教えてください

私自身も、直販営業と店長の経験があり、充実の時も、辛い時もありましたが、“スズキが好き”“人が好き”“お客様からの「ありがとう!」”をモチベーションに、会社の仲間に支えられこれまで仕事を続けてきました。
今後は、人事の立場から、営業の仕事の魅力、会社の雰囲気、社員の人柄などを応募の方々に伝えていくと共に、私を通して入社した若手社員に対し、仕事を通しての自分磨きが促進するよう、応援コミュニケーションを取り続けていきたいと思っています。

第2回 愛知スズキ販売株式会社 人材開発部 人材開発課 課長 奥村千鶴氏

ー営業職に向いている人とは?

アルバイトの接客経験から“やりがい”を見出して営業職を志望する方も多いと察しますが、お客様との関わり方や責任の重さがアルバイト時とは異なるので、そこはじっくり考えてほしいと思います。自動車販売の仕事ですと、販売後のフォロー活動でお客様との関係が長く続きます。信頼の「ありがとう!」の声をいただくためには、気配り、マメ、責任感などの資質も重要です。
また、繰返しと積重ねでようやく「頼りになる!」と思っていただけるので、粘り強さも大切です。とは言っても、資質に合いさえすれば上手く行くというものでもありません。それを理解した上で仕事に就き、努力し続けることで「向いている人」に近づいていくのだと思います。

ー学生を採用する際に、どんなことを1番評価しますか?

当社を志望している理由が自分の中でしっかりと整理できているか?を面接時に注視します。志望理由は、自動車業界に興味があることが前提とは限りません。例えば極論で、お金を稼ぎたいという理由でも、一貫した考えが伝わってくれば良いと思います。(笑) 何を聞かれても一貫した考えが見えてくるような学生さんが印象に残りますね。
その逆で、その場しのぎの取り繕った返答をすると、最後にはつじつまが合わなくなり何も伝わってきません。
企業の下調べや自己分析は徹底的に行い整理し、それから進めることが一番大切なことだと思います。