さて~、これは

何に使うのでしょ~うか?

隙間が、開いたり閉じたりします。

 

何かを挟むものみたいですね。

 

椅子の上に乗せて使うものみたいですね。

呼び名はポニーといいます。

乗り物みたいですが、

乗りモノではありません。

 

 

さて~、

答えェ~は!

【レーシングポニー】

【ステッチングツリー】とも言います。

 

何や~?

興味のない方には、

「ふ~ん」ですが、

申し訳ございません。

こんなモノ作ってみました。

 

【レーシングポニー】

手縫いのレザークラフトをする時に使います。

手縫いの革細工で、

縫い合わせる革を固定して作業を行うのに、

便利な道具です。

 

椅子に腰かけ、ポニーを太ももの下にし、素材の革をポニーに挟んで固定し、

2本の糸で両手を使い左右に引っ張りながら締め上げ、縫っていきます。

 

手縫い作業では、この道具が、

あるのとないのとでは、雲泥の差!

 

そこで、こんなモノ作ったというわけです。

薄汚れた古びたアンティーク風に、仕上げてみました。

(ガラクタにも見えますが、悪しからず)

これを使って・・・

 

ここ最近、革細工、レザークラフトに興味を持って、

レザークラフトの道具を少しづつ揃え、革細工に少しはまり始めています。

一つでき、二つでき・・・と、いくつか自作の品が徐々に出来上がっています。

日頃も使い始めています。

スマホケースに、名刺入れ、ブックカバーにと・・・

今度は、

メガネケースが、くたびれてきたので、作っちゃおう!

ってわけで、

メガネケースにTryしてみました。

そんなの作らなくても、100均ショップでも買えるだろうと言う方も

おられますが、

手作りは、また別格で、出来上がったモノには、出来不出来関係なく、

愛着が何故かわくものです。

まあ、わかってくださいませ!

 

手作りはやっぱり手縫い。

ネットでレザークラフトの動画を見ていて、

手縫いに便利な道具があるのを知りました。

【レーシングポニー】という代物!

(作業している時の恰好がポニーに乗っているみたいだからか、

どうかはわかりませんが、勝手にそうかと自分では納得しています)

こんなものあるのか、自分も欲しいなと観ていました。

 

買うのもいいが、せっかくだから、メガネケースを作る前に、

ポニーから作ってみよう!と思って、

(どうして、そう考えるのかは、自分でも?ですが)

 

大きさ、形、デザインはネットで紹介されているレーシングポニーを参考に、

自分仕様にチョッピリ変えて作ってみました。

 

早速、出来上がったポニーを、使って、

今度のTRY作品のメガネケースの制作へ、

教わった訳でもなく、すべて自己流、

自己流の面白みって、やってみるとたまらないものです。

これって、こうやるといいのかな?

やってみて、失敗・・・

じゃあ、今度、こうやってみよう!

また、だめか!

あっ!こうやった方がよかったのか。

もう一度、TRY!

 

やったぁ~!出来た!

失敗した後の、うまくいった時の喜びは、

もうたまりません。

 

まさに、PDCAの連続ってか!

ついに、完成!

出来上がりをじっくり観て、自己満足するのもいいもんですね。

自画自賛!

時の過ぎるのも忘れ、無心になって、出来上がり品をきれいに愛情たっぷり

磨いては・・・

眺めては・・・

う~ん、ここんところが、少しまずかったなあ~。

ちょっと、気に入らないなあ~。

いやいや、まあこんな感じで、いいんじゃないか。

 

寒い季節、あったかいコーヒーをすすりながら、

自己採点、自己満足で、時の過ぎるのを愉しむ。

時の過ぎゆくままに、

至福のひとときを・・・

 

以前、職人にスポットをあてた番組で、

必要な道具がなければ、自分でその道具も作ってしまうのを観て、

すごいなあ感嘆したことを思い出す。

 

何かに凝ること、突き詰めること、とことん深堀りすることは、

思わぬものを発見させ、気づかせてくれる。

自分を進化させてもくれ、成長させてくれる。

 

そうなんだ!

まずは興味から入って、突き詰めていけば、自然と好きになり、

徐々に上達し詳しくなって、自ずと自信が持てるようになるものだ。

達人の域に達した人も、最初から、完璧にできる人なんていないはず。

仕事も、なんでも同じもの。

ふと、何故かそんなことを考えたひとときでした。

 

何かに没頭するって、

面白くって、楽しくって、

いいもんだよね。

そだねー。

いつも、笑顔で・・・

オッサンの戯言、オクイでした!