今更ですがスポーツ観戦大好きのキャリアアドバイザー臼井です。

 

2月1日からプロ野球もJリーグもキャンプ指導といよいよシーズン到来が

近づいてきていると感じる今日この頃です。

 

そんなJリーグにビッグニュースが届きました。

日本代表で、スペインのセビージャ所属の清武弘嗣選(27)が古巣セレッソ大阪への

電撃復帰が発表されたのです。

理由は出場機会を失った事です。

開幕戦こそ先発出場で1得点1アシストと結果をだしたのですが結局4試合出場にとどまり、

ベンチにすら入れない日もありました。

 

・選手として一番伸びる年齢で試合に出ることができない

・ワールドカップ出場へ向けて試合勘が鈍った状態になり、代表に選ばれなくなる

 

上記のリスクを考えると、今のチームにとどまるより、確実にレギュラーを取れる可能性の高い

チームでかつ9億近い移籍金を払えるチームとなると古巣セレッソ大阪しかなかった。

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(セレッソ大阪公式HPより)

単純にレギュラー争いに負けたという人もいますが、彼が加入後に、

元フランス代表のナスリ選手が入団、

けがのよくなり本来の力を取り戻し絶好調となった事が

清武の運命の歯車を大きく変えてしまったのです。

最終的な決断は外国人枠3人に対して4人目の選手獲得が発表され

ますます出場機会がなくなると判断したと言われています。

 

今回の移籍は単なる逃げの移籍ではなく、今までチャレンジした結果、

高みを目指し頑張ってきた結果であり、恥じることはないと思う。

 

転職支援の場でも転職理由が後ろ向きだ、逃げの転職だという理由で断られることはありますが、

逃げることが決して悪い事ではないことを理解してほしいと思うことがあります。

 

一度ネガティブなイメージがついてしまうと挽回することは難しく、払拭に時間を

使うのであれば、新天地において色眼鏡で見られることなく評価される場で再起を期すほうが

いろいろな可能性が広がるとおもっています。

 

すぐ逃げるのは論外だが、やってみて、どうしても無理だと思えば逃げるのもありだ!

 

大人気ドラマ「逃げるは恥だが、役に立つ」ではないが、逃げの行動が、役に立つことは

意外と多い。

もちろん逃げるまでのプロセスがしっかりあっての話だが、逃げる事ももう少しポジティブに

捉えてほしいと強く思う今日この頃です。