こんにちは
オッサン奥井の戯言がやってきました。
またお付き合いを。
つい最近まで暑い暑いと言っていたかと思えば、いつの間にか
もう秋真っ只中。
今年も残り1月足らず。早いもんですね。
毎年、年取る度に、時が立つのが、早く感じられるように思われます。
そんな秋の三連休
物思いにふけって、みるのもいいですね。
(そんな高尚なことが僕には、なかなかできませんが・・・)
近所の小さい秋を探しに行ってきました。
満点星亭(どうだんていと読みます)
国登録有形文化財 建造物に指定されています。
(名鉄瀬戸線印場駅より徒歩10分ほどの地)
ここ「どうだん亭」では春にはドウダンツツジ、秋には紅葉が楽しめます。
春と秋の庭園の見ごろの時期に、一般無料公開されるのです。
今まで春に1回、秋1回拝観させていただいています。
春は春で、4月中旬頃どうだんつつじが満開のころは、それはそれはきれいの
一言以外なにも出てこないほどです。
どうだん亭の母屋は陶磁器輸出業を営んでいた浅井竹五郎氏の離れとして
昭和17年に建てられたものです。
もともとは岐阜県吉城郡坂下(現在の飛騨市)にあった享保8年(1723年)に建築の合掌造り民家を移築したもので、
太い梁や柱1本1本からも歴史の重みを感じられます。
現在では、尾張旭市に寄贈され、教育文化施設として活用されています。
座敷からの庭の眺めは格別です。
今年は少し残念ながら、赤の色が少し鮮やかでありませんでしたが、
緑と赤のコントラストで、日頃の忌々しい心が洗われるような時間を
過ごさせてもらいました。
これ、何のための石かわかりますか?
結界という言葉、今回知りました。
(今までお邪魔していて、気づきませんでした)
日本では箸を横向きに置くのも、結界の精神がこめられているのだそうです。
神聖な食べ物(神様の世界:大自然の世)と汚れた人間界との一線が結界で、
いただきますと言って感謝の意を唱え、結界を解くのだそうです。
また、
お気に入りの刈りものにも足を運び、
柿狩り(東谷山フルーツパーク)でも秋を実感。
また、
愛・地球博記念公園(モリコロパーク)でも秋に触れてきました。
日本庭園の色づく木々もまたきれい。
秋・・・
ふと、考えてしまいました。
樹々は春になって、芽吹き、若葉となり新緑の季節を迎える。
受粉し、実を付け、熟す。秋になって、葉は色づき枯葉となり、落葉となる。
落ち葉はいつしか土となり用土となる。
樹木は冬を越し、また春がやってくる。
また、一年が始まる。
一年、 時間を大切に精一杯生きなければ・・・
さて、自分は・・・
秋を感じる3日間でした。