こんにちは!名大社の加藤賢治です。

6月になり、蒸し暑い季節となりました。

水分補給をしっかり取って営業活動を頑張っていきます。

今回のブログは最近読んだ本の感想を伝えたいと思います。

この本は、現在ラグビー日本代表の「五郎丸歩」選手の生い立ちから、現在のラグビーについて語っている本になりますが、印象に残っている内容としては、2人の対照的な監督についてです。

五郎丸選手は、早稲田大学でラグビーをしていたのですが、在学中に2人の監督から指導を受けています。

1年~2年生の間は、清宮克幸監督で3年~4年生の間は、中竹竜二監督です。

清宮監督:現在トップリーグのヤマハ発動機ジュビロの監督

中竹監督:現在ラグビーU20日本代表監督

2人とも対照的な監督です。

清宮監督は、組織の先頭に立って突き進むタイプ(リーダーシップ型)

中竹監督は、組織の真ん中に位置しながら全体を動かしていく(フォロワーシップ型)

リーダーシップ型の組織は、リーダの圧倒的な指導力とカリスマ性で先頭に立って組織を引っ張っていく

フォロワーシップ型の組織は、リーダーの周りでサポートする人間がリーダーの意思をくみとり、組織を運営する

※フォロワーとは指示に従って成果を上げるだけでなく、自発的に意見を述べたりリーダーの誤りを修正することも期待される。そのためには、フォロワー自身の実力だけでなく、集団の目的に対する達成意欲や、リーダーとの信頼関係が必要となる。

リーダーシップ型の組織であると優れたリーダーが抜けた場合組織のバランスが崩れ、継続性が危ぶまれます。

それに対して、フォロワーシップ型の組織であれば一人のリーダーが抜けても周りのフォロワーが補完することで、組織が安定する。

ただし、個々のフォロワーが高い意識をもって運営に関わっていく必要があります。

これを名大社で考えると、山田社長は中竹監督のようなフォロワーシップ型の会社組織を目指していると思う。

会社を永続していく為にも、社員全員が独自の基準や価値判断で思考し、行動していかなければいけません。

そんな事を考えさせてくれた本でした…

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