おはようございます。
あっという間に12月になりました。
まだ営業中はコートなし、マフラーと手袋で頑張ってます。
宇佐見です。
先日、私の通勤生命線である、名鉄「瀬戸線」の駅の改札で、かわいい芸術に出会いました。
瀬戸線「栄町」駅の改札のすぐそばにあるミニギャラリーで。
季節によって、展示の品が変わります。
出会ったのが、「練り込み」という技法で作られたパンダの器。
瀬戸市出身で陶芸作家の、水野智路さんの作品です。
↓公式Instagramはポップな「せともの」であふれています。
通常の焼き物は、成形した上から表面に色を付けて模様を描くのですが、
「練り込み」はその名の通り、
異なる色の粘土を何層にも重ねることで模様を出す手法。
陶器の裏・表と柄がつながっており、その模様は絵具ではなく、粘土そのもので表現されます。
実際に、糸で切って断面を見ることで初めて完成形が分かるという、
予想をしながらモノづくりをしていく非常に高度な技法です。
馴染みがあるもので例えると、金太郎飴みたいなイメージです。
輪切りにしたときに、初めは何の変哲もなかった粘土の塊から
模様が浮き出る瞬間は感動です!
水野智路さんの公式Instagramにも、
模様ができる瞬間の動画がありますので、ぜひ見てみてください。
↓↓↓
水野さんの父である水野教雄さんは、瀬戸市の無形文化財である、「陶芸練り込み」の保持者として認定されており、
瀬戸で初代から3代続く陶芸一家。
先日は、TV東京の「世界!ニッポン行きたい人応援団」にも出演していて、
練り込み技法に取り組むロシア人女性に、あたたかく指導する様子が放映されてました!
夜8時から「世界!ニッポン行きたい人応援団」2時間SP放送はじまりました!今夜は #相撲 を愛するポーランドの女子高生のその後をお届け!ニッポンへのご招待から3年半ほどたった今…なんと世界大会の代表選手として来日することに!?さらにロシアから #陶芸 < #練り込み >を愛する女性もご招待! pic.twitter.com/cRK3hxpJ1E
— 世界!ニッポン行きたい人応援団 (@nippon_ikitai) November 25, 2019
息子さんの水野智路さんの作品は、現在はイベントでの展示販売のみとなっているそうです。
せっかく瀬戸の近くに住んでいるので、
私もお気に入りの器を見つけて購入したいなと思います。