こんにちは、安田です。
コロナもあって最近は外出するにもやや億劫になりますが、そうは言っても出かけたい!
近場で、出来れば屋外中心で…ということで、関ヶ原古戦場跡に行ってきました。
昨年の大河ドラマもあって史跡が諸々整備されていることもあり、岐阜県は史跡巡りには最高の場所になっています。
「流行りに乗ってやっつけで作りました」という感じでは決してなく、
・戦いに至るまでの各武将の状況など、丁寧な解説
・当時の風俗、時代背景
・酔いそうになるほど大迫力の戦場シアター映像(映画大好き安田が言うので間違いない?)
・実物を模した武具を持てるコーナー(見た目のわりに意外と重かったり、軽かったり)
などなど、随分と充実していました。
500円と良心的なお値段なので、ぜひ行ってみてください。
関ヶ原は地理的には盆地で、狭い盆地内の各所には各軍が布陣した跡地も残っています。
記念館では周辺マップも配布されており、徒歩や自転車で回るモデルルートも提案してくれています。
せっかくなので石田三成が布陣した笹尾山に行ってみました。
車だと数分でつきます(カーナビの案内だと違うところに連れて行かれたので、google mapか路傍の案内標識に従うことをお勧めします)。
笹尾山は関ヶ原の盆地構造の縁に位置しており、この位置からだと戦場を一望できることが良く分かりました。
左右を山に囲まれており、防衛線も横に長くならなかったでしょうから、正面から攻めてくる敵に対してかなり厚く兵力を配置できたのでは…??
攻勢に出るのはともかく、守るにはかなり有利な地形だったのでは…??
(実際一度は、早々に攻め込んできた敵軍を大砲で撃退しています)
人海戦術で押し込まれない限り負けにくいなら、西軍諸侯の裏切りさえなければ勝てた…??
ならなんでその可能性をもっとしっかり抑えなかった…??
あるいは裏切り覚悟の上で、守りやすい布陣にした…??
等々、如何せん歴史は全く詳しくないので見当違いかもしれませんが、いろいろな疑問がわいてきました。
後知恵で言うには簡単なのですが…。
帰りは大垣城にも寄り道。
昼過ぎに雨が降っていましたが、このころにはすっかり晴れていました。
近くにあった葉桜を眺めていたら不意に「なんか桜餅みたい」という感想がこぼれてきました。
この光景が桜餅のモデルでしょうから、そりゃそうでしょうけれども。
美味しいものを心置きなく食べたいですね。
ではまた!