こんにちは、神谷です。
本年もよろしくお願いいたします。

こちらは、私が今年最初に見た日の出です。

お正月に日の出を拝んだのはこれが人生で初めて。
寒い中待っていた甲斐あって、とてもきれいに見えました!
いい一年となりますように。

さて話は変わりまして、
先日、落語を聞きに行ってきました。
落語は過去に2回、高校と大学の頃に聞いたことがあるのですが、当時はまだ関心も浅くてどんな感じだったかほとんど記憶になく・・・

気になり始めたのは最近になってから。
いろんなテレビ番組で落語家さんを見ることが多くなって、私の中で少しイメージが変わってきました。
おもしろそうだし、いつか聞いてみたいなあと。

そんな中、近所のホールで三遊亭円楽さんの独演会が開催されるとの情報が!
こんな機会そうそうないと思い、迷わずチケットを購入しました。

当日は円楽さんのほか、柳家寿伴さん、三遊亭愛楽さんが出演され、4つの演目を聞きました。
初心者向けの演目がそろっていたのだと思いますが、どれもとてもおもしろい!
ぐいぐいと話に引き込まれ、あっという間の2時間でした。

寿伴さん、愛楽さんのことは今回初めて知りましたが、笑点などの身近な話題を取り入れながら分かりやすく話が進んでいき、距離感の近さというか、親しみやすさを感じました。

そして円楽さんは、雰囲気からしてやはり違う。
皮肉交じりの軽快な語り口はテレビでお見受けする印象と重なるところがありますが、
声の感じなどは思っていたよりも味があると言いますか・・・
適切な言葉が見つからないのですが、2度の病気を乗り越えて舞台に立たれている精神力も含め、さすが!という感じでした。

落語の舞台には、映像も音楽もありません。
噺家さんの声、ちょっとした身振り手振り、そして扇子と手ぬぐい。
たったこれだけでものがたりの世界が作られ、その中に自然と引き込まれていく。
聞いているだけでしっかりとその光景が目に浮かぶし、
子どもでも女性でも、登場する人物像が鮮明に浮かび上がってきます。
その感覚がとても楽しい!

また時折、自分に向けて語りかけられているように感じる場面もあって、これは不思議な感覚でした。

感じること一つ一つが新鮮で、これも生の舞台だからこそ味わえたものだと思います。
正直ここまで楽しめるとは思っておらず、満足感を噛みしめながら帰りました。

普段使わない感覚を刺激された感じもしますし、
また機会を見つけて聞きに行きたいと思います!