あけましておめでとうございます。

後厄のキャリアアドバイザーの臼井です。

 

後厄を吹っ飛ばすべく30年以上1月1日参拝に

いっている伏見稲荷大社にておみくじをひいたら

なんと

 

大大吉!!

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今年はいい年にするぞ!と気合を入れている今日このごろです。

 

 

話は突然変わりますが・・・。

 

事業部の立て直しをしてくれと、かつての名門企業から

オファーがあったら引き受けますか?

 

年俸は今の倍の提示を受けています。

 

資金力は問題ないがここ数年赤字体質が抜けず

売り上げも低迷している。

ついに東証1部から東証2部へ移管する事態に

陥りました。

 

経営陣と現場の対立もうわさされ、人材の流出に歯止めが

かからず、テコ入れに、中堅人材を抜擢し事業部長を任せるも

状態は悪化。

あわてて経営陣に批判的だった実力派幹部を呼び戻し立て直しを

図るも改善できず、その責任を負わせ、戻ってきた幹部を、主導した

役員ごと切ってしまった。

 

加えて裏方の人材で、業界でも有名な社内外で人望のある人材までも

反経営陣よりとみなされ退職を余儀なくなされてしまった。

 

しかも残っていた元幹部よりだった人材までも一掃してしまい

嫌気をさしたエース級や有望な若手人材が他社へどんどん引き抜かれてしまいました。

その数18人。

30数人の事業部の半分以上です。

 

 

人の出入りの激しさや、元社員からもあまりいい評判を聞かないこともあり

声をかえても優秀な人材からはいい返事をもらえず、補強に苦戦。

 

中途で補充するも過去に実績はあるが直近はぱっとしない人材や

格下の中堅企業ではそれなりに活躍していた人材をなんとか

集めてきて数は揃えたといった状態。

 

ただ、捲土重来を期すベテラン、中堅企業からキャリアップを見据えて

野心を持って入社した人材など、個々のモチベーションは高いのが

数少ない好材料ではある。

 

実績があり、主義主張が強く、出来上がった人材はいなくなり

自身のやり方に染められそうな人材が多いのもメリットの一つではある。

 

ただし、経営陣はこの事業を本当に理解しているのか不透明であり

情熱を持っているとは言い難いのも大きな課題として存在する。

 

かなりゴタゴタしてはいますが、注目度は高く成功すれば

自身のキャリアにとってはメリットもありますが

リスクはかなり高いのも事実です。

 

はい

今の名古屋グランパスは企業風に例えてみました。

意味わかりましたでしょうか?

 

実際の動きは前回のブログ以後の動きとして

 

・プロのホぺイロ(スパイクなどの用具係)として業界では知らない人はいない松浦紀典さんを切り。

・永井、川又や日本代表クラスの主力が続々他のチームに引き抜かれ。

・若手の有望株の小屋松、望月が当時のスカウトだった人がいる京都に引き抜かれ。

・補強もJ2の選手や、大卒、ユース組は中心となり、打診した選手からフラれ。

・18人の退団が発表され、17人の入団が発表されるなどごそっと選手を入れ替え。

・経営陣はトヨタ自動車からの出向組が中心で温度差がある。

 

と問題だらけの状況に陥っています。悪化しています。

 

引き受けるの躊躇しますよね・・。

それでも、こんな状態のJ2の名古屋グランパスの監督になってくれる日本人がいたのです!

 

1月4日就任が正式発表されたその名は

前川崎フロンターレ監督の風間八宏氏。

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(名古屋グランパス公式FBより)

 

名前が漢字の八に、宏い(ひろい)と名古屋が好きな名前です。

末広がりですね。

感謝の言葉しかありません。

 

今回川崎フロンターレとは自ら契約を更新しないと言っていたのですが

2020年東京五輪の代表監督が有力を考えられていました。

そんな中、名古屋監督就任の報道が出てきてのですが、半信半疑でしたが

正式に就任となり本当に感謝しております。

 

彼の実績としてはフロンターレを優勝争いの常連に持っていたこと

攻撃的で魅力的なサッカーを展開しており、今日本人の監督で最も評価されている

彼が就任してくれたことは非常にポジティブなニュースでした。

 

人望がある風間監督の正式就任が決まったことで

移籍濃厚と言われていた、元日本代表でキャプテンだった田口泰士が

残留という報道が出ました。

 

選手としても横一線で、誰でもレギュラーになるチャンスがあり

野心のある選手にとってはやりがいのある環境ではあるグランパス。

 

機能せず空中分解するか、意外に個々のモチベーションが機能して

勝ち抜けるか、本当に監督の手腕を問われる環境でもあり

風間さんとしても大変だが、ワクワクしているのではないでしょうか

 

フロントには言いたいことがやまほどあるが、

こんなチームに残留、移籍してきた野心に期待して

2017年 J2シーズンを見守ろうと思います。

 

いや一つだけ言っておきたいことがありました。

 

1年で結果を求めるな!!

 

こんな状態でJ1昇格できたら奇跡だと思います。おそらくJ2に

2年~3年ほどほど戦う事になるかもしれない。

それでも資金注入を渋ることなく

積み上げていってほしい。

風間さんのサッカーに魅力を感じて仮に来期もJ2だったとしても

いい選手が取れるようになるかもしれません。

ファンも、クラブもここは辛抱です。