こんにちは!神谷です。

今日は、こちらの本のことを。

『仕事ごっこ』

旧態依然とした仕事のやり方やルール、ビジネスの慣習や常識。
例えば、原本を紙で保存すること、手書きの文書、
堅苦しいビジネスマナー・・・などなど。
こういうことを本書では「仕事ごっこ」と呼んで、
「それっていまどき必要?」と問題提起しています。
シニカルなものがたりと軽快な語り口で話が進むので、とても分かりやすくておもしろい。

ここに出てくる事例が、そのまま今の名大社や自分の仕事に当てはまるかというと
ちょっと違うところもありますが、
問題提起として受け止めて、会社や自分自身はどうだろうかと考える機会になりました。

 

私自身、考え方や価値観はけっこう古い方なんだろうな、と認識してます。
ビジネスマナーもある程度は気にするし、
引き継がれきたものを変えることには割と慎重。
過去からの流れがある中で、それを止めること、変えることのリスクを考えてしまいます。

一方、この本に書かれていることはその真逆。
そういう価値観や慣習を続けることから出てくるリスクやムダを挙げて、
「それでも必要ですか?」と問う。

うーん、確かにそうだよな…
そんなリスクやムダは無い方がいいし、見直した方が合理的で効率的に仕事ができる。
特にメールの添付ファイルの話なんかは、興味深い指摘だと思います。

全体として、言ってることはすごくよく分かる。
でも一方で、
こんなにバサバサと変えてしまったら、
大事なものが抜けちゃうんじゃないかとか、
ビジネスの慣習も日本人らしくていい部分もあると思うけどな、とか。
そんなことを考えたりもしました。

 

企業や仕事によって事情はさまざまなので、
この本にあることをそのまま適用するのが正しいとは限らないと思います。
ただ少なくとも、古いやり方に何の疑いも持たず安住する態度は変えるべきだし、そうしないと置いていかれる。
それは間違いありません。

変えるのか、あえて守るのか。
時代の流れも読みながら、常に問い続けていかないといけないですね。
私の場合、「守り」に偏りすぎないように。
そんなことを改めて感じた一冊でした。

興味のある方は手に取ってみてください!


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