こんにちは!名大社の加藤賢治です。
今回のブログは求人広告営業の仕事をして感じることを書きます。
入社して約17年営業の仕事を続けていますが、この仕事のやりがい、辛さ、向いている人について自分自身の考えを伝えたいと思います。
現在自社採用活動をしていて実感している事ですが、入社を希望する求職者の志望動機の傾向は
●人に対して教育が好き・尽くすことがしたい
●人から感謝されたい・幸せになってもらいたい
●名大社の社員が人間的に魅力が多いと感じたから
●地域(地元)に貢献できると感じて
地元で人材を扱っている会社なので、上記の傾向(理想)になるのは必然かもしれません。
理想を持つことは非常に大事なことではありますが、一方で現実も理解して入社をしないとギャップを感じてミスマッチになってしまいます。
求人広告営業とは読んで字の如く、広告メディア通じて求人を出す媒体を提案する仕事です。
現実をお伝えすると、営業成果(数字)を求められるのは当然のこと、クライアントの要望に対して必ず結果がでる(採用できる)商材ではありません。
したがって、この仕事は理想を追い求めながら現実にも向き合う泥臭い仕事です。
売上数字を出しながら、採用案件成功時の達成感を得ることが天職と感じ、自社とクライアントの利益追求と自身のキャリアアップに尽力する人であれば非常にやりがいに感じることができると思います。
僕が感じている営業ができそうな人は下記の通りです。
●TPOをわきまえてる人
笑顔があり、その場に合ったスーツの着こなしができ、他人に不快感を与えない(清潔感等)
●メンタルが強い人
目標数字に対して達成できなかった時や採用できなかったクライアントに対して、原因と対策を考え、継続して改善案を提案できる強いメンタルが必要だと感じています。
新規営業はアポなし訪問や電話営業を数多くこなしても殆どは担当者不在であったり断られることが多いので、仕事の意義を失ってしまわないようにポジティブなマインドが大事です。
悩んだり迷ったりすることは誰にでもある事ですが、ずっと辛い気持ちが引きずったり、気持ちを切り替えができない人はこの仕事は厳しいです。
●フットワークが軽い人
競合他社から新規契約を取る為には、アポなし訪問や電話営業等の件数を自ら進んで、1件でも多く件数をこなしていく行動量が重要となってきます。
初めのうちは考えるよりも先ずは行動してみることが大事です。
●コミュニケーション能力が高い人
相手の意見に対して意図をくみ取り、課題を分析して、説得力のある説明ができる人がクライアントには重宝されます。
その為には、自社商品や他社商品の知識を深め、クライアントをよく調べ、社会情勢を学ぶ学習意欲がある方が大切になってきます。
また相手に意見を伝えるときは
結論から伝え→理由→まとめ→ユーモアを最後に織り交ぜると効果的だと感じています。
●信頼ができる人・相談される人
商品に魅力を感じて契約いただく事はありますが、それ以上に契約をいただくにはクライアントとの信頼関係が重要視されます。
商品を売り込むのではなく営業の信頼をいただいて契約をいただく事が長いお付き合いをする上で大事になってきます。
求人広告ですから必ず採用できる媒体ではありません。事前に期待値調整をしてクライアントとの人間関係構築が重要ですし、採用ができなかった時こそが運命の分かれ道です。採用ができた時もできなかった時も原因・対策を考えて次につながる行動をしていく事が大事です。
信頼はすぐに築くことは難しいですが、約束を守る・嘘をつかない・相手の話をしっかり聞く・何らかの答えを用意してくれる等々の基本的な事を実行すれば自ずと結果はでてきます。
●他者のせいにする他責思考ではなく、問題を自分のものとして考える自責思考(責任感)を持つ
売上が上がらなかったり採用できなかった場合に、商品が悪い・採用できなかったクライアントが悪いと考えるのではなく、売上を上がらないのは何が原因でどのような行動や提案内容に変える必要があるのか、採用できなかったクライアントが何を求めているかを分析して商品が問題であれば商品を改善する策を考えたりすることが自責思考だと思います。
自責思考で自分を追い詰めるのではなく、問題と改善案をセットで考えて実行する思考が大事です。
最後になりますが、このブログを読むと厳しいイメージを持つかもしれませんが、厳しさだけでは僕は約17年間この仕事を続けることはできなかったです。
クライアントからの喜びの声や「採用を全部君に任せる」と言って頂くなど、媒体の魅力ではなく自分を認めていただいた時や業種職種問わず様々な人との出会いや知識を深めることができる事など、魅力がたくさん詰まった仕事です。
現在、コロナ禍で営業成果低迷によりスランプに陥って意気消沈することもありますが、初心に戻り、改めて名大社に尽力していきたいと思います。