高井です。今日はゴルフのことでも。
時々、人に「最近何かにハマっていますか?」と聞かれる。
ハマる?
つまり全てを忘れて夢中ってこと? それとも逃れたくても逃れられないことのことか。
「仕事です」と真顔で言っても、あんまり誰も信じてくれなさそうなので
読書とか、映画鑑賞とか、自分でも相手に答えられたらつまんないだろうな、って答えをすることが多い。
でも本当は自分は分かっている。(まあ、まわりも十分わかっているとは思うが‥)
特にこの3年ぐらい、ゴルフにハマっていることを。
前からやってはいたが、それはお付き合いの中で恥ずかしくない程度まで出来るようにしておきたい、
という気持ちでやっていた程度。
100切ったら嬉しいな!って感じで、毎回ゴルフ場に出てみんなと一喜一憂していた。
右に曲がる、ダフる、トップする、誰でも入りそうなショートパットを外す・・・
実際、ゴルフはほとんどうまくいかない減点のスポーツだ。だからゴルフには忍耐がいる。
けれどゴルフはとっても楽しい!
1日見ず知らずの同伴者といろいろと話すのも楽しいし、四季の変化が感じられるゴルフ場の美しい景色も素晴らしい。
非日常的な芝の人工的な空間も面白い。当然相手がいる中でゲームとしても楽しい。
しかし、たくさんあるゴルフの楽しみの中で、ある頃から、
とにかく良いショットを打ちたい!という思いが強くなってきた。
まあ、ゴルフをやるなら当たり前なのだが、良いスコアを作るよりもそんな欲求の方が強くなってきた。
あるべきイメージのスイングを目指し、その結果良い感触の打球音が響き、気持ちいいほどたくさん飛んで、自分の思っていた「ここしかない」で狙った場所にボールがいく。
その一打の一瞬の満足感は、スコアよりもコミュニケーションよりも何物にも代えがたい、しびれるような快感がある。
それは奇跡の一打だ。
僕の場合、練習はいつも夜。良いイメージを再現させるために、ひたすら練習場でボールを打つ。
打ちっぱなしで一人黙々とボールを打ち込み(真夜中なので少々ナルシスト的な気分に浸りながら)、
そしてゴルフスイングには合理的な理屈があると信じて、一球の再現性を追い求める。
一球ごとに、なぜこんな打球になるのだろうか?を考えながら。
まるでそれはPDCAを回すかのように。
結構こんな時間がゴルフで一番楽しいのかも、と最近は思っている。
先日早起きしてマスターズの最終日を見ながら、12番パー3での、あの世界トップのジョーダン・スピースのダフリをリアルタイムで観て http://news.golfdigest.co.jp/news/pga/article/62545/1/
ゴルフはなんと、奥深く、恐ろしく、人間臭く、そして面白いものだろうと再認識した。
(しかし、いつか松山英樹がメジャーで勝ってほしい!頑張れ!松山)
まあ、こんなことを書いたけど、そんなに上手くいかないし、世間的にはたいして上手くもないのであしからず。
でもゴルフのお誘いは絶賛募集中です。