そんなことを問われて即答できる人はどのくらいいるのでしょうか。
家族のため、生活のため、お客さんのため、自分のため。
全部正しいとも思うし、どこか違っているようにも思えます。
じゃあ正解はどこにあるのでしょう。
そもそも正解を求めることが間違いなのでしょうか。
こんにちは。ニムラです。
いつもと違う入り方をしてみました。
決して、病んでいるわけではありません。ご心配なく。
でも最近、働き方に関わる色んな考えや、立場の違う人たちに触れ、考えさせられています。
45歳を超えての転職。
ここ数か月で、入社当時からお世話になっていた担当者の方々が新たな道に進む姿を見てきました。
在籍20年以上。会社での存在感も大きい。
お客さんの立場からこの仕事の面白さを教えてくれた恩人のような方たち。
当然のようにこの心地よい関係は続いていくと思っていました。
先日のオグラのブログではないですが、退職の際のご連絡は、嬉しくもあり、寂しさも尽きません。
ある担当者は最後にこう言っていました。
「サラリーマン人生の残り時間が見えてきて、このまま終わるのは嫌だと思った。」
「給料は上がるどころか、下がるかもしれない。けど、ここが最後のチャンスだと思ったんだ。」
「間違いなく苦労するし、いまから憂鬱だけど、まぁやってやるさ。」
並大抵の覚悟じゃないと思います。
ミドルの転職というと、好待遇のステップアップのイメージが強いものです。
でも、現状は厳しい条件下で募集されている案件も少なくありません。
今の環境を捨ててでも、新しい世界に飛び込む勇気。
そこには「働くこと」に対するその方のアンサーが表れていたのだと思います。
最近、4年前の自分のブログを見返してみました。
辞めていった尊敬する先輩へのアンサーとして、自分が後輩たちの希望になりたいと言っています。
誰かのためになっている実感が、自分のやりがいの源泉にある。
それは変わっていません。
でも、考え方は少し変わってきたように思います。
これまでは、名大社という組織をどうやって守るか、どうやって貢献していくかって考えでした。
ただそれって名大社という看板に逆に守られていただけなのかなと。
何のために働く?と問われたら会社のためって無意識的に答えていたのでしょう。
これからは、もう会社の看板に頼ってばかりではいけない。
自分自身が力をつけて相手の期待に応えていける存在にならないといけない。
むちゃくちゃ厳しい道のりなのかもしれないけれど、やっていくしかない。
短期的には会社のためになっていないことも、長期的にはそこに繋がっていくことを。
あなたは(会社とか組織とかを抜きにして)、何のために働いているのですか?
その問いに、真正面から答えられる自分になるために。
暑苦しいブログ失礼いたしました!