こんにちは、神谷です。
今日は、実家でのちょっとした出来事のことを。
私には4歳の甥っ子がいます。
かわいくて仕方ないのですが、
そんなに頻繁に会うことはできず…
久々に会うと、成長ぶりに驚かされます。
好奇心、記憶力、知恵。
子どものアタマって本当にすごいですね。
何でも聞いてくるし、
教えたことはすぐに覚えてしまう。
いい加減なことは言えないなあと、
背筋が伸びる気持ちになります。
そんな彼ら、最近は生き物に対して興味津々。
動物から昆虫のことまで、
知ってることを教えてくれたり、逆に質問されたり。
動物はまだしも、虫のことなどよく知らない私は、
一緒に本を読んだりしながら
未知の世界をのぞかせてもらっています。
先日、実家にて、
おじいちゃんおばあちゃん(私の父母)と一緒に
畑に行った時のこと。
おいも掘りをしていると、土の中から何かの幼虫が出てきました。
甥っ子はそれに釘付けで、とても気になっている様子。
「これ、カブトムシになるんじゃない??」
と、目をキラキラさせる甥っ子。
「いや~カブトムシじゃないと思うな…」
と言いつつも、
一体何に育つのか分からない大人たち。
するとおじいちゃん、スマホを取り出し
「よし、じいが調べてやる!」と。
どうするのかと思えば、Googleレンズで検索!
こんなアプリがあるとは…
私はこの時はじめて知りました。
スマホを半ば強制的に持たされ、
こんなもの煩わしい、嫌いだ!と言い張ってきた父。
メッセージひとつ送るのにも一苦労なのに、
こんなことができるなんてビックリです!
聞くと、同世代の友人に教えてもらったとのこと。
今までなら、オレにはよう分からん!と、
一蹴してたはず。
孫の力はすごいですね…
調べた結果、正体はコガネムシだったようです。
そこにいた一同、へぇー!となり、
父は少し得意げ。
甥っ子はスマホ画面を食い入るように見て、
カブトムシじゃなくても、
何か分かったことに満足した様子でした!
一緒にいると
普段気にも留めないようなことに気づかせてくれたり、
私の狭い視界を広げてくれる甥っ子。
仕事でカチカチになった頭も、少しほぐされる気がします。
そして、誰よりその刺激を受けているのは、
たぶん父です。
孫のためなら苦手意識も吹き飛ぶし、
きっかけがあれば、いくつになっても壁は超えられるんだと、
この時の父を見ながら感じたのでした。