こんにちは、不破です。
年が明けて1ヶ月が経とうとしていますが、除夜の鐘について書きたいと思います。

以前のブログでも書いた近所のお寺。
立派な鐘があって、法要があると鐘の音が聞こえてくる…というようなことを書きました。
普段から鐘が鳴ってるということは、当然除夜の鐘もあるよね??と思い、調べてみると、
こちらのお寺では事前に整理券を買えば、誰でも除夜の鐘をつかせてくれるとのこと!
急いで整理券を購入して、大晦日、除夜の鐘撞きに行ってきました!

システムがよくわからなかったので、スタートの23時半をちょっと過ぎた頃に、寒さ対策を厳重にしてしてお寺へ。
お酒を飲んでいたので、23時半に起きていられるかちょっと心配でしたが、なんとか持ち堪えました。
お寺についてみると、本堂ではお経が挙げられていて、深夜なのに煌々と明かりがついているのは、なんだか特別感があります。
本堂でお参りをしてから、鐘楼へ…と思ったら既に結構人が並んでいる!

最後尾に並んで自分たちの順番を待ちますが、ま〜寒い。
足元の防寒を忘れていたので、冷える冷える。
そんなにポンポン撞いていくわけでもないので、一回あたりに結構時間もかかります。
来年は、靴下を二枚履いて、もう少し早めに来ようと決めました…。

前に並んでいるファミリーの「眠くなっていく子供達と、必死に起こすお父さん」という光景を見守りながら小一時間!
ようやく順番が回ってきました!

若いお坊さんにアルコール消毒をしてもらい、滑りやすい斜面を登り、梯子のような階段を上がって(時間が掛かるわけですね)、ようやく鐘楼の上へ!
狭い空間に、大きな鐘がどーんと吊るされています。

こちらにもう一人若いお坊さんがいらっしゃって、一緒に撞いてくれるようです。
しっかり当たらなくて、スカッとなったらどうしよう!?と思ってたので、一安心。
大きな鐘の前にお線香が焚かれていて、まずはお焼香してくださいということで、鐘に向かって手を合わせます。

そして、鐘を撞く大きな棒の前へ。
お坊さんの声にあわせて、1.2.3…で、全力でゴオオオオオン!!!

鐘楼が震えて、お腹に響いて、音が上空に広がっていく感じ。
なんだか感慨深いものがありました。ついつい「わあああ」って言っちゃう感じです。
一瞬でしたが、いい経験したー!って感じ。

お坊さんにお礼を言って、滑りそうになりながら、鐘楼から抜け出すとまだまだたくさんの人。
どうやら、私は46打目だったようなので、まだ半分以上の人が並んでる計算になります。
寒かったので急いで帰宅してお風呂に飛び込みましたが、その後も1時半くらいまで鐘の音が聞こえてきました。
来年は、もっと早くに行こう…!

実は何年か前に滋賀県の園城寺で鐘を撞かせてもらったことがあるんですが、
山の中で琵琶湖を望むお寺なので、山と湖にどこまでも響いていく感じがして感動したことがあったんです。
今回は街中のお寺で、コンパクトだけど、人の生活の中に響く感じも感慨深いものがあるな〜と思いました。

そんなわけで、昨年までの煩悩は払えたはずなので、2022年もがんばっていきたいと思います。