キャリアコンサルタントの臼井です。
3月11日
日本人にとって忘れられない日ですね。
僕の妻は宮城県岩沼市出身ということもあり
仙台空港から車で20分程度であり、何度か行った事が
ある景色が波に飲み込まれる映像は衝撃でした。
幸いに妻の実家は被災しませんでしたが妻の母の
実家が津波の被害にあってしまいました。
家は流されましたが無事だったことが不幸中の幸いでした。
地震直後は、連絡がつながり無事が確認できたのですが
津波の被害が甚大であることが判明しだした夕方以降
連絡が取れなくなり、心配になった事が思い出されます。
そして5年前の3月11日もたしか金曜日だったと記憶しています。
当時僕は名大社の社員でなく、貿易会社勤務でした。
3月12日に休みを利用してキャリアカウンセラーとして
名大社の転職フェアでカウンセラーとして参加予定だった
からです。
3月12日はそのまま名大社の転職フェアへ参加し、カウンセリングを
行いました。
出展していた前々職の上司が前日に東京にいて大変だったという話を
聞いた記憶はあるが、
自分自身は身内が被災地にいるということで、やはりどこが動揺して
いたのか、あまりその日の記憶がありません。
無事であったとは言えやはり心配だったので
翌週には、車で宮城県岩沼市の妻の実家に水や食料を持って向いました。
福島あたりから、高速道路のガソリンは給油制限が設けられており
帰りのガソリンは大丈夫なのか不安になりながら走った事が思い出されます。
宮城県に入ると自衛隊の車が多く走行しており、ガラスが割れている
店舗もいくつか見かけました
何よりも、ガソリンスタンドに行列ができている光景を目の当たりにして
やはり非常事態なんだと感じました。
岩沼の実家につくと、被害はほとんどなく、電気も復旧しており、
表面的には普通に生活できているようで安心しました。
理由は高速道路を挟んで海側と、内陸側で被害の大きさは大きく違っていたとの
事でした。
当たり前に過ごしている日常が明日も普通に来ると思っていたが、
当たり前ではなく、非常にありがたいことなのだと感じたことを
あらためて思い出した。
風化は抗えないかもしれない
1年に1度は思い出す事しかできないかもしれない
しかし今回
今の普通の日常のありがたさを再認識し、感謝する気持ちを
持つことが大事であるとともに
1日、1日を大事にしながら、後ろ向きにならず、
前に向かって進むこと
惰性に流されるのではなく。意思や意図をもって
行動すること
3.11の事を思い出すことで
大事なことを再認識することが出来ました。
あれから5年がたち、僕は名大社に入社して2年目を終えようとしています。
そして今日、明日は5年前と同じ3月11日、12日で
転職フェアを開催し、その場に僕はいる。
これも運命というものでしょうか。
このシーズンは出会いと別れの季節でもありますが
転職フェアで運命的な出会いがあるかもしれません。
自らの意思や意図を持って行動することで
道が開くことがあります。
その一歩として転職フェアにご来場を頂くことで
一つのきかっけになるかもしれません。
ぜひご来場をお待ちしております。
第146回 転職フェア
日時:3月11日(金)、12日(土)
時間:11:00~17:00
場所:名古屋国際会議場
http://www.meidaisha.co.jp/tenshokufair/