こんにちは。水谷です。
4月も26日となりました。いよいよGWです。
今年は9連休の方もいらっしゃるのでしょうか?
弊社は暦通りです。
特に変わったこともないので、一昨日見たテレビについて。
何気によく見る番組の一つに、プロフェッショナル 仕事の流儀があります。
毎回色んなプロの方々を取り上げており、楽しく見ております。
一昨日の放送分では、巨大クレーン船の船長と乗組員について取材したものです。
宮城県気仙沼市のある大島と本州を結ぶ橋の架設。
挑んだのは船長はじめ特殊技能資格を持った20~50代の男たち。
それぞれの役割に応じて持ち場が異なります。
クレーン船の地下が持ち場の機関工。
船外ではつり上げる物体(橋)にワイヤーをかける甲板員たち。
操縦室にいる船長とクレーンの操縦士たち。
2700トンの巨大な橋をつり上げて一気にかけるところが取材対象となっている。
島と本州の間には、日中は連絡船のフェリーが運航されており、
作業時間は夜間と早朝に限られる厳しい条件の下、工事は行われることに。
まずは、甲板員がつり上げる橋にワイヤーを掛けるところから始まる。
3月の深夜ということもあり、視界が悪く、霜も降り、
ワイヤーが障害物に引っかかるなど想定外の連続で、
作業終了予定時刻になっても終わる気配がない。
その光景を見た船長は、急がせずただ見守るだけ。
信頼して辛抱するそうだ。
ワイヤーを掛け終わらない限り次の工程に進めないのだから、待つしかないのだろう。
幾度となく似たような経験をしてきたからこその甲板員たちへの信頼の高さが伝わってくる。
このクレーン船は、船内で共同作業をしながら、様々な現場を回る。
常に一緒に行動し、同じ釜の飯を食べていることで結束を高めているそうだ。
今回の工事時間は20時間。
想定外の事態で作業は遅れ、始発のフェリーが欠航するが、
一つの油断が大事故に繋がる可能性がある中、無事に橋を架ける。
島に橋を架けることは島民に50年来の悲願だそうだ。
それを成し遂げた後の作業員たちの姿は印象に残った。
今の私の現状では、他のメンバーと協力するというよりも、
1人で業務を終わらせることが多くなっており、
何か忘れかけたものを思い出させてくれた番組でした。