どーも(^^)/

30歳にして再びその魅力に憑りつかれ、 サッカー少年ならぬ、サッカー中年として

20歳前後の若者たちと週末に汗を流しているニムラです。

(週明けは大抵全身の筋肉がカッチンコッチンです…)

 

先日もヨーロッパ主要リーグのNo.1クラブを決定する大会、

UEFAチャンピオンズリーグ

決勝戦に朝方テレビの前で熱狂しておりました!!

かく云う私、全く英語を喋れない状態で大学時代にロンドンへ貧乏旅行を敢行し、

生でチャンピオンズリーグを観戦してまいりました。

(当時、大ファンだったドログバ目当てにチェルシーの試合を観戦)

 

今年の決勝カードは、

史上最多優勝を狙うレジェンド・ジダン率いる白い巨人「レアル・マドリード」

×

クラブ史上初の栄冠を狙う闘将シメオネ率いる戦闘集団「アトレティコ・マドリード」

 

大方の予想を覆し、バルセロナやバイエルン・ミュンヘンを破って 決勝まで駆け上がってきた

アトレティコが優勢かとファンの間では騒がれてきました。

個人的にも、シメオネが創り上げた全員が戦う姿勢を前面に出すファイトスタイルが好きで

2年前の雪辱を果たして優勝してほしいと応援しておりました。が・・・・

 

勝利の女神が微笑んだのは、

11回目の優勝となるレアル・マドリード

 

最後は延長戦からPK戦に至り、 死力を尽くした戦いはクリロナの一撃で幕を閉じました。

 

一度PKのチャンスで外してしまったグリーズマンを、

雌雄を決する場面で敢えてトップバッターとして送り込んだシメオネのボスとしての器のデカさ。

スター集団のレアルが2回、3回と円陣を組んでベンチも選手も一体となって必死に戦う姿勢。

 

これだからサッカーは面白い。

 

敗戦後、エースのフェルナンド・トーレスがサポーターに向けて

WORLD超サッカーより http://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=241684

WORLD超サッカーより
http://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=241684

「我々は戻ってくる」

と力強く語っていたことが印象的でした。

 

 

さて、本日はこの場をお借りしてご報告させていただきたいことがございます。

(すでに知ってる方が多く、しつこいよ(-_-;)ってツッコミはご勘弁ください)

 

5月18日(水)に誕生いたしました。

DSC_0681

名前は、【悠太(はるた)】です。

大らかで器の大きい人に育ってもらいたいと願いを込めました。

2,598グラムと小さな体で生まれてきましたが、自分に似ずに大きく成長してくれると嬉しいです。

 

出産に立ち会えたのは名大社のみんなと、理解していただけたお客さまのおかげです。

実は5月18日(水)は『企業展』の真っ最中でした。

 

当日の朝、出勤しようとする自分に奥さんが

「ひょっとしたら今日来るかも・・・」

なんて予言めいたことを。

気になってソワソワしながら過ごす1日が始まりました。

 

予言は的中。

昼頃にケータイがピピピ。

予兆が確信に変わり、奥さんがお義母さんの付き添いで病院に直行。そして即入院。

「何時とは言えないけど、遅くとも夕方には出てくるかも…」

いよいよ来たか。(ドキドキ)

「こんな日に出てくるとは、やっぱり名大社ベイビーだな(‘ω’)」

…なんて事を考える余裕はありません。

 

初めての出産。

出来るなら奥さんの希望通り、傍で立ち会ってやりたい。

 

その想いを名大社メンバーや上司に伝えると、

自分たちに任せて行ってこい

背中を押してくれました。

特に、オゼキが自身の担当企業に挨拶して回ってくれたようで力強いサポートをしてくれていました。

翌日、「昨日手伝ってくれた兄ちゃんがすっごい頑張ってくれたよ」とお客さまから嬉しいお言葉。

本当にありがとう。

自分の抜けた穴をみんなで埋めてくれたこと、本当にありがとうございました。

背中を押してくれたのは、名大社メンバーだけではありません。

費用をかけてイベント出展しているお客さまにも理解をいただけたことが本当に胸に沁みました。

本当にありがとうございました。

 

病院に着くと、予想以上に苦しむ奥さん(ノД`)

腰のあたりを擦ることしかできない自分が歯痒い…

何時間かその状態が続くと、奥さんの痛みがいよいよピークに。

助産師さん達に連れていかれます。

「旦那さんは呼ぶまで部屋でお待ちください。」

「…はい。」

ぽつーーーん(..)

