堀口です。よろしくお願いします。
今回は、今や国民食に成り上がりましたラーメンについて私の思い出深いお店のご紹介です。
今から40年くらい前に遡ります。 ラーメンは当時、今の様な専門店も無い時代です。
又、中華料理店もそんなに無い時代でした。懐かしい日清のチキンラーメン、金ちゃんヌードル、
カップヌードル、出前一丁(※ラー油が懐かしい)に舌鼓をうったものでした。
わかるかな? わかんねえだろーな。
場所は岐阜市日の出町。柳ヶ瀬近くにそのお店は存在します。店名は“丸デブ”といいます。
創業は大正6年。御年は97歳をゆうに超えます。歴史のあるお店。
久しぶりにお邪魔させていただきました。でも、1年ぶりくらいですが。
朝、11時10分到着も、お店は満席状態。瞬く間に数名の待ち人が。
待つこと8分くらい。11時入店組のお帰りとともに店内へ。おお〜。
いつもの醤油ダレの独特の匂い。帰ってまいりました。郷愁~
家族経営で若女将が水を運び、デーブルの吹いて。ご注文は?
今日はワンタンで行こう。
“ワンタン“お願いします。私の連れは“中華そば”をお願いしました。
言っておきますが、ワンタンは多分、数に限りがありまして13時前には売り切れ御免となります。
ところでこの丸デブさんのメニューは中華そばとワンタンの2種類のみ。現在、お値段一杯400円。いい値段でしょ。
はじめて食べた小学生時代から変わりません。当時、そばが一杯90円でしたでしょうか?
オイルショックや何やらで狂乱物価でトイレットペーパーが突然世間から一時期消えました。買い占められたり、学校のテスト用紙が藁半紙になったりと。
いつものように、話が脱線しました。2年くらいで小刻みの値上がりがあり160円位になったと思います。待つこと10分。
どんぶりがテーブルに運ばれました。相変わらずスープは並々。置いた途端に少しこぼれます。チャーシュー、ネギ、蒲鉾少々。
ワンタンですが、ボリューム満点、どれだけ食べても中からワンタンが出てきます。
高校時代はT君と学校帰りにと“”ケッタマシン”で乗り付けて、中華そば2杯食べたなぁ。懐かしい。
味はあっさりしていて、麺は細麺です。丸デブの中華そばはあくまで中華そば。ラーメンではありません。笑笑。
⚫️通なお客様はこんな注文を。 吉野家を感じさせます。
①コワメ:麺は固め。
②カラメ:スープの醤油が濃い目
③ネギ多め:言葉通り
コワカラ。コワカラネギ多め。いいフレーズ。尚、チャーシュー多めは、叶えられません。
ワンタンはあくまでワンタンで麺は入っていません。
麺ダブル。多め、とかのオプションもありません。
初見参の客人が“ラーメン”と注文。奥さんが“そば”ですが?と反応。 あくまでも、中華そばを主張。
丸デブのこだわりの中華そば。丸デブ総本店。如何でしょうか。
食した後は、交差点を渡り、柳ブラでも。
営業時間は11時〜6時ですが、売り切れ御免です。2時以降が比較的空いてます。冬場は暗くなる前には閉店の様子。
これから寒くなるとこのあつあつの一品が恋しくなります。
一度、ご賞味ください。
次回はパート2を予定しています。