こんにちは、安田です。
空港へと続く橋を行きとは逆に進みます。
色変わるんですね、これ。
空港に着いてチェックイン。
カウンターのお兄さん、スマホで遊んでました……パソコンにUSBケーブルつないで充電?してたけれど、大丈夫かしら…笑
日本と全然違いますね。
ちゃんと見てるのか見ていないのかよくわからない出国審査とX線荷物検査を通過し、
時間に余裕があったのでベトナム航空のロータスラウンジへ。
中はというと、
案の定ガラガラでした。12月30日の夜にベトナムを出国するニーズはほとんどないのでしょう。
韓国・インチョン空港行の便が近い時刻に出発するので、この後少しだけ韓国人の乗客が増えてきましたが、それでも少数。
日本で見たことがないサントリーの「抹茶」を発見したのでもらってきました。
飲んでみたところ…今までに味わったことのないレベルの甘さでした。
ベトナムに来て初めて味覚の違い(好みの違い?)に困惑……いや、そういえば、ベトナムコーヒーも練乳?入れてメチャクチャ甘くしますね。
みなさん甘い物、好きなんでしょうか。
そうこうしているうちに搭乗時刻が近づいてきたのでお手洗いへ行くと……
温水便座にINAXを見つけて思わず撮影。
もちろん僕はこの設置に微塵も貢献していませんが、愛知県民としてちょっと満足感が高まります。
帰りはボーイング社のB787。1号機は中部国際空港併設の「フライトオブドリームズ」に実機展示されています。
いよいよ搭乗時刻となりました。
はいここでトラブルです。座席のモニタが使えません。周りを見ると同様の症状で、記憶では1時間ぐらい遅延していた気がします。
その間にCAさんが、朝食のメニュー表を持ってきてくれました。
CAさんが英語で説明してくれます。『朝食は西洋料理とベトナム料理(フォー)から選べます。到着の2時間ぐらい前に提供します』
「ありがとうございます。いつお伝えすればいいですか?フォーが良いです。」
『えっ……朝食は…到着の2時間ぐらい前に提供します』
ん~~~~っ、言葉が通じない……
「あなたは、到着の2時間前に朝食を出してくれます。その前に、私は西洋とベトナムから選ぶ必要があります。正しいですね?」
『はい』
「選択は、いつお伝えすればいいですか。今お伝えしても良いですか?」
『???朝食は到着の2時間前に出しますよ???』
うん…うん…それは分かっています!!!!
「では朝食の直前にお伝えすればいいですか?」
『あ~~~~~朝食は到着の2時間前に(略』
お互いに困り切った表情。
機内には日本人のCAさんが一人乗ってらっしゃいますが、後ろの席に座ったご高齢の日本人夫婦の接遇に忙しく、とても来てくれそうにありません。
見かねたのか、ここで別のCAさんと選手交代。
『いかがされましたか?』
「朝食の選択は、いつお伝えすればいいですか?」
『あぁ!今教えてください。』
一瞬でした。お疲れ様でした。
離陸してからひと眠りしていたら、段々明るくなってきます。
そしてセントレアに到着。
出発遅延した割に、到着は午前6時過ぎとほぼ予定通りでした。
と、入国審査を経て荷物を受け取り、制限エリアを出ようとしたところで、おそらく税関の係官だと思いますが、呼び止められました。
29日に出て30日に帰ってきた怪しいやつとしてマークされていたのでしょうか。
こんなことは初めてです。
ベトナムコーヒーとか、ロータスティーとかをお土産に買ってきたので、怪しい薬と間違われたらいやだな~~~などと思いながら。
『パスポートを見せてください』
「どうぞ…」
『なるほどベトナムから、ですか~』
「はい。。」
『行先は?』
「ハノイへ行ってきました」
『いえ、これからの』
「へ?いや、あの、北名古屋市です。家に帰って寝ます…」
『いつまで滞在されるんですか?』
「ハノイから帰ってきたので、これで終わりですよ。パスポートに書いてある住所に住んでます」
『えっ、あぁ、ご旅行でベトナムへ行かれて、帰ってこられたんですね~!失礼しました。お家までお気をつけて!』
早朝から私たちの安全を守ってくださっているので、これは本心から全く文句ありませんが、あれが何だったのか今でも謎です。
さて、とにもかくにもこれで旅は無事終わり。
もう3年以上も前が最後の海外旅行とはさみしい限りですが、また自由に空を旅できる日が来ることを願ってやみません。
毎度毎度、長文お付き合いいただきありがとうございました!