おはようございます!
本日は、名大社の営業、近藤がブログを担当させて頂きます。
2月も残り約1週間。
だんだんと春が近づいてきているのを感じる今日この頃。
とはいえ、まだまだ寒い季節が続きますので、皆様お体だけは御自愛ください。
今週一週間、私はと言うと風邪の症状に苦しめられ、体調が思わしくない日々が続きました。
一か月前から、熱が上がったり、下がったりの乱高下を繰り返しております。
先日仕事終わりに、自宅近くに内科で診断をしてもらいました。
薬をもらって、診断終了かと思うと、精密検査の必要がありますとのこと・・・。
その場で血液検査をし、また後日結果が分かるとのことです。
今はと言うと、段々と体のダルさもなくなってきており、熱も平熱になってきました。
油断は禁物ですので、帰ったらうがい・手洗い、夜は温かくして寝るなど、
基本的なことを忠実に守って、日頃の体調管理に努めたいと思っています。
日頃、常用している王子ネピアから「鼻セレブマスク」。
マスクは必ずこれを利用しています。
ちょっと高級品ですが、機能は抜群、付けてても全く息苦しくなく、
耳の後ろが痛くなることもありません。もし、機会御座いましたら一度ご利用をお勧めします。
さて、気持ちを切り替えて本日の本題に移ります。
「無印良品の人の育て方」-松井忠三 著
こちらは、名大社で月一回開催している「若手勉強会」で発表した本です。
「若手勉強会」に関しては、昨年山田社長のブログでも取り上げておりますので、ご確認ください。
無印良品を展開する株式会社良品計画の現会長である松井忠三氏による著書です。
前作の「無印良品は、仕組みが9割」がベストセラーになったこともおなじみですが、
私、無印良品のお店・商品が大好きで、週末は頻繁に近くの無印の店舗や、
愛知県内の無印良品の店舗を全制覇する「無印良品全制覇」という謎のイベントも、
大学時代に挑んだことがあるほどの無印ファンなのです!
そんな大好きな無印良品が題材になっている本という事で、手に取りました。
表紙には「離職率5%を実現する、“働きがいのある会社”の秘密」というキャッチコピーが。
比較的人の出入りがある、小売業界の中で離職率5%という数字は、卸売業・小売業の
平均的な離職率が14.4%(本書より抜粋)と言われていますので、特筆すべき数字だと思います。
なぜ、そのような風土が出来上がったのか。それは、本書で何度でも書かれていますが、
「逆境をあえて作り出し、修羅場経験をさせる」という考えが、松井氏だけでなく無印DNAとして
浸透しているためです。
例えば、無印良品では、3年おきに店舗移動があるようです。
あらゆる環境経験や、視野を広げ「なんでも自分で考えさせるようにする」
という習慣づけを無印の全従業員に徹底させています。
また、本書の中で一番驚いたのが、良品計画では、課長職クラスの社員全員を
三か月間海外短期研修を実施しているとのことです。
海外短期研修のプログラムは、どこの国に行くのか、そこで何をするのか全て本人任せで、
研修内容を決めるそうです。
中には、パスタソースを開発したいと言う社員の方がいたそうで、3か月間ずっとイタリアでパスタを
食べ続けたと言う社員もいたとのこと。スパゲッティ好きな私からしてみたら、かなり羨ましい話。
しかし、海外短期研修の間、課長がいなくなり、各店舗は混乱する恐れもあります。
そういった事がないように、良品計画内では「業務の標準化」が徹底しており、課長がいなくなっても、
今いるメンバーで仕事が回せるシステムが構築されているとのことです。
研修を実行する課長だけでなく、国内に残された部下も何とかしなくてはならないという、
「修羅場経験」を積むことが出来ます。
まだまだ、何か社内でトラブルがあった際や、困ったことが起きると自分の上司や先輩に頼ってしまう、
自分の未熟な面を正さなくてはならないなと思ったと同時に、
「自分でなんとかする力」を養うことの重要さを常に意識し、成長の糧としなくてはと感じました。
無印良品に行ったことが無いという方は、そうそう居ないかなと思いますので、
もし手に取る機会がございましたら、一読をお勧めいたします。