こんにちは、不破です!
これといったネタがないので、硯じゃなくてmacに向かって、美術ブログでいきたいと思います。
先日、ギュスターブ・モロー展を見てきました。
初、パナソニック汐留美術館。
ザ東京のオフィスビルっていう雰囲気の場所でした。日曜だったからビジネスマンはいなかったですけど。
ギュスターブ・モロー作品との出会いは数年前。
絵画を見るのは好きだけど眺める程度だった当時、
会社からもらった招待券でふらっと行ったメナード美術館で、
なにこれめちゃくちゃかっこいい!!と思ったのが、ギュスターブ・モローの「サロメの舞踏」でした。
緻密な描写!遠近感!繊細な光の加減!すげえかっこいい!
…と、ミュージアムショップでポストカードを買って帰り、当時買ったばかりだったiPhoneの壁紙に設定していた記憶があります。
↑サロメの舞踏のポストカード
…といっても、このときに画家の名前まで覚えたかというとそうではなく。
サロメという絵が好きだとは思っていたんですけど、サロメを題材にした絵は世界中にめちゃくちゃたくさんあることも知らず。
(というか、同じ画題の絵がたくさんあるということも知らなかった。)
その後別のサロメを見て、んーなんかちがうような…?と思っていたりしました。
それから月日は経ち。
美術についてちゃんと興味を持って調べたり読むようになり、好きな画家も和洋それぞれ名前が挙げられる程度になり、
たまたま見つけた美術展のチラシで、あーそういえば私サロメ好きだったわー!と思い出したので、
行ってみたのが今回のギュスターブ・モロー展でした。
私が昔すげえかっこいいと思った「サロメの舞踏」は無かったですが、
別のいろいろなサロメや、そのほか神話や聖書の中の妖艶な美女がたくさん見れてお腹いっぱい満足しました!
そんなギュスターブモロー展をひとまわりして、緻密な描写と、いっぱいの美女に疲れていたのか、
ミュージアムショップでつい買ってしまったのが、こんな本でした。
へんな西洋絵画
タイトル通り、へんな絵がいっぱい紹介されています。すごく面白くておすすめ。
ルソーの絵は表紙にもなっているし全体的にレベル高いんですが、
この本で紹介されている中で私のイチオシは、裏表紙にもなっているこの子。
ちなみに、これよりちょっと前に読んだ日本画バージョンも面白かったです。
緻密な描写と細かな表現への感動から一周回ると、ゆるくて変なものを求めてしまうのかな、と思いつつ、
もうすぐ豊田で開催されるクリムト展が気になっている不破でした。
クリムトはまた別の方向性で難しそうな気がする…!