何分経ったのか、何時間経ったのか。

この待ち時間が永遠に感じました。

 

「コンコン。」

いよいよ、呼ばれるか!!

期待して扉を開けると、

「夕食でーす。」

配膳のおばちゃんが病室に食事を運び込みます。

「・・・」

誰もいない病室に 待ちぼうけの男と、意外にも豪華な病院食。

「・・・」

「・・・・」

「・・・・・(´ρ`)」

昼も食べていなかった男は、罪悪感と戦いながら目の前の病院食にむしゃぶりつきました。

こんな状況なのに、お腹は空くんだな…

結局、完食。

長期戦に備えるためだ! と自分に言い聞かせるように箸が進みました。

(卑しい男だな俺は…)

 

その直後、 「コンコン。」

「旦那さん、いよいよですので分娩台までお越しください」

突然、その時はやってきました。

ヘアーキャップをかぶり、割ぽう着を身につけて分娩室へ。

部屋に近づくなり、何とも形容しがたい叫び?雄叫び?のような声が響き渡っています。

一気に、緊張が走ります。

助産師さんに案内され中に入ると、 カーテンで仕切られた分娩台が2台。

どうやら、雄叫びはお隣さんからのようでした(*_*;

奥さんはと言えば、痛そうな表情はしているものの、

「鼻からスイカ」ほどのインパクトではありません。

それでも奥さんの波に合わせて、助産師さんが「力んで!!!!」と叫びます。

こちらの息が止まるほど、自身も力が入ってしまうのです。

何ターンかやり過ごし、「次で出すよ!!」と場の空気が一気に引き締まった直後。

とうとう、頭のようなものが、自身にもハッキリと確認できました。

それから間髪を入れず、一気に。

 

「おめでとうございます!!!元気な男の子だね!!!」

そこには、ちっちゃな人形のような人間が確かにありました。

 

呆気にとられ、状況を理解するのに少し時間がかかりました。

助産師さんからすぐに母親の心音を聞かせるためにと 奥さんの胸に抱かせます。

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その光景を見ながら、徐々に徐々に現実味が増してきました。

助産師さん計らいで、自身も生まれたてのチビ助を抱くことに。

(この時、どんな感情からなのか震えが止まらなかったです)

 

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こうして初めての出産・立ち合いが無事に終わりました。

すっごい疲れましたが、疲れたとは絶対に奥さんには言えません。

これからは1人の親として生きていくことになります。

子どもは親を選べない。

だからこそ責任を持って育てなければ。

 

長々と自分語りにお付き合いをいただきありがとうございます。

最後に、これを読む誰かに届けばと思います。

僕たちの出産は決して簡単に行ったものではありません。

結婚後、なかなか子宝を授かることが出来ず、2年近く治療も続けてきました。

その中で奥さんは仕事をしながら通院してくれ、

気持ちが落ち込むこともありましたが、 精一杯やってくれました。

病院も途中で代えてみたり、治療法を変えてみたりと様々なことにチャレンジしてきました。

アクシデントで長期の入院も2度経験しています。

自身も経験者からのアドバイスから3回ほど検査をしています。

結果論かもしれませんが、僕たちは治療のステップアップを選択したことに後悔はありません。

不安はありましたが、先の見えない不安から、光が見えることで気持ちが立ち直ったように思います。

いまの苦労が必ず報われるとは言えないですが、 少なくとも前に前に進んでいることは事実です。

その日が来ることを信じて進んでいってほしいと思います。

頑張らずに、頑張りすぎずに。