どーも(^^)/
最近、家のクローゼットがあまりに乱雑だったため、思い切ってガンガン捨てることを決意しました。
一斉作業したところ、ごみ袋8袋分も出来てしまったニムラです。
モッタイナイは封印し、とにかくここ1年で来ていない服、スーツ、使っていないカバン、靴、諸々…心を無にしてinto the ゴミ袋。
終わった後には、これが「断捨離」かぁ、と少しスッキリしております。
ただ、世の中には、まったくスケールが違う断捨離マスターがいるようで、こんな記事を見つけてしまいました。
https://sarattosokuhou.com/entame/takahashi-hideki/ (サラッと速報より)
33トンの断捨離って!!
増やすことは簡単でも、減らすことは難しい。
まさに仕事と一緒ですね。
これを機に、大事なものは何かを考え、今まで以上にメリハリのある生活を意識していきます!
さて、本日は「引継ぎ」について少しお話させていただこうと思います。
名大社の営業が使う“引継ぎ”という言葉の意味は、
ある営業から別の営業へ、保有クライアントの担当変更を行うことを指します。
私が入社した当初は、上司や先輩が辞める際に、そのクライアントを若手社員にドカッと引継ぐことがほとんどでした。
企業名と連絡先、契約履歴のみが無機質に一覧化された紙が渡され、簡単な申送りをして終了。
同行して挨拶することもあまり無かったと思います。
当時の私は、こんなことを思っていました。
「引継ぎは嫌だ。
前年の数字が乗っかってくるだけで、プレッシャーが増えるだけだ。」
実際、営業会議でも昨年対比で語られるシーンが多く、目標数字の設定も前年がベースになることが多いです。
引継ぎ後に出稿が減れば、当然後任の責任を追及されます。
ですが、見方を変えればチャンスにも成り得るのが“引継ぎ”です。
実はいまの自分を支えていただいているクライアントの多くが、もともと引継ぎだったことに改めて気づかされます。
入社直後のリーマンショックの影響で、人材業界は、まさにセールス難。
ベテラン社員をもってしても、思うような結果を残せない状況の中で、私は2人の大ベテランから40社近くのクライアントを引継いだのです。
前任担当との年齢差 約30歳。
親子ほど歳の離れた若造に、大切なクライアントを引き継がせる会社の方針に疑問をもっていたのが正直なところです。
ただ、同行挨拶を通じて強烈な印象だったのは、
相手との距離感。
1年目の私は、クライアントどころか、担当者1人ひとりに対し、深く入り込むこともなく興味も持てていなかったと実感したのです。
相手も覚えていないような他愛もない話や、会話の節々に心地よい温度が通っていたことを思い出します。
引継ぎを、単なる数字の引き渡しと捉えていた自分が恥ずかしくなりました。
当時、上司に教えられた言葉です。
「引継ぎクライアントは会社にとっての財産だ。
自分だからこそ契約できるクライアントに関係性を育てるのが第一歩。
自分から引継いでも後任がちゃんと契約できる関係性まで育てるのが次の一歩。
自分が辞めた後も、この会社を選び、契約を継続してもらえる関係性をつくれて一人前だ。」
私はこれから、入社1年目の社員に引継ぎを実施していきます。
もちろん、プレッシャーを感じると思います。
ですが、新しい出会いを純粋に楽しんでほしいとも思っています。
関係性を持続できるかは、後任の責任だけでなく、自分のこれまでの行動の蓄積であることも忘れません。
数年後、彼の仕事における喜びを形づくっているのが、自身からの引継ぎクライアントであったら嬉しいなと思っています。
最後に、覚醒中の2年目・オグラが言っていた言葉が今月のパワーワードとなりました。
「担当者1人1人に興味を持つようになったら、自然と会話が弾み、緊張しなくなってきました。数字がついてきたのは、1年目に出来なかった、その企業と担当者をまず知ってみようという姿勢があったからだと思います。」
初心を思い出させてくれるのは、いつだって部下の存在なのかもしれませんね。