こんにちは、不破です。
先日、久しぶりに観に行った映画がすごーく良かったので、それの感想でも!
…と書き出したんですが、とても一部ウケの映画でどうしたものかと思いながらもスタートします。
よろしくお付き合いをおねがいします!
普段は映画自体もあまり見ないんですが、久々に行ってきました!
今池の裏道にあるミニシアターです。
ここにはたまーに足を運ぶんですが、周辺のなんとも言えない猥雑な雰囲気も映画に入り込みやすくて良いような気がしています。
となりの中国食材店?(中国語で書いてあるので読めないんですが)から漏れてくる勢いある中国語が良い味出しています。
学生の頃に、よくわからないけど雰囲気と色合いが好きで、ここで寺山修司の映像作品をずーっと見ていた思い出も。
寺山映画のひとつに、途中で主人公が「客電つけてください!」などと言いだして、実際に映画館に客電が点く…という演出があるものがあるんですが、その演出にも対応してくれていました。
良い映画館です!
…いきなり話がそれました!
観てきたのは、これ。
「あっちゃん」
結成から30周年を迎えるキャリアを持つ、年間に相当な本数のライブを行うパンクバンドのボーカリストをしつつ、実家のお菓子屋さん業もこなしている、”あっちゃん”を追いかけたドキュメンタリー映画。
バンド運営に関わる生々しいお金の話や、お菓子の仕入れの様子は単純に興味深く面白かったです。
映画を見終わって、一番強く思ったのは、モノゴトを続けていくことって難しい、凄いということ。
音楽も家業も、長く続けていく中で多くの節目や葛藤があり、それでも続けていられる理由の一つが、周囲の仲間たちを大切に思う気持ちであるように思いました。
…と言葉にするとベタな感じですが、映画で見ると、メンバーが生活していけるように給料出さなきゃいけないから…と思案するバンドの経営者の姿であったり、年老いた母親のために早朝にお菓子の仕入れに行く姿であったり…が、リアルで、心に響くものがありました。
で、そんな風に仲間を大事に思う気持ちが、自分自身にちゃんと返ってきていて、
悩み葛藤して立ち止まった時にも、軽く背中を押して続けていくことを促してくれるような環境に繋がっているように思いました。
結局のところは自分自身の気持ち次第なのかな、と。
少し自分と重ね合わせて考えてしまう部分もありましたが、くだらないネタで笑える場面もありつつ、終始、あっちゃんの、優しい人柄と周囲の仲間たちを大切に思う気持ちに溢れていて、温かい気持ちになりました。
ちょっぴり人生に悩んでいる方におすすめです!
…が、残念なことに名古屋での公開は終了しているようです。残念…。
そんな仲間を大切にするあっちゃん。新メンバーをオーディションで決める際に、技術面で他のメンバーがOKを出せば、基本的には来るものは拒まないそうです。
「合うかどうかは、やってみなきゃ分からない!」と言うことだそう。
・・・。
「行かなきゃ何も始まらない。会わなきゃなにも伝わらない。」
…あれ?転職フェアのキャッチコピーとちょっと似てる??
そんなわけで、明日、明後日は転職フェア開催です!
日時:5月15日(金)・16日(土) 11:00〜17:00
会場:名古屋国際会議場 イベントホール
URL http://www.meidaisha.co.jp/tenshokufair/
ぜひ、会場で、「やってみる」のは無理ですが、
とりあえず聞いてみて、長く続けていく環境を見つけてみてください!