新年度明けましておめでとうございます。
キャリアコンサルタントの臼井です。
まさかこの歴史的な日の翌日がブログの担当になるとは・・・。
もうこの話をするしかありません。
新元号が発表されました。
「令和」
(文芸春秋オンラインより)
何事も最初は慣れないもので、使い続けていくうちに
普通になるのでしょう。
私自身2回目の改元経験で、不敬発言かもしれませんが
あと1度くらいは改元を経験するかもしれません。
3つ前が昭和となると、僕が子供の時に、明治生まれすげー!
と思っていたような感覚でみられるのだろうか・・。
「万葉集」から引用した言葉とのことで、ここまで中国の
漢籍から引用してきたので、史上初の日本の書籍からの引用となり
インパクトの大きい元号となりました。
せっかく元号がフューチャーされているので
歴史好きの臼井はいろいろ調べてみました。
今回の「令和」は248個目の元号だそうです。
これは
南北朝時代は南朝と北朝で元号があって、どちらも
カウントした合計数になります。
どちらか一つにするといろいろ物議をかもしそうですが
後醍醐天皇は好きなキャラだし、南朝の方が有利な気もしますが‥。
調べてみたのは
長さランキングトップ10
1位 昭和「1926年ー1989年」62年12日
ぶっちぎりの1位で、おそらく張本(日本限定)の安打記録か金田の400勝くらい抜けない記録でしょう。
2位明治 「1868年ー1912年」44年187日
なんとくじ引きで決められたそうです。松平春嶽公が選んだものだとか。江戸から明治へ大きな
変化があった時代でした。
3位応永「1384年ー1428年」35年
3代将軍足利義満の時代で金閣寺ができた時代です。室町時代で一番平和な時代です。
アニメの一休さんの時代でもあります。
(室町時代は常に不安定だった印象です。)
4位平成「1989年ー2019年」31年
実は平成も長かったのです。平成の怪物の復活を期待しましょう。
5位延暦「782年ー806年」25年
比叡山延暦寺の由来。平安京に遷都した年でもあります。平安時代唯一のトップ10です。
6位正平「1347ー1370」24年
室町前期。初代将軍足利尊氏、高師直らと尊氏の弟の足利直義が争った時期。
室町時代は常い争い沙汰が多く平和な時間の短い時代でした。
7位天文「1532年ー1555年」24年
戦国時代ではありますが、実質は室町時代、トップ10に3つ入る
室町時代すごいですね。織田信長が生まれ、ザビエルが日本に来ました。
8位延喜「901ー923」23年
平安時代、醍醐天皇が摂関家に頼る事なく親政した時代。
後醍醐天皇は醍醐天皇の時代に憧れて後醍醐と名乗った由来のある時代です。
9位天平「729ー749」21年
奈良時代 聖武天皇の時代。正倉院、鑑真などの時代。
10位享保「1716ー1736」21年
江戸時代から唯一のランクイン! 8代徳川吉宗の時代。享保の改革で有名。
尾張藩は徳川宗春公の時代でもあります。
20年前後だと、織田信長の時代で有名な「天正」や
関ケ原の戦いがあった「慶長」などもあるようです。
好きな元号はやはり「天正」かな・・・。
ちなみに最短は・・・。
暦仁「1238ー1239」鎌倉時代で執権北条泰時の時です。
74日だそうです。読み方の「りゃくじん」が略人と同じで
縁起が悪いと変えたらしいです。
あと面白いのは漢字4文字の元号が奈良時代に5つありました。
天平感宝
天平勝宝
天平宝字
天平神護
神護景雲
天下布武とかみたいで恰好いいですね。
もう一つは
今ままでの248個の元号の中で
使われた漢字の数はいくつか?
意外と少ない73文字だったのです。
多いのは
「永」29回
「天」27回
「元」27回
だそうです。
平成の「成」は始めて使われた漢字だったそうです。
今回「令和」の「令」も元号で初めて使われた漢字になります。
平均年数は5.5年くらいと実はかなり短いので、明治、大正、昭和、平成は
元号としては長い方なのです。
初めての元号は「大化」645年からだそうです。
そう大化の改心以後、1300年以上続いているのです。
単純にすいごいなーと思いますね。
履歴書書く時に元号表記なので、実は使い勝手が
いいとは正直思っていないのですが、
こういう時は時代を感じる事が出来てやはりいいなと思う。
システム的には数字のほうがいいだろうけど、
このアナログな元号の存在が21世紀にある奇跡が日本だなと思う。
いろいろありますが、いい時代を創っていきたいと思います。