こんにちは オッサン奥井です。
今年初めての戯言をやらかさせてもらいます。
年が明けて、あっという間の1か月。早いもんです。
年取ってくると、年々時のたつのが早く感じるものです。
いつも、いつもボケーッとしていてはいけませんね。
さて、今回はというと、
行ってきました、似つかわしくないものを観に・・・
そう、生け花の世界に浸ってきました。
名古屋城で開催された
華道家『假屋崎省吾の世界展』
―百花絢爛in名古屋城―
名古屋城観覧料で、観せていただけるとあって、
名古屋城正門の開門前から並んで、めったに観ることのない
門の閉まった状態も観るという貴重な経験もしつつ行ってきました。
カーリー(假屋崎さん)というと、ダウンタウンの浜ちゃんがMCを務める
天才、凡人、才能なしのランキングを付けるTV番組
「プレバト!才能ランキング」に出演している人だというくらいしかあまり知りませんでした。
番組は、芸能人が生けた花を観て、どういう性格の人かなと考えながら興味深く観るのをいつも
楽しみにしています。
生け花って、色彩、配色、構図、思いっきりさ、大胆さなど人柄、性格が出るものなんですね。
そんな、假屋崎省吾の世界にちょっと触れてきましたよ。
歴史的建造物に挑む「名城」シリーズ、お城とのコラボとして、
今回は名古屋城本丸御殿の中での展示です。
第1期で公開されている玄関、表書院など本丸御殿内の至るところに生け花が展示されて、
観る人の心を和ませてくれます。
また、復元が完了した第2期公開中の本丸御殿の対面所なども拝観してきました。
↑ まず、いきなり玄関に展示。 カーリーが言うところの「表からも観ても、裏からも観ても美しい」
拝観中、一人際立って、本当に花が好きなんだなあという人がおられました。
うるさいくらい「花、華、ハナ、はな、・・・」と何度も連呼して、写真を撮っている方に出くわしました。
「華は心を惑わすもの」だなと感じながら、順路、後ろに並んで鑑賞させてもらいました。
復元された狩野派の障壁画「竹林豹虎図」などとマッチした生け花、その場の空間に漂う何とも言えない
心地よさと高揚感を感じつつ楽しませてもらいました。
また、現在、2018年公開に向けて工事中の上洛殿などの現場も、ヘルメット着用で見学もさせてもらいました。
装飾品から、柱1本1本に至るまで、復元の技術、忠実に再現しようとする匠の思いが伝わってきました。
たまには、心落ち着く鑑賞もいいものですね。
たま、機会があれば・・・
行こうかな。