堀口です。今回はプロ野球のネタです。野球に興味のない方には?かも。
待ちに待ったペナントレースが始まりました。
先週も家にて、テレビ観戦中に何処かで聞いた声が。野球解説者として活躍中の権藤博さんじゃーあーりませんか。
3年前にも中日のピッチングコーチを1年担当されてましたね。
この方の解説はとにかく、歯に衣着せぬ言葉。滅多斬りが売りなんでしょうね。
通常、プロ野球の実況はアナウンサーと解説者との言葉のキャッチボールで試合が進むのですが。
ところが権藤さん。とにかく一方的に話す。話す。…. 権藤さんの話は面白い。
たまにアナウンサーから今のプレーのコメントを求められると。 「そんなのわかりません。当事者じゃないので。」こんなやりとりが当たり前。
投手の打者への攻め方。次はこうなります。
キャッチャーのリード批判、 投手交代のベンチ批判、辛辣な言葉の数々。確かに分かりやすいですが。
ただ、この解説。好き嫌いはあるでしょうね? 私は好きですが。
今回はこれで終了です〜。お疲れ様でした。
そんなこんなで古本屋さんで「教えない教え」集英社新書が。2010年の発刊なので5年前とちょと前の本となります。
変てこなタイトル。
権藤博さんの簡単なプロフィール。
元プロ野球選手、監督。1961年に中日に入団。2年連続(35勝、30勝)で最多勝投手に。 その後、1973年より中日でコーチ、近鉄、ダイエー横浜のコーチ・監督を歴任。1998年に 横浜を優勝に導くとあります。選手を30歳で引退されてます。御歳77歳。
当時のプロ野球は年間130試合。権藤さんはルーキーイヤーに69試合。2年目に61試合に 登板。
権藤さん。貴方はどんだけ投げたんですか? 先発は中6日が当たり前ですよ。
現在のプロ野球では投手は先発、中継ぎ、抑えの分業制。
先発がどれだけ試合を作れるか、どれだけ引っ張れるか。
完投勝利は確実に減ってます。
「太く短く」投げて投げて投げまくった。
それが、権藤、権藤、雨、権藤… 今で言う流行語大賞でしょうか。
この本は権藤さんが数々の球団で投手コーチを経験した結果。
「これだけはしない。」べからず集を紹介したものです。
指導法、組織論、人材育成術が記されいます。
コーチが教え魔になることは持っての他。手とり足とりはダメ。 コーチは選手が聴いて来た時の“添え木“で有りなさい。
なるほど。
コーチは選手に“厳しく接する“のではなく、“プロ野球の厳しさ“を徹底的に教え、 選手の自主性を重んじることが大切との教え。
なるほど。
直感力を磨け。
真似上手になれ。何かを掴むまで、量をこなせ。……
やはり量をこなさないと質的な変化は起きない。
久しぶりにゴルフの練習に行こう。
「格好良く戦え」権藤さんの 口癖だそうです。
背筋をピーンと張った ユニフォーム姿がもう一度見てみたいものです。