また今月も回ってきました
オッサンのたわ言。奥井です。
今年のGWはどう過ごされましたか?
旅行に行ったよ。ボーッとした贅沢な時間をつぶしたよ。時間を経つのを忘れ読書にふけったよ。
色んな思い出を作って、すっかりリフレッシュもでき、今は仕事に遊びにと
張り切っておられることでしょう。
お知らせです。
本日より2日間、転職フェアが開催されます。
【日時】5/15(金)・16(土) 11:00~17:00
【会場】名古屋国際会議場イベントホール
地下鉄「日比野」・「西高蔵」より徒歩約5分
デジタルだけでの転職活動だけでなく、リアルな直接人事担当者から話を聴ける
チャンスも利用してください。
是非ご活用ください。会場でお待ちしております。
さて、今回のテーマに・・・
僕はまさにテレビで育った世代。
なんとなくテレビがついていないと落ち着かない性格でもあり、
リモコンを何故かなんとく触っている癖があります。
番組表を見てチャンネル選択をするのでもなく、
いつもの癖で、何気なく、チャンネルを変えていたら、
偶然「なんだこの番組は・・・」と、見入ってしまった番組。
今回、是非ちょっと紹介したいと思います。
それは、
Eテレ
毎週日曜 夜7:00~
【再放送】毎週日曜 午前0:00(木曜深夜)
偶然、テレビ画面には、
障がい者、健常者が垣根なく、フランクに冗談や自分の意見を言い合い、障がい者というハン
ディを笑いに変えて話している何とも今までにないバラエティー番組に遭遇。
なんだ、この番組はと、思わず釘付けになって観てしまいました。
ゲストとしてお笑いのパックンと自らも視覚障害の噺家である桂福点という噺家さんが出ていました。
番組のテーマは「チャレンジ」夢を応援!チャレンジ企画として、障がいのある人が、
今まで一度やってみたかったことにチャレンジするというものでした。
チャレンジは3つ・・・
脳性まひの男性が障害のためにアツアツラーメンが食べられなかったので、アツアツのラーメンが食べてみたいと
チャレンジするものでした。(障害で舌をうまく動かしてヤケドをしないようにするのが不得手だから、
今まではヘルパーさんが冷ましてくれたぬるいラーメンしか食べたことがなかった。)
遂にアツアツラーメンを体験した時に発した言葉が、
「アツアツラーメン最高じゃないですか」
純粋に出た一言に思わず感動。
また、
交通事故の後遺症(難聴、高次脳機能障害、右手(片)麻痺など)が原因でバランス感覚が乏しい
TASKE※ さんの夢の実現に向けて・・・。
ジャニーズのようにかっこよく踊れるようになりたい。
そんな夢を叶えるために練習スタート。バランス感覚が乏しい彼にとっては非常に難しいこと。
悪戦苦闘の練習風景をダイジェストで紹介していました。
(1か月猛特訓の練習成果は後日ベルバラ公式サイトで5/11まで限定公開されていました。
観たところ、本人的には80点くらいの出来と評価していましたが、どう言っていいのか
「ホントすごいよくやったなあ」です。150点、いや180点モノです。)
夢を叶えるべく努力する姿にも感動しました。
注※ 朗読詩人,お笑い芸人,音楽家。交通事故の後遺症(難聴,高次脳機能障害,右手(片)麻痺etc)を
残しながらも、1992年8月よりストリートで活動開始〜ライブハウス進出,全国ツアーを経て、最近ではNHK「バリバラ」へ
準レギュラー出演。「吉木りさ」がTASKEファンを公表。2014年 NHK「SHOW-1グランプリ」優勝。
(TASKEの紹介ページより)
最後に、
面白いゲーム「異業種障害伝言ゲーム」
障害の特徴を踏まえての伝言ゲーム。絵やジェスチャーで伝えたり、描きにくいからと勝手に対象物を変えてしまうという
自由な工夫を入れてのでのゲーム進行。
なかなかうまく伝わらない。
楽しみながら、お互いの障害を理解することができる面白いゲームだなと、思える一方で、観ている人にも
障害の特徴を理解できました。
これ以降、気になって、このバリバラを何度か観るようになっています。
出演者として、色んなタレント、女優、障がい者が参加し、進行されていくバラエティー番組。
何気なく観ていて、意外と楽しく、見入ってしまう番組。
障害者が生活していくうえで、直面する喜び、恋愛、仕事、悩み、怒り、不満、など様々なテーマを、もとにできた番組で、
障がい者も本音で話をしているのが、自然と身近に感じられてとてもいいなと思っていつも観ています。
堅苦しくなく、バラエティーとしても、楽しめる番組です。
私たち名大社では、現在、
『障がい者のための就職・転職面談会』を半期に一度の周期で開催しています。
前回は4/24に開催し、100名を超える方にご来場いただきました。
次回は秋口開催を予定しています。(日程は後日、名大社HPにてご案内されます)
私は、
今まで正直言って
障がい者との接し方はどうしたらいいのかな。
こんな対応はよくないのかな。
と戸惑ったり、考えることも多々ありましたが、この番組をたまに観るようになってから、
そんなに、堅苦しく考えなくてもよいのだと思えるようになってきます。
障がい者に対して、同情という気持ちで接していませんか。
偉そうにいえる立場でありませんが、
障がい者も健常者もお互いが一個人であって、たまたま障がい者はハンディを持っただけで、性格と同じように、
考えればいいのだと思います。
相手に対して尊厳を持って、お互い障害特性によるハプニングを許し合えるということが大事だと思います。
障害を学ぼうというよりも、友達の性格を知っていくように、楽しみながら障害への理解を拡げることが大事なんだと
思うようになりました。
今回紹介したバリバラはそんなことを教えてくれる番組でもあります。
発達障害、高機能自閉症、統合失調症、解離性同一性障害、知的障害、気分循環性障害、広汎性発達障害、
アスペルガー症候群、パニック障害、脳性まひ、ADHD、双極性障害、精神障害、聴覚性障害、適応障害・・・等々
今まで聞いたことのない障害の名前。
色んな種類の障害があるんだなと、まずは知ることからでも・・・
あなたも是非、
バリバラを一度、視聴してみてください。
何か感じるものが・・・。