こんにちは!名大社の梅原です★
今更ですが、みなさんあけましておめでとうございます!
年明け早々、名大社では、2週連続でイベントが続きまして、
全社員フル稼動で働いておりました!!
休みモードからお仕事モードへの切り替えで、いつもしんどい思いをしますが、
目が覚めるほど忙しいと逆に清々しい気分になりますね!
ありがたいことです!!(笑)
話はさかのぼりますが、年末休み中に、
糸井重里さんの著書、『ほぼ日刊イトイ新聞の本』を読みました。
実は、この本、年明けの若手勉強会の題材として選んだ一冊なのですが、
個人的に、しっくりハマったというか、自分が目指したいのはココだ!と
思えた本だったのでご紹介したいと思います。
ところで、みなさん、『ほぼ日刊イトイ新聞』ってご存知ですか?
糸井重里事務所が運営するWebメディアです。
http://www.1101.com/home.html
通称”ほぼ日”!
人々の「すぐそこにある幸せ」を伝える、というコンセプトで、
作られた糸井重里さんの自前のメディアであり、
1日に140万PV(PV:ウェブサイトの閲覧数)を叩き出すモンスターWebコンテンツサイトでもあります。
私自身そういったWeb制作に関わっていく機会もありますので、
なぜ、ほぼ日がそんなにPVを叩き出すことができるのか?
その理由が知りたい!と思ったのが、この本を読もうと思ったきっかけです。
内容的には、ほぼ日のWebサイト立ち上げ背景から
様々な試行錯誤、工夫を積み重ねた歴史などが糸井さんの言葉で
綴られており、単純に読み物として引き込まれるものでした。
やはり、更新性のあるWebコンテンツでお金をもらうとなると、
課題って結構多いと思うのです。
例えば、更新するネタがない、PV数が伸びない、収益が見込めないなどなど。
ほぼ日も過去そういった問題に直面したこともあったそう。
ただ、糸井さん自身が1つのこだわりを貫いたことで、
課題をクリアにできたんだと強く感じました。
そのこだわりというのが、
「制作がイニシアチブを握り、やりたいことをやる!」ということです。
これを初志貫徹したことが、ほぼ日の最大の功績なのではないかと自分的には思います。
とにかく読者との関係性を大切にして、制作側、読み手ともに
楽しめるものしかページに出さないというのが糸井さんが決めたルール。
例えば、ほぼ日のサイトには広告バナーはほとんど入っていないというのも特徴で、
こりたいことを貫くためにあえて広告収入を入れないことも方向性の1つ。
また、対談の企画などでは、話し手が実は今まで語ってこなかったけれど、
実際聞いてみたかったことなど、ちょっと他サイトとは逸脱したテーマを設定し、
話し手の興味をひくことで、ほぼ日のサイト自体のファンを増やすことに成功しています。
さらに、こうしたウィットな企画力が著名人などの目に止まり、取材に関して逆依頼が来ることも増えていったとか。
このようにして、制作が内容面でのイニシアチブをにぎることで様々な課題をクリアにしていったのだと思います。
糸井さんのアソビを取り入れながら自分が楽しく、そしてスマートに仕事をするスタンス、
これは自分的に目指したい部分だなと感じました。
『せっかくイニシアチブをにぎるなら、+α面白さを生み出そう!』
これを今年の自分のモットーにできたらいいなと思います。